9時、起床。卵焼き、トースト、紅茶の朝食。10時半に予約してある歯科医院へ。親不知の抜いた痕の抜糸をし、洗浄と消毒。抜歯以来、そのあたりは歯ブラシをあてるのを避けていたが、もう構いませんよとのこと。明後日、また洗浄と消毒に来る。
今日は寒い。午後になって小雨も降ってきた。ひさしぶりでジムに行こうかという気持ちがいっぺんに萎える。昼食も冷蔵庫の中のものですませる。辛子明太子、近所の寿司屋さんからいただいた鮪のカマの肉で作ったふりかけ、ご飯、汁代わりのミニカップうどん。
録画しておいた『NHKスペシャル 無縁社会』を観る。これは近年のNHKスペシャルの中でも出色の出来である。誰にも気づかれずに死んで(自殺・病死)遺体の引き取り手のないケースが去年1年間で全国で3万2千もあるという。血縁・地縁・社縁から切り離された人々の孤独な死だ。番組ではいくつかのケースを関係者の証言をもとに検証していく。よく取材に応じてくれたものだと思う。2日の深夜(3日の0:45)に再放送が予定されている。現代人間論系の学生必見ですぞ。
夜、『コード・ブルー』第4話を観る。今回のシリーズは前回よりも話が重めである。救命救急で救えた命と救えなかった命が半々ぐらいである。「救った命のことは忘れていい。救えなかった命のことは忘れるな。」前回のシリーズに出ていた黒田医師(柳葉敏郎)の言葉だ。救えなかった命に打ちのめされる医師たち。群像劇なので深刻さが適度に分散されるため観ていて息苦しくはないのが救いである。今夜の話はとくによかった。書斎で一人で(小雀を掌に乗せて)観ていたのだが、途中で娘が「雪が降ってきましたよ」と言いに来て、そのままドラマを最後まで観ていった。