時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

アンジェリケ花便り~ボーダー鳥柄昼夜帯

2010-04-30 20:20:59 | 季節
一重の「レインボーチューリップ」にだいぶ遅れをとっていた。
一番期待していた「アンジェリケ」が開花!
ほんのりピンクで八重咲き。



今日はさらに大きく開く。うーん、椿か牡丹のように華やか~♪♪♪


縁が紫のコレも好き☆
これほどにチューリップが愛しく思える春は生まれて初めて。
度重なる雪に耐えながら待った春ゆえ、想いはひとしお。
いままで花に興味を示したためしのなかったダンナまで、毎朝出勤前に花壇をニコニコ眺めている。
雪の下でしっかり育っていた球根たちにはホントに励まされた。
いまだ寒さが残ることさえ、チューリップが長持ちするので嬉しい。

一番好きなのは青い花。
「寒さに弱い」というのであきらめていたアネモネ。
次々に咲いてくれている。


近くの公園のハナミズキも目にしみるような白い花。


以上、富山の花便り☆

花とはまったく関係のない今日のコーデ。
ああ、なぜ背中にこうまでシワが・・・・
続きは次の日記にて。









水墨美術館・琳派展

2010-04-28 11:24:42 | 文化・芸術
昨日の出かけ先は富山県水墨美術館。
(キモノ画像は昨日の日記にて)
京都・細見美術館所蔵品より「琳派・若冲と雅の世界」☆

大学で「一応」専攻が東洋美術史だったので、琳派についての知識は当時頭に入れたモノ。
酒井抱一や中村芳中は当時から好き♪
若冲はまださほど注目されていなかったから?
それともリアル鶏があまり好きになれず、眼中にしようとしなかったのか?
社会人になってから知った。
神坂雪佳はホントに最近になるまで名前を知らなかった。
バブル期にありがちな、「専攻=体育会系」・授業出てません学生だったしね・・・
年とってからでは頭になかなか入らない。
もうちょっと時間をかけて勉強したかった。
観るのは好きなのだが、じっくり時間をかけて観ないところからすると、ホントに美術が好きといえるのかどうか?
(教授や研究室の先輩方は一つの仏像を何十分も眺めてはった。実に楽しそうに!)
自分でもようわかりません。

絵葉書3枚購入。

左:中村芳中 「花卉図画貼 八月 芙蓉」
右上:神坂雪佳「狗児」 カタツムリをみつめる仔犬可愛い♪
右下:神坂雪佳「朝顔」 芳中の「朝顔」が好きなのだが絵葉書なかった。雪佳もいいナ。

水墨美術館はお茶室があり、妊娠中に来たときはお茶する方々数名の着物姿を見かけた。
(冒頭画像はお茶室前からのお庭)
ココはそこそこちゃんとしたキモノで来たい。
富山でキモノが似合う場所といえばココ。
そう思って着たのだが。
折からの悪天候、残念ながら皆さん洋服。
雨草履を初おろし。

東京や大阪と違い、人が多くなくて静かに琳派を楽しめた。地方の良いところですワ☆
























襟足を剃ってみる~翡翠色結城で緑の人

2010-04-27 17:01:42 | カラダ
先週末、襟足を剃ってみた。

結婚式前に剃ってもらって以来、放置状態。
産毛というには黒すぎる。
後れ毛というには多すぎる。
着物じゃなければ許容範囲内の気はしたものの、一度気になりだすと気になるもの。
整形外科的には「首が骨半分分普通より長い」そうなのにちっとも長くみえないのはモジャモジャのせいかも?

今の家には三面鏡がないので、鏡をかざしながら苦労して剃った。
どこまで剃ったらええんやろ?
剃りすぎたら変。
みんなどうしてはるんやろな・・・・・

ついでに顔の産毛も剃り剃り剃り。
面白い。いや、調子にのってはいかん。剃りすぎ厳禁。

くすみが消えたっっっ
顔に輝きが!
というのはおおげさだとしても、ツルッとして明るさ白さが増しましたワ。
3歳ほど若返った気が。アンチエイジング~~~♪
産毛あなどるべからずなり。
たまには剃ってみんとあきませんねー
首がスラッとみえるかどうかはわからないけれど(今日は気持ち下を向いてみたのでそう見えるか?)、サッパリすっきり。


きもの:翡翠色結城紬
帯:かたばみ柄紬名古屋
羽織:ポリの薄羽織(「玉のり」さん)

半襟もうっすらペパーミントグリーン色。すっかり「緑の人」。
帯締は冠組にすると普通すぎるかなー、とアンティークの太いのにしてみました。
半襟の出し方が非対称とか、諸々イマイチだけれど、急いでオデカケ。
出かけ先は次の日記にて。



















役に立ったイヤゲモノ~みにくいあひるの子

2010-04-24 14:07:23 | 
「いやげもの」
みうらじゅんの造語。
「観光地で「誰がこんなもん買うわけ?」と思わせたり、贈られた相手が喜ぶどころか突き返されそうな、貰っても全然うれしくない20世紀の愛すべき土産物の総称のことをさす。」

実家には父が世界各国でもとめてきた「いやげもの」がウジャウジャ。

パリとかNYとかよりも(←たぶん行ったことはあるのだろうが)パタゴニアとかタンザニアとかが好みらしき父。
ペンギンやシマウマやら動物の素人写真のアルバムが何十冊?百冊越えてる?
いや、動物はいい。
「数打ちゃ当たる」で、たまにはいいカンジの写真もあるし(←もちろん引き伸ばして額に入れて飾られている)。
水パイプとか・・・太鼓とか・・・
どうしようもないアクセサリーとか(帯留にできそうなモノは皆無)・・・
お面ズとか・・・

収納しておく場所にも困るらしくあちこちに飾られていて、実に気持ちの悪い、もとい、エキゾチックな家に成り果てている。


何年か前に海外から国内旅行にシフトしてくれて、ようやく増殖ストップ。
(国内の土産物には興味ないらしい)
この大量にあるいやげもの、父が死んだらどうしてくれようか?
アジアンショップとかでけっこうな値段で売ってるモノもあるのだろうか?


