いやあ かっこいいんでございますよ、クリスチャン・ベルケル Christian Berkel が。
クリスチャン・ベルケル、前回と前々回に取り上げました『ヒトラー最期の12日間』で
従軍医師シェンクを演じた俳優さんでございます。
のろや御常連のお客様は、のろが
「かっこいい」と申しますと

・・を 想像されるかもしれませんが、これとはまた、ちと異なるかっこよさなのでございます。
俳優がカッコイイ、ということは、とりもなおさず演じている役がカッコイイ、ということでございますが
与えられた役を魅力的に見せられるかどうかは、俳優の力量にかかっているのでございます。
映画で描かれているシェンク医師は、命令に背いて、戦場と化したベルリンに留まり
怪我人の手当てや医薬品集めに奔走します。
負け戦の戦場という極限状態において、多くの人々が
命令 や、絶望感 や、かつては美しく見えたものの、もはや有効ではないことが明らかな 理想 に突き動かされる中、
彼のみは自らの倫理観に基づいて行動します。
美しい人物 である、と思いました。
「君の良心は何を告げているか?ーーー君自身であるところのものとなれ!」
とニーチェさんは言ったけれども、日常生活の中でさえ、そこに立ち返ることは難しい。
狂騒の中にあってはなおさらでございます。
実際のシェンク医師の行動がどのようなものであったのか?また映画では、それがどの程度脚色されているのか?
そういったことは、のろは存じません。
事実は映画のとおりではなかったのかもしれません。
しかしここに描かれているのは確かに 理想の人間像 のひとつのかたちであると申せましょう。

ベルケル氏、オリヴァー・シュピーゲル監督の前作、『ES』エスにも重要な役どころで出演しております。
こっ れがまた、かっこいいんでございますよ。
重ねて申しますが こういう↓かっこよさではなくて、でございますよ。

うーむ。可愛いなあ。自作ながらうっとりだ。(馬鹿)
↑こういうお人のかっこよさにつきましては、とても ふたこと みこと で語り尽くせはいたしませんから
この場では割愛いたします。ただししつこく継続的に語って参る所存でございますから、お覚悟あるいはご辛抱のほどを。
『ES』については別の折に詳しくご紹介したいと思います。
ストーリーの概略はこんな感じでございます。
心理実験のため、刑務所を模した実験施設の中で数週間を過ごすことになった、見ず知らずの20人。
看守役と囚人役に分かれて実験開始。始めはなごやかだったものの、
統治者/被統治者の役割を演じるうちに、それぞれのメンタリティに変化が現れて・・・
ベルケル氏が演じるのはシュタインホフという名の謎めいた人物です。
いかなる事態にも冷静かつ的確に対処するその姿、なーんとまあーカッコイイこと。
来歴は語られませんが、心身ともに鍛えられた人物である、ということが見て取れるのでございます。
若干のネタバレになりますが 軍人さんでございまして、腕立て伏せ姿もサマになっております。
本作を見て「ああ!わたくしもシュタインホフみたいになりたいものだなあ!」と思ったのろ、
とりあえず「身」の方から鍛えようと決心して、その日から腹筋&腕立て伏せ生活を始めました。
それから4年ほどになりますが、まだ続いております。
「心」の方はどうしたって。
聞かないでくださいまし。
シュタインホフもシェンク医師も、極限状態、にもかかわらず という点が共通しております。
自らの倫理観、道徳観を容易に見失い得るような状況のただ中にありながら、そこから心理的に距離を置いて
その状況に呑み込まれることなく考え、行動する。
理想的すぎてウソっぽい人物像になりかねない所でございますが、ベルケル氏、
抑制が利いた中にも人間味をにじませ、説得力のある演技で
大変魅力的なキャラクターを造形しておいでです。
シェンク医師は、歴史的には全くの「端役」でございます。
しかし映画の中では、 人間性 への希望を担うかのような、重要な役割を演じております。
監督も、シュタインホフでの冷静さと人情を兼ね備えた人物造形という実績があったからこそ、
ベルケル氏をこの役にキャスティングしたのでございましょう。
ええ ところで
のろや 非 常連 のお客様におかれましては、上の2人の不審人物が何者かご存じないやもしれませんね。
念のため申し上げておきますと、上の反ハゲ反長髪の人物は榎 忠えのき・ただし
下の方で歌っているのはKLAUS NOMIクラウス・ノミ。
さあっ、知らぬとおっしゃる貴方は、今すぐGoogleで検索してみましょう!
ついでに Christian Berkel もね!
クリスチャン・ベルケル、前回と前々回に取り上げました『ヒトラー最期の12日間』で
従軍医師シェンクを演じた俳優さんでございます。
のろや御常連のお客様は、のろが
「かっこいい」と申しますと

