フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月5日(日) 曇り

2020-04-06 13:55:03 | Weblog

9時半、起床。

私は起きてすぐに朝食をとる習慣がない。あれこれしながら、「お腹すいたな」と感じたら食べる。だから早くても起床後1時間、普通は1時間半ほどしてから朝食となる。今日は11時過ぎに朝食で、これは朝食兼昼食(ブランチ)と呼ぶべきものである。この後、夕食まで食事はとらないつもりなので、いつもよりおかずの多い食卓。トースト、ハム&エッグ、カレー、サラダ、牛乳、紅茶。トーストは追加でもう一枚。

食事をしながらNHKの将棋番組(トーナメント1回戦の一局)を見ていたら、番組終了まで30分もある時点で、勝負がついてしまった。これは感想戦で時間をもたすのが大変である(私は最後まで観なかった)。ベテラン棋士と若手棋士の対局だったが、投了したのは若手棋士だった。テレビ対局という晴れ舞台で、気負ってしまったのかもしれない。悔いの残る一局だろう。

今日は午後4から現代人間論系の同僚の先生方とZoomを使った試し会議が行われた。今週の水曜日にZoomを使っての正式な会議があるのだが、Zoom初心者が多いので本番の前に予行をやっておこうというわけだ。ほぼ全員が参加した。新任の清水由紀先生(発達心理学)も参加され、映像を通しての初対面のご挨拶となった。Zoom会議は私も初めて、操作に戸惑う点もあったが(発言したいときは「手を挙げる」そうなので、実際に画面上で手を挙げたら、そうではなくて「手を挙げる」という機能を使うのだそうだ)、その都度、他の先生からアドバイスをいただき、なんとか初級程度の理解はできた。

Zoom会議用にマイク付のレシーバーを購入したが、パソコンに内蔵されているスピーカーとマイクで十分に用は足りたようである(マイクについては音質に多少違いがあるようだが)。

試し会議の話題の多くはインターネットを使った授業のやり方についてであった。授業と一口に言っても、数百人の受講生のいる講義から、数人の大学院の演習まで、規模も内容もさまざまである。それぞれに相応しい(教員の負担も考えつつ)やり方を考え、準備に入らなくてはならない。私には放送大学でのテレビとラジオを使った授業の経験があるが、準備期間は1年間あり(放送授業の収録と教材の執筆)、放送授業の制作にあたっては専門のスタッフ(NHKからの出向)と専用のスタジオがあった。しかし、今回は(初回の授業までの)準備期間は1ヶ月、基本的に自宅で自分一人で作業をしなくてはならない。教員同士の情報交換、相談ーアドバイスは非常に大切なものになっていくだろう。この場合、われわれ専任教員同士の場合はそれが比較的容易と思うが、非常勤の先生方が孤立するようなことにならないように配慮する必要がある。

夕食は「マーボ屋」でテイクアウト。受け取りに行くと、店内に客は一人もいなかった。ランチタイムはそれなりに客が入っているようだが、夜はさっぱりだそうだ。普段は明るい店長もシェフも今日はいつになく表情が曇っていた。ランチとは違って、夜に来る客はアルコールを注文する場合が多く、それはお店にとっては大きな利益を生んでいるわけで、それがなくなるというのはかなりの痛手である。単純にお弁当やテイクアウトにシフトすればいいという話ではない。

「マーボ屋」の向かいのスナック「愛」の入口ドアには「4月30日まで休業」の貼紙が出ていた。「5月1日より通常営業」とのことだが、はたしてどうなるか。

ランチタイムの「マーボ屋」のフロアーを手伝っている方がご主人の居酒屋「よねちゃん」は営業をしているが、お客がいるのかどうかは外からはわからない。

「マーボ屋」からテイクアウトしてきた料理で夕食。

海老のサクサクフリッター。

酢豚(いつもの黒酢ではなくトマトを使った甘酢で)。

四川風マーボ豆腐(「マーボ屋の看板メニュー)。今日はこれを注文したので、酢豚は黒酢にしなかった。

深夜、近所の専門学校のキャンパスの周りをウォーキング&ジョギング(4キロほど)。授業のやり方について考えながらだったので、何周回ったのか途中で分からなくなり、いつもより多めに回った気がする。今日は一日二食で、運動もしっかりしているから、体重の減量スケジュールは予定通り進んでいる。

2時、就寝。