時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

かささぎの・・・凍える鳥帯~軽すぎるインフルエンザ

2009-01-31 22:26:31 | キモノ
夕方、「ママの時間をちょっといただきます」とキモノに着替える。
人前に出るわけじゃなし。
こういう時こそどっぷりアンティークで♪

帯揚がめちゃくちゃ残念ガッカリ。悲しい。
半襟と帯揚は無地にして引いてみる。
梅柄錦紗キモノ(Ponia-ponさん)。
「凍える鳥」帯は、たぶん「さらさ」さんがアンティークモールに入店する前、モールの催事スペース(今はない)にいらしていたコトがあったような。その時のモノ。
いつの時代のものやら、前帯とタレ端が一部裂けかけてきているので、度々は締められない。
カササギ(頭が白黒)なのかサギ(似てるけど頭は黒くない)なのかアオサギなのか(体は灰色)わからない鳥。
ワタシ的にカササギ認定してるのは、おそらくこの和歌の影響。
「かささぎの わたせるはしにおくしもの しろきをみれば よぞふけにける」
中納言家持(大伴家持)
「百人一首」にある歌。
凍えている鳥といえばカササギってことで♪

ところでムスメ。「A型インフルエンザ」と認定される。
木曜は38度越えてしんどそうに横になっていたものの。
金曜朝は平熱。
「夜になって熱があがったり、このままさがらなかったらインフルエンザかも」と言われていたけれど、カゼ薬だけですぐに平熱にさがったんだから違う?
その後は微熱(37度ちょっと)~平熱の繰り返し。
ごはんの後「おなかが痛い」と言うので、軽い胃腸系のカゼ?
お医者さんも
「見るからに違うと思うけどねぇ」。
それでも白黒はっきりつけないコトには幼稚園に行かせられない。
「お母さんがそこまで言うなら検査しましょうか」(心配性だねぇという顔)

「出た!出た!」とお医者さん。
「昨日も『今年のインフルエンザは例年と違う』と話していたところだったけれど、本当にわからないもんだ!胃腸炎の初期や普通の風邪と見分けがつかない」

ベテランのお医者さんがわからないぐらいだから、素人にわかる訳がない。
だって36度5分!
食欲はいつもの7割ぐらいだけど、ごはんフツーに食べてるし。
思うに、今年インフルエンザ大流行してるのって、見分けつかなくって普通に幼稚園や学校行ったりしてるからじゃ?
(なかには予防接種しているのに41℃でた子もいるらしいけれど。うちは家族全員接種してます)
幼児でコレだから、大人だったら「ちょっとだるいかな?」ぐらいで済ませてる可能性大かも~~~っ
ご近所で聞いた話では、インフルエンザの子が普通にガンガン出歩いているそうな。
こんなに元気なんだったら、家にいたらそりゃ退屈するだろう。
熱もなかったら、園や学校は休んでもオデカケしちゃったりする家庭もあるかも。
そしてウィルスがドンドンばらまかれているのか・・・・・
皆様お気をつけくださいねー

タミフル飲む前から元気だったムスメ相手に一日中奮戦。
くもんの工作ドリル。数字ドリル。
鬼のお面作り。大きいほうはワタシの描いた鬼にムスメが色を塗る。
ひさしぶりのアイロンビーズ。ワタシはドラえもん(実は「ドラえもん」もチラ見程度で見たことない・・・大筋こんなカンジか)。
キモノを着たあとは「着物屋さんごっこ」。
「着物屋さんだからお座布団がいるヨ」と用意し、売り子さんとお客さんを交互に・・・
ハハ、これから数日間、頑張ります。


















今年もマリメッコ椿~ついに我が家にも到来か・・・・・

2009-01-29 18:01:16 | キモノ
火曜、園児全員参加&母同伴のイベント。現地集合&お昼に解散。
水曜、午前保育。
さー 木・金はキモノ着るぞ~っ 雨が降っても着るぞ~っ
そう思って準備していたのに。