・・を 想像されるかもしれませんが、これとはまた、ちと異なるかっこよさなのでございます。
俳優がカッコイイ、ということは、とりもなおさず演じている役がカッコイイ、ということでございますが
与えられた役を魅力的に見せられるかどうかは、俳優の力量にかかっているのでございます。
映画で描かれているシェンク医師は、命令に背いて、戦場と化したベルリンに留まり
怪我人の手当てや医薬品集めに奔走します。
負け戦の戦場という極限状態において、多くの人々が
命令 や、絶望感 や、かつては美しく見えたものの、もはや有効ではないことが明らかな 理想 に突き動かされる中、
彼のみは自らの倫理観に基づいて行動します。
美しい人物 である、と思いました。
「君の良心は何を告げているか?ーーー君自身であるところのものとなれ!」
とニーチェさんは言ったけれども、日常生活の中でさえ、そこに立ち返ることは難しい。
狂騒の中にあってはなおさらでございます。
実際のシェンク医師の行動がどのようなものであったのか?また映画では、それがどの程度脚色されているのか?
そういったことは、のろは存じません。
事実は映画のとおりではなかったのかもしれません。
しかしここに描かれているのは確かに 理想の人間像 のひとつのかたちであると申せましょう。

ベルケル氏、オリヴァー・シュピーゲル監督の前作、『ES』エスにも重要な役どころで出演しております。
こっ れがまた、かっこいいんでございますよ。
重ねて申しますが こういう↓かっこよさではなくて、でございますよ。

