のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

のろ展終了

2009-05-24 | 展覧会
「ざるそば始めました」というのぼりが裏返って
「ぢるそば始めました」に見えました。

それはさておき

5/21より開催されておりましたのろの個展は、本日無事終了いたしました。
お忙しい中をお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして本展のために貴重なお手間とお時間を割いてくださった皆様、のろは有り難さのあまり何と申し上げてよいやら分かりませんです。まことにまことに、ありがとうございました。



イベントの中で一点のお目汚しになるのではないかと恐れておりましたが、幸いそれほど不評でもなかったようで、ここに至ってホッと胸をなで下ろしております。
この3年間の楽町楽家ポスターを繋げたものなども出させていただきました。
その中に勝手に描き込ませていただいたひとびとも一挙公開。



そう、フローリアン・シュナイダー、脱退してしまったのですねえ。何と。
あとの2人がどうであろうと、ラルフ&フローリアンがいればクラフトワークなんだと、漠然と思っていたのに。寂しいことでございます。
これからどうするんでしょう、クラフトワーク。というかラルフ。
いっそ新しい人を補充するよりも、ラルフ&誰か&誰か&フローリアン人形という構成で行ってはどうかと。

寂しいと言えば、のろはつい最近知ったことなんでございますが、小説『檸檬』の主人公が立ち寄った寺町通の果物屋「八百卯」、今年1月に閉店してしまったのでございますね。2005年に閉店した丸善についでまたひとつ、文学青年の鬱屈をしのぶスポットが失われたわけで、これもなんとも寂しいことでございます。



我ながらほれぼれする出来のクライバー。とても楽しい作業でございました。
ノミは本当はもっといじりたかったんでございますが、ポスター絵の中の恰好からあまりかけ離れてはいけないとも思いましたし,実際にこんな人がいたのだということをハッキリ示すためにも写真をそのまま使った方が得策と判断してこうなりました。本当は全身タイツにプラスチックタキシードを着せてあげたかったのよ。
それこそがヤツの正装ですもの。