昨夕からやたら甘えん坊将軍になったので「やばい」と覚悟していたが。
どうやら。
うちにもついに来たようだ。
イ・ン・フ・ル・エンザ~ッッッッッ 
今朝は熱もなく元気に登園したものの、9時半に「38度3分あります。お迎えにきてください」・・・・・
その足で小児科へ行くも、発熱後すぐなので検査できず。
解熱剤を飲んですっかり午後には元気になり、「退屈だーっ!」
ああ。ママも退屈だよ。新しい曲でも練習しよか(ピアノ)。
ラッキーにもただの風邪?

夕方5時過ぎから、真っ赤なほっぺでホカホカに。
これはインフルエンザ確定かなー(今、寝てます)。
園児114名中、一日20~30名が休んでいる状況が続いていたので、時間の問題だった。
今年のワクチンは大ハズレだったようだ。
年少の1学期にマイコプラズマにかかって以来、ずっと皆勤だったのに。
木曜は工作の日で、節分の鬼のお面を作るはずだったのに。残念だったね。

画像はムスメ元気いっぱい「退屈だー」の時間のモノ。
どこに出かけられるでもなくワタシも鬱屈していたので、準備していたコーデを。
毎年1回は着ている「マリメッコ椿」。
昨年、「マリメッコって何ですか?」というコメントがあったので。
(以下、抜粋)
「マリメッコはフィンランドで1951年にテキスタイルブランドとしてスタートしました。今ではファッション・インテリア・バッグ、生活雑貨など、商品は多岐にわたり、鮮やかな配色とデザインが印象的なテキスタイルは、世界中の人々から愛されています。」
マリメッコの「ウニッコ」という名の花柄に、このキモノの柄が似ているので。
・・・・・
そう思っていたけれど、実際はそんなに似ていない?
ムスメが毎日使っているランチョンマットがウニッコなので、比べてみてください。
「椿かなー」という意見に仲間内でまとまったけれど、あまりにもデザイン化されているのでこだわらずに春に着用していた。
今年は椿が咲く前に着てみる。
ああ。なんて緑緑しいワタシ。コレを着るたびに光合成したくなる。

小豆色トランプモチーフ名古屋帯。
半襟が失敗。手ぬぐいにしてみたが、フツーに縮緬無地のほうがよかったなー

明日はまた小児科に走ります。
願わくばダンナにうつりませんように。
全国的に流行っているようなので、皆様もお気をつけくださいね。








ひさびさアンティーク羽織~10円玉で襦袢袖幅調整

2009-01-26 23:45:57 | キモノ
ひとつ前の百人一首ネタ、約2日経ってもコメントつかないので、
「もしかしてやっぱり、自分は世間一般の考え方からは多少ズレているのか」と首をかしげているところ。
お正月を過ぎたとはいえ百人一首は誰でもやったことあるだろうし、いつもよりはかなり反応あるんじゃないかと思っていたけれど・・・
「は~ 蝉丸~?頭巾なんてとっくにかぶってないよ」?
「百人一首?んなもんやったのは○十年前だから知るかいな」?
ズレたコト考えていたんだろうかワタシ。
「自分がキモノ着るのに子供(当時赤ん坊)は洋服のままなんてヘン。自分だけめかしこんでって思われるんちゃうんー」
「なんで他のキモノママさんは自分だけ着てはるんやろ?子供に着せようってなんで思わへんの?けったいやなー」
そう思って何年か後、世間様は子供にまで着せようとは普通思わないモンだとやっと認識したワタシ。
あのときの驚愕がよみがえる。
もしかしてビミョーに天然?
いやまあ、ズレていたところで今更どうしようもない。
「みんなちがって みんないい」。
世間様に迷惑かけなければそれで良しとしよう。

