ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

2017-07-05 11:53:00 | 映画

期待し過ぎると裏切られるでしょうけど、軽い気持ちで観れば、十分楽しめます。

ジャック・スパローの海賊譚も、これで5作目。さすがにネタが尽きてきたのか、過去をほじくり、未来へつなげようとの意図がみえみえなのが正直不愉快。

意図していなかったシリーズものの宿命なのだろうけど、どうしても過去のヒット作と比べてしまう。だから、どうしても物足りなさを感じてしまったのは確か。

でも、映画館で観ている時は、笑ったり、驚いたりしながら、けっこう楽しんでいたのも事実です。過去の大ヒット作と比較さえしなければ、十分楽しい作品なんですよ。

何故だろうと思うと、やはり登場人物が増えすぎたからではないかと思うのです。今回は、ウィルとエリザベスの子供が登場しますし、他にも関係者の類縁が登場します。

これは、これで楽しいのでしょうけど、増えた分、物語が小さくまとまってしまう印象が否めません。その代りに、過去にジャックに唐ウれた悲運の海賊幽霊が登場しますが、必然性に欠けるのが難点。

まァ、いろいろケチを付けられるのも、何度も過去の作品を観ているからでしょうし、期待が大き過ぎたのかもしれません。でも、あのサブタイトル「最後の海賊」は上手くない。

やはり、原題の「死人に口なし」のほうがイイと思いますよ。

コメント (2)
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