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のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

冥王元素が

2011-03-29 | Weblog
終息の見通しが全く立たない中で「すぐに人体に影響のあるレベルではない」と言われても、正直あんまり慰めに感じられない今日この頃。

とうとう原発敷地内の土壌からプルトニウムが検出されました。
プルトニウム239の半減期、つまり放射線量が半分になるまでにかかる時間は2万4千年なのだそうで。半永久的と言われるゆえんでございますね。

ごく素朴な疑問でございますが「いつ起きてもおかしくない」と言われて久しい東南海地震が今このタイミングで起きて浜岡原発が破損したら、じりじり悪化の道を辿っているように見える福島原発に対処しつつ、同時に浜岡に向かうだけの人員や資材がワタクシたちにはあるんでしょうか。
そうした事態になっても、原発関係者や”識者”諸氏はやっぱり「今回が想定外だっただけ。原発そのものはクリーンだし安全だし必要だし」と言い続けるんでしょうか。
それとも福島原発だけがそれはもう特別にもろかっただけで、他の原発はいかなる天変地異に襲われてもびくともしないほど頑丈なつくりになっているのでしょうか。そんな建造物がこの世に存在するとはどうもワタクシには信じられないのですが。

職場からの帰り途に「地方こそ原点」というコピーの入ったぴかぴかの政党ポスターを見かけましたが、その地方に何十年もに渡って原発をどんどこ建てさせてきたのはハテ一体どなたさんたちじゃったかいのう。




最近こんな記事ばかりですみません。
映画&展覧会鑑賞レポ(&ノミ話)という当ブログの基本路線を変えるつもりはございません、念のため。