フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月26日(日) 晴れのち曇り

2020-04-27 12:53:23 | Weblog

8時45分、起床。

トースト、ソーセージ&ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

演習「現代人と社交」(受講生35名)の初回の課題は「自己紹介」。ムードルの「フォーラム」(BBS)機能を使って行うが、その設定をする。多くの演習でも自己紹介はすると思うが、ここでは「自己紹介」を演習のテーマである「社交」の入口と位置付けているので、意識して時間をかけて行ってきた。書き込まれた全員の「自己紹介」に目を通した上で、二回目の授業では「コラボレイト」ないしZoomを使ってリアルタイムの「顔合わせ」をしようと思う。なお、リアルタイムの双方向授業の回は所定の曜日・時限で行う(そうしないと学生が他の授業とバッティングしてしまから)。演習「現代人と社交」については火曜日の5限(16:30-18:00)である。初回は5月12日(~18日)。

昼食は、ごはん+鮭フレーク+きざみ海苔。鮭のおにぎりを分解したようなごはん。

午後3時から卒業生のミサさん(論系ゼミ3期生)とオンラインカフェ。前回、カフェ(リアル)をしたのは1月で、そのときは「次は彼も交えて春カフェを」と約束していたのだ、あの時点ではこんなコロナ的日常を予想だにしていなかった。

彼女が手元に用意したドリンクは「BOSS」のレモンティー。へぇ、缶コーヒー以外にそういうものもあるんだ。

彼女も在宅勤務となって一ヶ月が経過した。当初は戸惑ったが、いまは新しい習慣にもだいぶ慣れてきた。心掛けていることは、私生活と職場が同じ場所になったので、自分の時間と仕事(会社員として)の時間が混じらないように、仕事のメインツールであるパソコン(会社からの貸与パソコン)を勤務時間以外のときは目に見えない場所に収納しておくこと。そして、朝起きて、仕事の時間になったらパソコンを取り出してスイッチを入れる(さあ、仕事の時間だ)。

考えてみると、自宅から職場に向かう時間(通勤時間)というものが、本を読んだり、音楽を聴いたり、スマホをいじったり、会議の資料に目を通したりと、私生活から職業生活にスイッチを切り替える移行時間になっていたわけだ。その緩衝材的時間(と空間)がなくなったことは、サラリーマンにとって大きな変化だろう。でも、人間は(サラリーマンに限らず)環境の変化への適応力はなんだかんだいいながら高く、どうにかやっていけるものである。ただし、新しい環境への変化は、それがたとえいい環境の場合でも、再適応ストレスというものが伴うので(結婚や子どもの誕生もストレスを伴うのだ)、ストレスを緩和・解消するめのノウハウは各自が身に付けていなくてはならない。

上の写真はオンラインカフェを終えてから彼女が自撮りして送ってきてくれたもの。ずいぶん髪が伸びた印象があるが、これでもちょっと前に10センチほどカットしたそうである。この後、彼女は買い物がてらの散歩にでかけた。

今日のオンラインカフェは2時間半に及んだ。これまでの最長である。リアルなカフェだったら、絶対にドリンクの追加オーダーが必要だ。リアルカフェの場合は「じゃあ、場所を変えて次のカフェに行こうか」とカフェの梯子ができるわけだが、オンラインカフェの場合はそれができないので(私の場合は部屋を移動することはできるが、ワンルームの彼女にはそれができない)、おしゃべりに熱が入ると長時間の滞在になるわけだ。それでも半日かかり(!)のことが多かったリアルなカフェ巡りに比べれば、トータルでの時間はずっと短い。

曇りがちの夕方となった。

夕食の前に私も買物がてらの散歩に出る。

「ケンタッキーFC」で夕食のおかずを調達。

なぜか注文のとき「(フライドチキン)4つ」ではなく、「フォーピーシーズ」と英語になってしまった。街の風景がガラリと変わって、異郷の地にいるような錯覚をしたのかもしれない。

家に戻る途中、「まいばすけっと」でお菓子を購入。

夕食は、ベーコンとマイタケと甘唐辛子の炒め物、玉ねぎと油揚げの味噌汁、ごはん。

甘唐辛子は辛みが弱いというだけで決して甘いわけでない。

デザートはマンダリンオレンジ。

近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。前半はウォーキングの妻と一緒に。

風呂を浴び、就寝までの時間に、5月3日のオンライン句会のための句作り。案外、すぐに3句ができた(兼題句1、自由句2)。投句の締め切りは29日だが、それまで寝かせておかないで、主宰の紀本さんにメールで送る。

最近はメールでの審議や相談の機会が増えたので、出来るだけその場で返信をして溜めておかないように心がけているのだが、投句についてもその癖が出たのかもしれない。あれこれ考えての句作と即興的な句作、私の場合、それほど作品の質に違いがないよう思われる。もともと俳句というのは即興的なものだったのではないかしら。

2時半、就寝。