OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

トライアングルが掻き立てる想像の世界

2008-10-07 20:15:12 | Weblog
わたしの住まいする辺りでは、鷺は決して珍しい鳥ではなく、田んぼのソコココで見かける、お馴染みさんであります。ただ、川向こうの竹薮にいつも止まっている三羽の鷺、彼らに対しては、なんとなく特別な興味をそそられ、気がつけば見るともなく彼らを見てしまっているワタクシが居るのであります。きっと、三羽という安定しそうで安定しないトライアングルが、見えないドラマを想像させるんでしょうね。

そして今日も、いつものように、何気なく彼らの居場所に目をやったらば・・・なぜか、鷺君、一羽しか居ません。気になって、今日一日、何度も何度も、見てみたのですが、いつも一羽でした。ふむ・・・いったい、どうしたんでしょうか。ドラマティックなのは大好きですが・・・悲しいドラマは好きくありません。明日には、三羽揃った姿を見せて欲しい・・・頼むよ、鷺君たちっ!でないと、わたし、落ち着いて仕事が出来ません(^^;。

ところで、今度は、一般的な鷺という鳥についての話です。少し前のことですが、裕太が「鷺は好きじゃない」と言ったんです。「どうして?」と理由を聞いたら、「何となく」としか答えません。問い詰めるほどの話題ではないので、鷺についての私たちの会話は、それで終了しました。でも、いったい、彼がなぜ鷺が気に入らないのか、妙に気になってしまい・・・いろいろと、その理由を考えてみました。で、思ったのですが・・・もし、姿形に原因があるのだとしたら、それは、鷺の曲がった首のせいじゃないかと思うのであります。というのも、鷺に似ている鶴が、その姿を愛でられるのは、きっと、鷺などに比べて、その首がスッと美しく伸びているからじゃないかと思うからです。つまり、姿勢の良さが好感を、その反対が悪いイメージを作り出しているのではないかと、そう推測したのであります。

姿勢の良さは、潔さだったり、清々しさだったり、品格だったり・・・毅然とした美しさを感じさせるでしょ。そう、人間の場合だって、姿勢は、その人のイメージに大きな影響を与えます。

けど・・・じゃあ、鶴が鷺に比べて、潔い性格をもった鳥なのかというと・・・どうなんでしょうねぇ。あまり、そうとも思えませんよね。となると、人間だって、姿勢がいいから、毅然と生きてる人だとは、言えないかもしれませんね。

内面は、確かに外見に影響を及ぼすんですが・・・思ったほどストレートに反映されない場合も多々あり・・・相変わらず、心と体の関係は難しいと、そんなことも思ったのでありました(^^;。