母の小紋を虫干しがわりに着用。
裄63センチのキモノに65センチ長襦袢。
半襦袢にすれば問題ないが、今日はこの半襟にしたいのだ。
→ひさびさに10円玉活用。
数年前教えてもらった技:「襦袢の袖に10円玉(5円玉でも100円玉でもいいけれど)をくくりつけて袖幅を調節する」。
袖山のところに裏から10円玉をあてて、輪ゴムでくくるだけ。
今日は袂から襦袢がピョコンと出なかったので袖山だけ。ピョコピョコ飛び出てうるさい時は、下のほうにも同じく10円玉くくったり、袂の中になにやら入れて重しにしたりしてごまかす。
ご存知なかった方。
オススメはしないけれど(笑)、無精者には便利ですヨ。

羽織はひさびさアンティーク。橘・梅・水仙・牡丹・松とまさに睦月用。
裄の合わない羽織は一昨年~昨年にかけてほとんどお嫁に出した。
コレもいずれヤフオクに、と思いながらもなかなか踏ん切りつかず。
思い切りひっかけて羽織ってみる。
う~~~ん~~~ 乳(ち)の位置がヘンだ。
でも肘を曲げてBAGを持って歩けば、キモノの袖はみだしはOK。
お嫁に出すのはやめようか。お袖切ってもらってしばらく着ようか。
(羽織と着物の袖丈があっていないのは、見えないように安全ピンで羽織の袖をとめて、着物が飛び出ないようにしている。これまたオススメいたしません)
やっぱりアンティークはいいなー
テロンとしてカラダに沿ってくれるから、なで肩になった気分(←思い込みもいいところ)。
いい気持ちでトコトコ歩く。
ミモザのつぼみがついていた。蝋梅の香りが漂う。
梅はまだチラホラ咲き。梅大好きなのでこれからしばらく街歩きが楽しいです。













蝉丸の頭巾がない!百人一首ルール~薔薇に白鳥

2009-01-25 01:39:49 | コドモ
お正月は過ぎたこの時期に百人一首購入。
来年のお正月にそろそろ「坊さん(ぼんさん)めくり」教えるつもりだった。
幼稚園で今月「お正月の遊びをしよう」ということで、坊さんめくりを楽しんでいるそうな。
(そうと知っていたら去年のクリスマスに買ったのに~)
出遅れた感を味わいながらも、うちでは来年のお正月でいいかと思っていたが。

冬休みに行った「ちびまる子ちゃん」イベントでやった「まる子ちゃんカルタ」をかなり暗唱している様子。
あんな短い時間でも覚えているもんだ。5歳児の脳細胞はすごい。
「ヘイ ベイビー お世話係りの藤木くん♪」・・・・
こんなん覚えても何の得にもならへんわ。
百人一首の歌を諳んじるほうがよっぽど将来のためになるはず!五七五のリズムも身につきそうだし。

任天堂(百人一首の最大手らしい)のしか置いてなかった。選択の余地なし。
なんだか絵がおおまかだなー(ダンナも同意見)。
昔遊んでたのはもっと衣装とか細かくってキレイだった気がするんだけど。
そして、旧仮名つかいじゃない。
「菅家」のふり仮名は「くわんけ」、「僧正遍照」は「さうじゃうへんじゃう」だったのに、「かんけ」「そうじょうへんじょう」になってる。
昔は旧仮名つかいの本とかあったけど。時代だなー
そこまではよかったが。
ダンナと2人して声をあげる!
「蝉丸の頭巾がないっっっ」!!!

