フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月23日(木) 晴れのち曇り、一時雨

2020-04-24 03:44:15 | Weblog

8時45分、起床。

朝飯前の一仕事をしながら聴いているTOKYO FMの「ブルーオーシャン」のパーソナリティーである住吉美紀さんがコロナに感染したと昨日発表された。体調不良で月曜日から吉田朋世さんがピンチヒッターを務めていたが、ただの体調不良ではなかったのだ。一日も早いご回復をお祈りします。

トースト、ベーコン&ハムステーキ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

3月に次男(奏真君)を出産された卒業生のエミさん(論系ゼミ2期生)から母子ツーショットが送られてきた。一昨日のブログにゼミ同期のミサさん親子のツーショットが載ったのに刺激されたのかもしれない(笑)。

命名紙と一緒のこの写真は少し前に撮ったものだろう。長男(一真君)とよく似ているそうだが、母親似、父親似のどちらなのかはわからないそうである(笑)。兄弟そろってたくましく育ってほしい。

昼食はコンビニおにぎり(鮭と梅)。

2時から卒業生のセツカさん(論系ゼミ6期生)とオンラインカフェ。彼女は新聞記者をしているが、同じく新聞記者をしている旦那さんと3月から金沢に転勤となった。今日は彼女は非番で、彼は社の方に出ているが。少ししたら戻ってくるそうだ。手元には紅茶とお手製の焼き林檎を置いている。お裾分けしていただけないのがオンラインカフェの辛いところである。

オンラインカフェの時間は2時間15分に及んだ。普通のカフェなら追加オーダーをしないと居づらくなるくらいの時間だろう。1時間半くらい経過した時点で旦那さんが帰宅し、私とオンラインで初対面の挨拶を交わした。もっとも私は二人が結婚する前から彼女を通して彼のことは知っていた。「味わいのある文章を書く人」だと聞いている。そのことを私が言うと、「先生、よく覚えてますね」と彼女が笑った。

「お薦めの本はありませんか?」と最後に彼女が私に尋ねた。彼女は社会学関連の本を期待していたようだが、私はジャーナリストで文筆家でもある沢木耕太郎の仕事に触れてみることを勧めた(彼女は沢木の本を読んだことがないそうなので)。とりあえずインタビューものから始めたらいかがでしょう。

上の写真はオンラインカフェが終わってから、旦那さんに撮ってもらったもの。おしゃべりに夢中で焼き林檎はだいぶ残っているようである。この後、二人で食べたのだろう。「今日は長い時間ありがとうございました! 食事と睡眠以外でリフレッシュできてよかったです(笑)」とのこと。こちらこそありがとう。第二弾も楽しみにしています。

散歩に出る。

深夜、ウォーキング&ジョギングしている道を歩く。

「ルージュ・ブランシェ」に寄る。お店の女性から「大久保先生ですよね」と声を掛けられる。私のブログをご覧になっているそうだ。彼女のおばさんにあたられる方に、私は小学生の頃、書道を習っていた。先生は近所のお住まいで、80代半ばのいまも現役の書道の先生をされていて、「大久保君のことは覚えている」そうだ。

苺のモンブランとマドレーヌとフィナンシェを購入。こういうお店が営業してくださっていることがありがたい。食料品の中ではケーキは不急なものであろう。しかし不要なものでない。長期戦が予想される状況で、気持ちの余裕はとても大切なものである。

いつもの薬局を経由して、「プリミエールカフェ」に顔を出す。

マスターは近所にコピーを取りに行っていて不在だったが、奥様と言葉を交わす。ちょうどTVでは岡江久美子さんがコロナで亡くなったニュースが流れていた。われわれとは同世代で、NHKの『連想ゲーム』のレギュラーであった頃からよく知っている。乳がんの手術の後で、免疫力が低下していたのが災いしたらしい。お気の毒なことである。これからがんの手術を受ける方を含めて、そういうリスキーな状況に身を置いている方はたくさんいるに違いない。

帰宅すると、ちょうど宅配便の方が玄関のところに立っていた。アマゾンに注文した本が届いたのだ。

 カレン・カプラン『移動の時代ー旅からディアスポラへ』(未来社)

移動の時代に突如訪れた移動の自粛・禁止の状況。近代にとって移動がいかに重要なもの、本質的なものであるかを、反対側からわれわれはいま理解しようとしているのである。

夕食は鶏の照り焼き丼、サラダ、味噌汁。

食後、近所をウォーキングする妻に少し付き合う。

深夜、「いろは句会」主宰の紀本さんと電話で5月の句会のやり方について相談する。

3時45分、就寝。さすがに夜更かしが過ぎるだろう。