ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

生ハム

2020-12-09 12:59:00 | 健康・病気・薬・食事
少し守秘義務にひっかかりそうなので、今回は少々フェイク入っていますのでご了承のほどを。

口コミの威力は凄いものだ。以前に来日されたイタリア人の方を古本屋に案内したことがある。その際に、昼食にサイゼリアを案内したところ、大変に気に入ってくれた。

もっともリップサービスもあると思っていたので、その時は話半分に聞いていた。多分、値段の安さに喜んだのだろうと思う。私の知る限り、ヨーロッパでの外食は高くつく。

ただ、その方はサイゼリアの料理の味もけっこう気に入ったらしい。そのことは知人から聞いていた。イタリア北部の方だから伝統料理が豊富であり、かつイタリア人は味に頑固だと思っていたので、やっぱりお世辞だろうと思っていた。

どうやら私の認識は甘かったらしい。

最近、知人に聞いたところではあの方、SNSにサイゼリアのことをアップしてかの地ではけっこう話題になっているらしい。ちなみに日本でサイゼリアを訪れたイタリア人はけっこう居るらしく、あちらであれが美味い、あれはダメだと賑やかに盛り上がっているそうだ。

私はイタリア語はさっぱりなので、知人に訊ねてみたら、意外な話が聞けた。

イタリア人の間でサイゼリアのメニューで一番人気は、なんとプロシュート(生ハム)であり、二番手がワインだった。日本では一番人気のミラノ風ドリアは、ミラノ在住者からダメだしが出たせいか、三番人気であったらしい。

かの地では、なぜにあのレベルの生ハムがあの値段なのかと議論されているらしい。またワインも意外っていえば意外な回答。だって一杯100円(税抜)のグラスワインですから。

少し気になってあれこれ調べてみたら、サイゼリアではイタリア現地に直接買い付けに行って生ハムやワインを仕入れているようです。また店舗によっては、裏メニューが用意してあり、とっておきのワインを提供されることもあるとか。

いやはや、サイゼリア恐るべし。

ちなみに私はサイゼに行くと、大概パスタかミラノ風ドリアをメインに、エスカルゴかムール貝を頼むことが多いです。でも先日行った時は、夜だったのでグラスワインとプロシュートも頼んでみました。

ウン、悪くない味ですよ(偉っそうに・・・)。現在日本に約1千店舗のサイゼですが、今年はコロナ不況で経営的には厳しいはず。他のファミレスではスカイラークが大量閉店の話も出てます。

安くて美味しい店には是非とも生き残って欲しいもの。自宅や職場近辺にサイゼはないのですが、機会があったら積極的に食べに行きたいですね。
コメント (2)
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