坊んさんめくりで「坊主だけど頭巾をかぶってるからセーフ」な蝉丸なのに!
坊主頭丸見え!どういうコトだコレ・・・・・
盲目の琵琶法師で、坊主だけど頭巾かぶってるんじゃなかったのか?
いつから蝉丸は頭巾を脱いだのか?時代考証の末、間違いだったと判明したのか?
どなかたご存知の方教えてくださいっ
ところで、「蝉丸=セーフ」はローカルルールらしい。
・蝉丸→全員がすべての札を戻す
・蝉丸→全員の手札を自分のものにできる
など載ってました。
他にも「天皇は山札から10枚とれる」とか知らないルールが。
ムスメが園で教えてもらった「姫を引いたとき、場に札がないときはもう1枚めくれる」というのも初耳。
蝉丸はルールが分かれるので揉めるモトらしい→もしかして、それで頭巾を脱いだんじゃないだろうな蝉丸~~~っ

滝縞伊勢木綿。
半襟にあられ(?)手ぬぐい。黒地に白で雪が降っているよう(東京でも雪ふる。ムスメ外に転がりでて大はしゃぎ)。
レインボーなモス薔薇昼夜帯。
この帯の裏地は縞。お召によくあるようなグレー・紫・青の縞。
青い部分を見せて締める。
ふっと「この青にはきっぱりした色をあわせてドギツクしたい」衝動が沸き起こり、帯揚をウコン色に。
「どうなんコレ。ちょっと悪趣味ちゃうん?」的色あわせになるも、キモノがシンプルなので全体的に見るとそう悪目立ちもしていないような?(良いとも思っていないが)
帯留はまたもスワン。
薔薇と白鳥。どっちも女子心くすぐられるアイテム♪
お太鼓のタレ先が長くなりすぎなのは見ないことにしておいてください。
















任務完了ミネストローネ~好きな色変遷

2009-01-23 23:21:10 | キモノ
給食委員、最後の「当番月」を無事に終える。
今回のメインメニューはミネストローネ&サンドウィッチ。
コンソメやシチュー系はよく作るが、ミネストローネは家では作ったことなかったので、事前に試作もしてみた。
そもそも本番では6L×3鍋作るので、家庭で作る量の味とは違ってきたりするけれど、念のために頑張って1L作成。
ダンナはあいかわらず家にあまりいないし、ムスメはさほどの戦力にならないので、一日(最低)2食はミネストローネ。
そして余ったトマト缶でチキンのトマト煮なども。
・・・メニューは2ケ月まえから決めていたのに、直前にならないと作ってみない自分が悪いのだが・・・
当分トマト味はもうけっこう~~~っ
食べ残しがかなり少なく、初回当番月(1学期)にはかなり残していたバナナもほとんど完食していたのを見て、
「ああ、年少組さんも随分食べられるようになったんだな。みんな大きくなってるんだなー」とちょっぴり感動。
来月、最後のお勤めは当番月(メニュー決め・予算内で買出し・手順指示などなどプレッシャー大!)じゃないので楽しもう♪

給食委員の仕事以外にも今週は色々用事があり。
丸々3日キモノ着ず。
さすがにムズムズしてきて、夕方になって準備してあったコーデをゴソゴソ。
昭和ちょいラメお召。
ストライプ博多帯。
どうしてもこの白×黄緑の帯締がしたくなる。この帯締だと帯留はパッチンタイプのしか使えない。
→選択の余地があまりナシ。
丸い虹色のか?
いっそ水玉か?
結局選んだのは、大きな画像をご覧ください。
半襟は薄ベージュ地に白ドットの綿生地。
帯揚が汚い・・・帯もお太鼓の中が丸見えで悲しい。博多はまだ締めるの苦手。

このペパーミントグリーンの帯揚は一時ヘビロテしていた。
去年はなんとか鼠色系にはまる。
今もブルーグレイ系の帯揚を差し色にすることが多い。
かなり昔はからし色が好きだったような。
キモノでも洋服でも、どんどん好みの色が変わっていっている。
はまりすぎて、ある日突然「こんな色なんでコレにあわせてたんやろ?」と思ったり。
今年はどんな色にはまるんだろうか?
ちなみに、ムスメは幼少時ピンク→昨年黄色→今、青に目覚める。
自分でターコイズ色のカーディガンを選んでいた。
ワタシが選んだ、茶色・薄茶・ターコイズ色リンゴ柄チュニックにもあうし、白×赤のワンピとあわせてトリコカラーも可愛い(トリコ好きなワタシ)。
青か。いいぞいいぞ~
ピンクよりはよっぽどワタシ好みでホクホク。
「ランドセルも青にする♪」とデパートの売り場で指を差す。
・・・女の子が青だと目立っていじめられたら困るから、無難な赤にしときや・・・
「やっぱり赤にする。ラララ~ランドセルは~ててて天使の羽♪」
「背中にぴーったり フィットちゃん!」売り場で歌う、歌う。
ムスメさんよ。君、まだ5歳やから。
1年かけてじっくり考えよしー