うーむ。可愛いなあ。自作ながらうっとりだ。(馬鹿)
↑こういうお人のかっこよさにつきましては、とても ふたこと みこと で語り尽くせはいたしませんから
この場では割愛いたします。ただししつこく継続的に語って参る所存でございますから、お覚悟あるいはご辛抱のほどを。
『ES』については別の折に詳しくご紹介したいと思います。
ストーリーの概略はこんな感じでございます。
心理実験のため、刑務所を模した実験施設の中で数週間を過ごすことになった、見ず知らずの20人。
看守役と囚人役に分かれて実験開始。始めはなごやかだったものの、
統治者/被統治者の役割を演じるうちに、それぞれのメンタリティに変化が現れて・・・
ベルケル氏が演じるのはシュタインホフという名の謎めいた人物です。
いかなる事態にも冷静かつ的確に対処するその姿、なーんとまあーカッコイイこと。
来歴は語られませんが、心身ともに鍛えられた人物である、ということが見て取れるのでございます。
若干のネタバレになりますが 軍人さんでございまして、腕立て伏せ姿もサマになっております。
本作を見て「ああ!わたくしもシュタインホフみたいになりたいものだなあ!」と思ったのろ、
とりあえず「身」の方から鍛えようと決心して、その日から腹筋&腕立て伏せ生活を始めました。
それから4年ほどになりますが、まだ続いております。
「心」の方はどうしたって。
聞かないでくださいまし。
シュタインホフもシェンク医師も、極限状態、にもかかわらず という点が共通しております。
自らの倫理観、道徳観を容易に見失い得るような状況のただ中にありながら、そこから心理的に距離を置いて
その状況に呑み込まれることなく考え、行動する。
理想的すぎてウソっぽい人物像になりかねない所でございますが、ベルケル氏、
抑制が利いた中にも人間味をにじませ、説得力のある演技で
大変魅力的なキャラクターを造形しておいでです。
シェンク医師は、歴史的には全くの「端役」でございます。
しかし映画の中では、 人間性 への希望を担うかのような、重要な役割を演じております。
監督も、シュタインホフでの冷静さと人情を兼ね備えた人物造形という実績があったからこそ、
ベルケル氏をこの役にキャスティングしたのでございましょう。
ええ ところで
のろや 非 常連 のお客様におかれましては、上の2人の不審人物が何者かご存じないやもしれませんね。
念のため申し上げておきますと、上の反ハゲ反長髪の人物は榎 忠えのき・ただし
下の方で歌っているのはKLAUS NOMIクラウス・ノミ。
さあっ、知らぬとおっしゃる貴方は、今すぐGoogleで検索してみましょう!
ついでに Christian Berkel もね!
非 常連の方は「こんなやつおらんやろ」
とGoogleで検索なさっては、
さぞかし驚かれたことでしょう。
(まんまの人が現れて・・笑)
黄金週間にえらいもん見てしもうた的な
感じでしょうか。
『ES』は実話だったと思いますが、
間違っていたらすいませんです。
いやあ、周りの人々にあの手この手で半ば強制的にノミ氏をお勧めしておるのでございますが、なかなかヤツに うっとり してくださる方がいないんでございますよ。何でかなあ。あんなに素敵なのに・・。
実を申せば上のイラストで動画も作ったのですが(ヤレヤレ大馬鹿)、ブログには載せられないようなのでございます。はなはだ残念なり。
エノチュウ氏もノミ氏も、実 物 を 見 て ナ ン ボ の御人でございますね。一人でも多くの方に、ぐぐっていただきたいものです。そして連休だろうと仕事中だろうと、容赦なくナンジャコリャな衝撃を味わっていただきたいものです笑。
『ES』はおっしゃる通り、実話に基づいております。
ベースになっておりますのは1971年にスタンフォード大学のフィリップ・ジンバルドー教授が行った心理実験でございます。当初は2週間の予定でスタートしましたが、被験者のメンタリティに予想を遥かに超える影響をおよぼし、危険な状態となったので、6日間で中止されました。
映画ではそうとうな極限状態まで行ってしまいますが、実際にはそこまでひどいことには至らなかったようです。そこまで至る前に中止された、ということでございますが。
ベルケル氏、ノミ氏的かっこよさではございませんが、かっこようございますので、折あらばチェックしてみてくださいまし。
ステキ すてき!
黄金週間 皆がお休み 変な国!
休めない人も 楽しめる イイ イイ!
普及委員会=たぶんおひとりだと思われるのですが。
うちでもまた馬鹿なものを載せてみました、
やつが作っていたというライムのあれを。
動画、あぁどのような動きをするのか
想像しただけでうっとりです。
エノチュウ氏、解って下すって幸い也。
ちなみに背景はしっかりブダペストでございます笑。
世間で言う所の ゴールデンウイーク でございますが
京都住まい&連休って何のことですか状態 な のろにとっては、
人は多いわ車は多いわコラ道幅いっぱいに広がって歩くんぢゃねーだよ修学旅行生!!ウイーク でございます。
やれやれ。
うまお様、
>普及委員会=たぶんおひとりだと思われるのですが。
大当たり~~
ええ、残念ながら。
いいんです、どんなに白眼視されようとも
機会をとらえてはノミノミ言い続けることを、のろは心に決めました。(遠い目)
ライムのあれ、見させていただきました。
実物そのままではございませんか!素晴らしい。
のろは市販のグラハムクラッカーを砕いてパイ生地を作りましたが
あまりにもポロポロ状態で、固まるかどうかどうしても不安だったので
若干小麦粉を混ぜてオーブントースターで焼いてみました。
結果、妙~にふわふわの生地に出来上がってしまいました。
レシピ通りにやればよかった・・・