OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

純文学の香り(^^;

2009-10-16 14:09:43 | Weblog
最近、藍那の読書傾向の嗜好幅が広がってきたようなので、そろそろ「高橋たか子」さんを薦めてみようかなと企んでいます。

藍那は、親が言うのもなんですが、そこそこの読書家だと思います。けれど、わたしなどとは違って、他人の奨めを比較的素直に受け入れる柔軟さを持ち合わせています。でも、だからといって、まだ時ではないものを薦めては、いくら素直な感性の持ち主とはいえ、拒否が生まれてしまうこともあり得るでしょう。そんなことになってしまったら、それはとても残念なことでありますので、「高橋たか子」さんを藍那にぷつけるのにあたっては、慎重に様子見をしていたのですが、そろそろ好い頃合いなのではないかと思い始めているのです。

で、まず何を薦めればいいかなと、書庫にある「高橋たか子」さんの作品を全て引っ張りだしてきたのですが・・・おお~、臭い!! なんともはや、古本臭い!!(爆)

でもって、箱には「純文学書き下ろし」とか書いてある。そっかぁ~、高橋たか子さんは、純文学の作家さんだったんだ・・・ということは、わたし、純文学も読んでいたんだ。今後は、威張って「純文学も嗜んでいました」と言う事にしよう(笑)。でも、その「純文学」の文字と、古本の匂いが、ストーレートにリンクして、「純文学の香りってこれなのね」と、妙に得心してしまった、わたしくなのでありました。

で、藍那には、とりあえず、短編がたくさん入っている『骨の城』あたりから薦めてみようかと思っています。けど、藍那、この臭い、大丈夫かな。買いなおさないと、駄目かな(^^;。

と、今日の話題は、これだけなので、ちょいとオマケを。

あの・・・前にも話したことがあるかもしれませんが・・・「わたしって○○だから」って言う人、ほとんどの場合、わたしの目からみたら○○じゃないんですよね。

よくあるのは、女性の「わたし、男みたいだから」で・・・こういう女性のほとんどは、わたしの目からみれば、かなり女性らしい人であったりします(^^;。

それから「人間が好だから」って言う人。これを言う人の場合は、ほとんどってことはないんですが・・・でも、まあまあの確立で「いや~、とうてい、そうとは思えませんが」って言いたくなるんですよね、残念ながら。これに「人の気持ちを考えすぎて損をする」なんて台詞が続くと、かなりの確立で「そうかなぁ~」ポイントが増えます。だって、そもそも「損」って発想が、人間好きにそぐわないでしょ(爆)。

まっ、その他にも、いろいろあるんですが・・・そうそう、「わたし、よく、人に○○だって言われるんですよね」ってのにも、疑問符がつくこと、多いですよね。でも、そう言われると、思ってもいないくせに「そうですね、□□さんは、○○なところがありますよね」なんて、相手の気持ちに合わせてリップサービスをしてしまうので、ますます、その□□さんの思いを強化しまうんですけどね(^^;。

ちなみに、わたしがよく「人の性格をズバリと言い当てる」と言われるのは・・・その人の本当を言い当てているのではなく、相手が言って欲しそうにしていることを言って差し上げているからだったりします。そういう意味でも、わたしが人に言われていることは、間違っているわけですけどね(爆)。

けど・・・どうなんでしょうね・・・本人が言っていることと、さして付き合いが深くも無い他人が思っていること、どちらがより本質に近いんでしょうね。やっぱり、ご本人が言ってらっしゃることの方が、正しいと思った方が妥当ですかね。そうは言っても、自分が感じたことを否定するって、なかなか出来ないので、勝手な思い込みは止まらないんですが・・・ね(^^;。