のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

カサ忘れても弁当忘れるな?

2013-02-09 | のと鉄道

【31行路 非番】

北陸地方の天気の格言に「弁当忘れてもカサ忘れるな」というのがあります。

それくらい雨が多い所だ・・・という意味があるようです。

列車内の忘れ物はカサが一番多いのはどこも同じようですが、弁当忘れるというのはごくごくまれにあります。

それが今朝の列車にありました。

122Dで終着の七尾に着いて、エンド交換して移動している時に、弁当が入っていると思われる袋を発見

通常、車内の忘れ物は穴水駅で保管するため、カサなど外観から見てはっきりわかるものはそのまま折り返しの列車で持ち帰りますが、カバンやバック・袋など、とくに明らかに学生の物と思われるのは場合によっては中身を確認する時があります。

そして中身によっては、七尾指令で一時保管します。

体操服・作業着・弁当などは、学生が忘れたのに気がついて駅まで取りに来る場合がありますからね。

穴水まで持ち帰ったらそのあと、いろいろ支障ありますから・・・・・

今日も中身を確認したら大事な大事な弁当だったので、指令長に渡して発車

幸いにも、忘れた弁当は学生が取りにきたそうで、無事学生の手に渡しましたと、帰りの123Dで七尾指令からの無線情報連絡で知らされました。

弁当食べれなかった・・・って事にならなくてよかったですね。

だから今日はいつもの逆

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「カサ忘れても弁当忘れるな」が格言となった一日でした。