のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

さいまつの悶々

2009-12-26 | Weblog
そうこうしているうちにクリスマスは過ぎ
NHK歳末助け合い募金も終了しましたけれども
活動資金の約98%を寄付金によってまかなわれているというUNHCRはいつでもご寄付募集中でございます。

国連UNHCR協会-japan for unhcr-

今年10月の統計によると、今年の先進諸国への難民申請数は前年度の同時期と比較して10%上昇しているとのこと。世界のあちこち、そりゃもうほんとにあちこちで、4200万人にのぼる人々が明日をも知れぬ暮らしを強いられているのでございます。

こんな数字を見ますと、バリバリのプレカリアートにしてワーキングプア、即ち時代の最先端を行く貧乏人であるのろが雀の涙を寄付してみたところで、大河の一滴焼け石に水、いかほどの意味があろうかと、思わないでもございません。
ぬくぬくとパソコンの前に陣取って、インターネットでニュースを読んで、ちょっと憂いてお金を出して、それで何かいいことをした気になっているだけ、あるいは、お金を出すことでそれ以上の行動をしないことの言い訳にしているだけかもしれません。さすれば要するに欺瞞の隠れ蓑、自己満足の証明書でございます。

おおともさ!
自己満足で何が悪い!
そもそも生きてることに自己満足以上のどんな価値があるっていうんだ!
雀の涙だろうとキクイタダキ(うひゃー可愛い)の涙だろうといいじゃないか!

というわけで、のろ同様、歳末助け合いに乗り遅れたそこのあなた!
あなたも自己満足の一滴を大河に投じてみませんか?
やれやれこれで少しは善人に近づいたことだろうと、大手を振って新年を迎えようではありませんか!


ああ
もう少しましな言い方はできないのか、のろよ。
こう、「あなたの優しさを」みたいなのをさ...


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