鬼太郎茶屋~バッシング女優たち

2009-01-21 10:02:59 | レジャー
沢尻エリカの結婚式の着物姿。
ネットでしか見ていないけれど、動画はもっとキレイだったらしい。
ワイドショー見てみればよかった。惜しいことした!
バッシングされていたけれど、女優さんは演技で魅せてくれればよいのであって、性格がどうとか関係ないと思う。
「別に」発言をかばうつもりはないが、自分があの年頃どうだったかを振返ると・・・責める気は起きないなー
ワイドショーの人たちもアレで御飯食べてるんだろうけど、若い芽をつぶすような報道しなくてもいいのに。
本人にその気がないのなら仕方ないけれど、あんなにお人形さんみたいに可愛くって演技力もある(「パッチギ」しかしらないが)のに、もったいない。
どうも昔から、バッシングされる女優さんが好きなようだ。
・裕木奈江。タレ目で可愛かったのに、見た目だけでなんであれだけ叩かれたんだろう。むしろ演技力ありすぎってことなんじゃ?今アメリカで頑張ってるコトを考えると、見た目のはかなさと裏腹にガッツある人やん。気の毒なコトだった・・・

・葉月里緒菜。顔がめちゃくちゃ好みだった(←言ってるコトがオッサンっぽい)。不倫は良くないが、昔から不倫してる女優さんなんていっぱいいるのに。この人、不器用で正直な人だったんだろうな。もったいない。キレイなのに。

・広末。彼女が画面に出てくるといつも凝視してしまう。観音様みたいな顔だ。眉とか目とか、口も。今は落ち着いているみたいでよかった。若いころは色々あるやんな~

ちなみに、さとう珠緒はあまり興味なし(バラエティ見ないし)。

基本「あんなに可愛いんだし、いいんじゃないのー」的思考なので、男じゃなくてよかったと思っている。
もし男に生まれていたら、キャバクラとかでキレイな子にさんざんしぼりとられていたかもしれない(笑)。
ワタシの中身、かなりオヤジかも?

話はガラッとかわって、日曜に自転車ワシャワシャ漕いで「鬼太郎茶屋」へ。

感想:わざわざ行くほどの場所でもないかも(除くマニア)。
屋根の上には下駄!
鬼太郎・ねずみ男・塗り壁たち。
障子には目あり!
そして「人気商品 入荷しました!一反もめんタオル」。長いっ
→自分では買わないけれど、人さまからいただくとちょっとうれしいタオルか?

キモノは月曜に着ていたモノ(デジカメ修理見積もり中。データは保存できた)。
シルクウール。デコ帯。絞り古布を帯揚に。
半襟は鳥と石榴柄刺繍。和キッチュさんの。
石榴の実がなるのは秋だけれど、子孫繁栄の吉祥文様とされるので和キッチュさんでも「1月の半襟」として販売されていた。
そろそろ手持ちの色半襟もネタ切れです。














踊るモンチッチ~鉄は熱すぎても×

2009-01-19 17:59:56 | コドモ
今日はキモノ着たけれど。
デジカメ故障・・・・・
「絶対落とさないから」「じゃあ信じてるヨ。気をつけてね。落とさないでね」
やっぱり5歳児に「絶対」はなかった。
去年秋だったかに新しいのにしたばかりなのに。
親のワタシの責任とはいえ、はー ガックリ
ものごっつ落ち込んでます。
中のデータは大丈夫だろうか?(三姫画像、まだプリントアウトしてない~っ)

