OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

バカにも出来ること、ないでしょうか・・・

2022-04-18 14:43:34 | Weblog
NHKBSプレミアムで数学系の番組が続けて放送されていました。「リーマン予想」と「ポワンカレ予想」に関する番組は以前に見た気がするれど、「abc予想」に関する番組は初見のような・・・いやいや、まるで理解できない分野なので、何度見ても初見のような気がするのかもしれないけど・・・とにかく、数学に関する番組を続けてみていて、「やっぱり好きだわ!!まったく理解できないけど好きだわ、数学!!」と再確認したのでした。これまでに何度も言ってきたことですが、まったく理解できないものを面白いと感じるのって不思議なんですが、でも面白いんですよね、好きなんですよね・・・

とね、面白いと感じたら、好きだと思ったら、やっぱり、なにか関わりたくなるじゃないですか・・・でしょ。でも、無理ですよね。何をどうしたって無理ですよね。だって・・・馬鹿ですもん、わたし・・・うぅぅぅぅ(涙)。でも、何か・・・何か・・・どうにか・・・ねぇ~、なんとかなりませんかね(^^;。

数学って、他の学問と比べて何か異質ですよね。他の学問って、現実の世界にある何かしらを対象にしていて、それを観察して、それが何ものかを見極める的な作業をしている気がするんですが・・・数学っていうのは、それらの学問の為に人間が作った道具ですよね。あえて言うなら"道具に過ぎない"。

けど、その道具がスゴイ・・・万能だという意味でも凄いけど、美しさにおいても・・・なんだろう、この不思議な美しさは・・・何の美しさだ?色彩じゃない、造形じゃない・・・いったいなんだ、この美しさの正体は・・・

って、ムチャクチャ魅力的で、猛烈に惹かれるのに、まったく近づけない、少しも関われない・・・それは、わたしがバカだから・・・(涙)。

人間、それぞれ長所や特技があって、ダメなところもあればイイところもあるわけで・・・数学に関してバカなら、別の分野で頑張ればイイ、楽しめば好い、役に立てばいい、とは分かっているのだけど・・・「でもでもでもでも数学がいいのぉ~!」って、駄々っ子のわたしが泣いています(^^;。

何か方法はないですかね。フェラーリが買えないなら、フェラーリのミニカーで遊ぶ的なことでも・・・違うか(^^;。

でも、ところで、わたしは数学の何に惹かれているんだろう・・・数学者の生きざまだろうか、数学という道具を使って世界の真理に近づきたいと思っているのか、ゲームのように挑戦して難問をクリアしていく面白さを味わいたいのか・・・。生き様なら別に数学に頼らなくてもいいでしょ。難問をクリアして楽しむなら、それこそほんとゲームでもいい。やっぱり、真理に近づきたいってやつなんだろうか・・・だから、大学での専攻が組織神学だったりするわけで・・・若い頃から、そういう志向は顕著だったしね・・・それを文系でなく、理系でやってみたい・・・でも、頭脳がついてこない・・・肌に合っている文系ででも難しいのに、まったく得意じゃない理系でなんて・・・ねぇ~・・・

で、ふと思い出すのは、大学を卒業してから、大学の専攻ゼミの指導教授が自宅で開いてらした読書会に参加させてもらうようになったときのこと。参加されていた神学や哲学の先生のおっしゃることは非常によく分かるのだけど、生物学の先生の意見がすごく面白いと感じたのですよ。きっと、その時、自分には理系の視点も必要だって感じたのかもしれません・・・

観察して観察して、調べて調べて、考えて考えて、そこに見えたものをどう表現するか・・・同じものを見ても、文学者と数学者では表現が違う・・・数学者的表現・・・その前の、数学者的アプローチ・・・ん~・・・

やっぱり、身の程は弁えないとダメなのかな・・・足るを知るべきなのかな・・・諦めないと、ただ自分が惨めなだけなのかな・・・

何言ってんだかね・・・わたし(^^;。

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