今日はわが母校「石川県立珠洲実業高校」の閉校式でした。
能登線全線開通の前の年、昭和38年に開校してたくさんの卒業生を輩出してきましたが、過疎化による少子化の影響から学校として存続していくことが困難になったため、46年の歴史に幕をおろすことになりました。
仕方ないといえばそれまでですが、能登線があった時は乗車マナーの悪い行儀の悪い生徒がいたので、みんなの前では「あんな学校、早くなくなればいいのに・・・」と言っていたのですが、実際に廃校となると残念ですね。
閉校式のあと、三年間通い続けた「鵜飼駅」(当時は「能登鵜飼駅)に行ってきました。
駅舎は「のと鉄道」になってから建て替えられており、当時の面影はまったくありません。線路もはがされていましたが、高校時代に降り立った上りホームはまだそのまま残っていました。
自分の母校がなくなった悲しさより、やっぱり鉄道が好きで、国鉄に入りたかったからこの学校を選んだし、列車通学がしたくてこの学校を選んで、この駅を利用していただけに、三年間の思い出がぎっしりつまった駅が機能しなくなってしまった事の方が悲しかったです。
「閉校記念パーティ」なるものも自宅近くのホテルで開かれましたが、たぶん煙草の害に悩まされると思って行きませんでした。