かわりに「踊るモンチッチ」画像を。
(こっちのほうがいい、という方もいらっしゃるかも)
あーりっか5歳?6歳?
幼稚園年長さんの時のお遊戯会。
私立の幼稚園で、放課後に日舞がありまして。
親のいうまま、イヤイヤやってました。
一度だけお稽古をさぼって園舎の裏で隠れて遊んでいたけれど、やっぱり発見された覚えあり。
幼少時はひどく内向的で、お当番さんもできなかったほど。
とにかく人前で声を出すこともできない子が、踊るなんてとんでもない!
親はそれを克服させようという魂胆もあったのだろうか。
ピアノの発表会は緊張したけれど頑張っていたことを思えば、日舞はお稽古時から「みんなに見られる」のがイヤだったのかもしれない。

それなのに、年長さんの時になぜか独りで踊るはめに!
同じ学年で習っている子が他にいなかったような。
全員で踊っている写真には誰も知ってる子がいない(10人ぐらいはいたはず)から、たぶんそうだったんだろう。
全員での演目は「絵日傘」。
「絵日傘く~るく~る とおりゃんせ~♪」(←調べると2番のラストの歌詞)
それしか覚えていない。
そして独演は「甘酒茶屋」。
前掛けして、ちいさなお盆持って。そこまではよかった。
たすきを口にくわえる場面(口と手でたすきを折りたたんででもいたのか?)があって。
それがもうイヤでイヤでイヤで!
「なんでみんなの前で、こんなモン噛み噛みせなあかんねんっ かっこ悪っ」
とにかく死ぬほどイヤだった・・・・

「鉄は熱いうちに打て」というけれど、熱すぎてもダメな場合もあるようだ。
踊りの所作の意味がわからないうちにやらされて、とにかく嫌な思い出しかない日舞。
卒園と同時にリタイア。
小学生になってから続けると大変だっただろうから、これでよかったんだろうか。
他の習い事も忙しかったし。
一番多忙だった小6の時は、スイミング(週3回)・公文式(週2回)・お習字・ピアノ・お絵かき(造形・絵画など)教室。
掛け持ちの日もあった。
放課後に学校に残って遊ぶ習慣もなかったし、「こんなモノだ」とおもっていたので、全然しんどくなかったなー
全部役に立った。日舞以外(笑)。
イヤイヤ踊っていたモンチッチは、30数年後に自分がキモノ着て歩くことになろうとは想像もしていなかったのでありました。




















ダブルヅラはコント?~ムスメ、羽織デビュー♪

2009-01-17 00:42:12 | キモノ
16日金曜日。
降園時間が通常より早かったので、ムスメと近くの街へオデカケ。

さっぱりとした色を着たい気分だったので、「くるり」茶鼠木綿に白地に青緑更紗風柄名古屋帯。モス羽織。
雪の結晶帯留。帯揚は梅柄コットン。
半襟は和キッチュさんの梅&ウグイス刺繍。

ムスメはお初モン2つを身にまとって。
幟家(のぼりや)さんが東郷神社の骨董市に出てはったときにお嫁にいただいた木綿の袷。
この紅色にも柄にもひとめぼれ♪♪♪
帯はワタシの帯揚と色違いの梅柄コットンを使用(後ろで軽く結んだだけ)。
そしてそして、羽織デビュー!
薔薇柄羽織。なんだかお姉さんに見えるなー
この1年でぐぐっと大きくなったカンジ。
実際、いつもの子供服屋のお姉さんにも
「あれ~ ずいぶん大きくなったね~」と言われた。
本人は被布やコートと同じ感覚で、「初めて着る」感覚はまったくないそうな。
それでも「ママと同じだヨ!」と教えると喜んでいた。

もう一つ「ママも同じ♪オソロイだね」だったモノ=カチューシャ。
前髪ウィッグのために、最近生まれてはじめてカチューシャ購入(地毛とヅラの境目を隠すため)。
後ろもウィッグ。
ダブルヅラ~~~~~~~~ッ 盛りすぎ?OK?

