今年も還付金がありそうです。
確定申告の時期は、準備の「憂鬱感」と還付予想の「楽しみ」が同居。
国税庁の確定申告書作成コーナーを利用。
収入と経費の入力で、還付の有無が自動計算されます。
収入は、市役所の給料と厚生年金・企業年金と農業。
例年赤字の農業も今年は最悪の年。赤字が倍増です。
コロナで飲食店のコメ需要激減、積みあがった在庫で米価大暴落。
収穫したコメを販売はせず、友人知人・親戚に配布する我が家。
趣味レベルの農業はまだしも、専業農家には大打撃でしょう。
この農業の赤字が、給与や年金の所得と相殺され、還付に貢献します。
もうひとつの貢献が、住宅新築の借り入れ残高に対する控除。
利子率より高い控除が社会問題化、新制度では控除率が30%減になるらしい。
返済終了まじかで、借入残高がわずかになったものの、還付に直結の控除です。
未だに働くかみさんの配偶者控除はないものの、母親の扶養控除は大きい。
しかし ほとんどの家庭で発生する医療控除が我が家にはありません。
軽度の高血圧症以外に持病のない私と健康なかみさん。ありがたいことです。
還付とは、払い過ぎの税金が返ってくること。
中でも企業年金の源泉徴収金額が多いためです。
この金額がまるまる返ってくる計算で、ありがたがることはないのかも・・。
申告するのは、毎年 2月中旬の受付開始直後。
足を運び、控えに受付印を押してもらうことで申告の実感があります。
電子申請なら、時間も取られず、証票の添付もなくても可。
早期申告は、還付時期を早める目的が。
また 税務署への申告書持参は、めったに見られない「職場見学」であるかも。
受付での申告書チェックや、電話での修正指導も親切な税務職員の人たち。
同じ「公務」に携わる私が教わることでもあります。
今年から、確定申告をするかみさん。
「確定申告は、勉強になるよ!」とついつい「先輩面」をした私。
「昔 東京のマンション所有時代の確定申告をしたのは、私。」とかみさん。
「確定申告と年賀状書きを丸投げしたのは、誰?」と皮肉?も。
確定申告は、「頭の体操」と「お小遣い」稼ぎ?です。
わたくしがあえて太刀打ち出来るとしたら
焼肉争奪戦ですが、それもやっぱり敵いません。
あの庚午のパチンコ屋の向かいの
焼肉屋で割り箸を焦がしながら、必死に押さえとった
ワシの焼肉を無残にも奪い取られた悔しさは、未だに忘れる事はできません(涙)。
事業主のまるちゃんは、恵まれていますよ!
サラリーマンは、100%、収支が「捕捉」されています。
その上、経費で落とせるものはほとんどなし。
事業主は、定年もなく、運用できる資産を形成できる世界。
「節税」指導のできる税理士さんに依頼もできないサラリーマン。
やむなく自分でやるしかないのです。
ただ、従業員の雇用を守るための、仕事量の確保に頭を悩ます苦労は理解できます。
解雇を除けば、苦労のないサラリーマンの「気楽さ」。
サラリーマン50年の私に、なかった「決断力」。
それに比べ、若くして独立し、経営者になったまるちゃんを尊敬します。