後ろは最近いつもコレ。
お団子にぐさっとコームで差すタイプの、長いクルックルウィッグを、お団子にグールグル巻きつけている。
いつもいつもグルグルしていてすぐに消耗しそうなので、洋服のときに普通に巻かずにダウンスタイルで使う分をもう一つ買おうかと思っているぐらいヘビロテ中。

前髪は。
正面から見ると、我ながら「コントみたい」・・・
いくらバラエティ見ない人間でもコレは記憶にある。
ダウンタウンの松っちゃんがこういうのかぶって鼻つけてたやんー
ムスメは何度か見るうちに慣れてきたようだが、ダンナにいたってはこちらを見るたびに笑う始末。
「しつこいで」と言っても、目が追ってる。目が笑ってる。
「エプロンつけて台所立ってるとコスプレにしか見えんで」
コスプレて何の?松ちゃんの?

横から見ると悪くないと思う。
園ママも同意見(前後ろ両方ともとっくに園デビュー済)。
何が悪いのかなぁ・・・改善の余地があるのかどうか?
紙でつけ鼻作って、ダンナの前ではつけてみようか全く!
一度装着すると、もうぺったんこの地毛は年寄りくさく思えてしまって。
後戻りできないヅラ道に足を踏み入れてしまったようだ・・・・・

ちなみにこの↑ヅラ画像は、窓辺にデジカメ置いて空気椅子状態で撮影。
ダブルヅラで空気椅子。
やっぱり何かコントめいている気がしました。



















クロスステッチなカジュアルコーデ~きのこ!キノコ!茸!

2009-01-15 09:17:26 | コドモ
お正月気分もすっかり抜けて、昨日はご近所オデカケのカジュアルコーデ。
鰹縞伊勢木綿。
別珍半襟・・・やっぱり別珍苦手かも。もうやめておこう。
帯はクロスステッチ刺繍。なんてことないけど可愛いので好き。
裏側は違う刺繍入りだけど、色うつりがあって残念。
白鳥帯留。季節外れ~な花園の中を静かに泳いでます。
朱赤のクチバシ。
「え?クチバシ黄色じゃないの?」とはじめは思った。
「公園のボートの白鳥は黄色ですよね~ イボヤギさん(作者)が黄色だとアヒルっぽくなるってことで、ホンモノの白鳥(オレンジっぽい)ぽくしようとこの色になったんです」BY豆千代モダン・スタッフさん。
黄色じゃなくて正解ですわー♪♪♪

こういう刺繍が自分でチクチクできたらステキだなー
そう思いながらもまったく着手できずにいる。
いやー けっこう忙しいんですヨ、専業主婦だって。
今日はこれから給食委員の打ち合わせ&買出し。
もうちょっとしたら恐怖の「お遊戯会衣装作り」も始まるし(うひゃ~っ)。

3連休最終日、上野国立科学博物館へ。
「菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち」最終日。
可愛いキノコをムスメと2人、まったり眺めようとウキウキ出かける。
NO~~~ッ 
抱っこしても見えない。待っててもちっとも列が動かない。恐ろしい混みっぷり。
キノコがこんなに人気あるとは・・・キノコがねぇ・・・
若いお兄ちゃんたち(キノコオタク?)なんかもいくら待っても微動だにせず見ているので、
「すみません~ 子供に見せてやりたいので、申し訳ありませんがちょっとだけスキマからよろしいでしょうか」とお願いし、なんとかキノコに近づけた。
ホンモノのキノコに樹脂を塗布してあるそうです。(撮影OK)

赤っぽいのは毒キノコ。

大人気のキヌガサタケ。ガレのランプ~♪
一番右の、細長くて白~赤の茎の色っがキレイなのは確か「キツネノカガリビ」。

お花みたいなのも。

そして巨大キノコ!大きいのは100キロ越えるのもあるんだとか。
横にいるムスメと大きさを比べてみてください~っ


常設展は空いていて満喫。昆虫の標本とかキレイなのが多くて楽しかった。
標本、子供のころは苦手だったけれど今見ると楽しい。また行こう。













どすこい!パッツンパッツンの成人式~1988年

2009-01-12 22:37:15 | キモノ
今日は初々しい振袖姿をたくさん見かけた。
白いファーだけの帯つき姿だと携帯を持っている袖口が寒そうだが、ご本人たちは若さゆえそれほど寒くは感じていないかもしれないなー

1988年。二十歳ホヤホヤ。
成人式など何の興味も抱いていなかったが、母親が何度も何度も説得を試みる。
祖母まで引き合いに出してくるのであまりにも可哀想になり(←若さゆえの傲慢)、不承不承着物を着ることを承諾。

幼稚園のお遊戯会以来の化粧を母にほどこされる(自分ではやり方がわからなかった)。
何この顔。気持ち悪っ
見慣れない白い顔にギョギョッ
そしてどんどん着せつけられていく。
「着物きたことない人間に着せるのは難儀やわ」と母がこぼす(今なら意味がよくわかる!)。
これで終わりかと思えば。
「上からコレ着なさい」と道行きが出てくる。
「何コレ。みんな白いフサフサのを首に巻いてるやん。こんなババくさいの着てる子みたことないでっ」
「冬に着物着るときはこういうのを着るもんと決まってるんですっ あの白いのは最近の流行ですっ」
せめてばばちゃんのキツネの襟巻きを貸して欲しかったとは言わんけど、コレ(道行)はないやろう・・・泣きそうな気分。
成人式に出たあと、即効帰宅して着替えて改めて友達と待ち合わせたなー

着物も帯もすべて母のもの。今見ると、なかなか典雅で古風でステキに思える。
上半身が白くとんでしまってよく写っていないのが残念。帯は確か金色地に薄桃色やら水色やらの柄。
ニョキッとムチムチな腕がむきだしている。
母の名誉のために言っておこう。
裄63センチの母の着物ならば、少し手を曲げてさえいればそんなに見苦しくはならない。
実は・・・当時体重60キロ越え!!!筋肉と脂肪がてんこもりで「どすこいっ」状態。
夏は55キロぐらいだったから、それをキープしていさえすればこれほど腕がむき出しにはならなかっただろう。
食欲MAX。お弁当食べてすぐにビッグマック食べて平気だった(当然シェイクもつけていた)。食パン一斤はさすがにちょっと苦しかったけど(ありえない!)。
まるで冬眠前のクマのごとき食欲。
体力もMAXだったから60キロの巨体でも何とか動かせていたんだろう。
よく防具をつけて稽古できていたものだ。
55キロだと体も軽くてベストだったことを思えば、筋肉量も相当だったはず。
首の付け根にもしっかり筋肉ができていて、上着は11号サイズ。
ふくらはぎも筋肉パンパンでブーツなど履くすべもなかった。

25歳過ぎて自然に体重が落ちていき、今現在49キロ弱(50キロちょいだったが、先月胃腸炎になり微減)。
15年以上毎朝体重計に乗って手帳に体重&体脂肪を記入しているのは、60キロ越えの経験あってこそ!
教訓:「摂取カロリーが消費カロリーより多いから太る。食べるな。動け。」
母の言うこと聞かずに食べてばっかりだったからなー
せっかくの着物だったのに本当に悪いことをした。
ちゃんとやせればよかった。後悔あとの祭り。
長い間「ありえないデブ」として封印されていた(?)過去。
さすがに21年たった今では笑い話。
ワンレン・ボディコンどころか化粧も初めてだった、ウブな体育会系デブの成人式でした。