なんの役にも立たないモンばかりとあきれはてていたが、母を見習って自分も活路を見出しつつある。
庭の香り水仙(水仙なんですヨ、これ)を活けたコレ。

中にガラスのビンを入れたら、それなりに花が活けられた。
一番いい音がしたベル(スイスのモノか?)は、小鞠が具合が悪いときに枕元で鳴らすと飛んでいく合図用に。
なんとかなるモンやワ。
しかしお面ズはいらん。絶対にいらん。


昨日のコーデ
キモノ:ぼかし縞伊勢木綿
帯:あひる(勝手にあひる認定)柄紬名古屋
帯留:豆千代モダン:アトリエイボヤギの白鳥
「みにくいあひるの子は、実は白鳥だったのです」がテーマです(なんのこっちゃ!)。











魔女子(まじょこ)さんのホウキ~ほんのりアリスコーデ

2010-04-22 00:05:35 | コドモ
今日はほんのりアリスコーデ。
ワンパターンではあるが・・さあ、どこがアリスでしょう?

昨秋植えていたコキア(ホウキグサ)。
抜いて乾燥させて、雪の季節の間は放置。
ようやく、約束どおりにホウキを作った。

置き去りにされていた鍬(クワ)の柄(風化して鍬としては使えなくなった)を活用。
ペンキが手元になくて残念。古びたまんま。
「うわ~~~ 魔女のホウキだ~~~」
はい、ホウキとしてはイマイチの仕上がりです。
魔女のホウキとしてご使用ください。

「おとどけものです!」
「魔女子(まじょこ)さんっ まーじょこさんっ」
「魔女の宅急便」のキキとトンボさんの真似。

この秋もまたコキア植えようかな。けっこう楽しい。
昨秋のコキア画像です↓
この赤いのが枯れてホウキになるのが不思議なカンジ。


キモノ:パールドロップス(豆千代モダン)
帯:薔薇や紅茶ポット柄名古屋
帯留:ウサギ二匹


☆帯に紅茶ポット→アリスのお茶会
☆帯留にウサギ(時間ウサギ、でしたっけ?)
☆半襟にトランプ柄
以上がアリスポイント。
「アリス イン ワンダーランド」を観にいくつもりが、いつになくシネコンに長蛇の列で断念。
レディースデイを忘れていた。いや「アリス イン・・」人気?
リベンジしたいと思います。







先週のデキゴト諸々~薔薇帯

2010-04-19 22:46:13 | その他
先週のデキゴト

☆小鞠、はじめて乳歯が1本抜ける
下の歯は抜ける前から見えていたのでわかっていた。永久歯、斜めに生えている。

☆☆MRI検査
腰・手と治るどころかどんどん悪化していくので、接骨院の先生に検査を強力に薦められていた。
背骨の3~5番の骨、「椎間板変性」と判明。
そりゃ治る訳ない。リウマチでも他の悪い病気でもないとわかってよかった。


☆☆☆初・旗持ち当番
「おはよう」「いってらっしゃい」と声をかけても返事なし。うつ向き加減の子供達。
みんなこんなモンなんだとか。そういえば小学生の頃ってそんなモンだったか?
朝7時半。「眠う~」「寒っ」ってなところだろう。


☆☆☆☆新しい車がやってきた
扉がボッコボコになった事故車を修理するよりも、中古車を買うことを選択。
事故以降、ようやく気分が晴れた。これで心機一転!



週末~今日にかけて、花壇や庭も整えてみた。
満開のチューリップ・スミレ等に加えてマリーゴールドやマツバボタン。
腰は骨盤ベルト締めて頑張っている。
キモノ着るときはベルトなし。帯がベルト替わり!


キモノ:「くるり」フリンネル
帯:薔薇名古屋
半襟:クローバー柄てぬぐい
帯留:鳥と薔薇(一部パーツが外れている)
登場回数は少ないけれど、やっぱり大好きな帯の一つです♪











全日本チンドンコンクールその2~春の普段着

2010-04-17 09:25:46 | 時事ネタ
「第56回 全日本チンドンコンクール」大パレードの続き。


このピンクのドレスのお姉さんに小鞠は「可愛い~♪」と目がハート。
一緒に写真も撮ってくださった。


「富山名水美人でございますぅ~~~」
ベリーダンスでもやってはるお姉さんたちだろうか?色っぽい。


「かつらだ!かつらだ!あの人オトコだ!キモッ」
男性が化粧しているのは小鞠には不評。すみませんー


殿あり、芸妓さんあり、ひょっとこあり。バラエティに富んでいてワタシ的に満足な御一行。


セーラー服可愛い☆
小鞠もニッコリ。基本「可愛いお姉さん」が好きらしい。

「チンドンヤさん楽しかった!小鞠もやりたい」
子供連れていって楽しいんだろうかと思いながら連れていってよかった。
そういえば「子供はチンドン屋さん大好き」って昔聞いた気がする。
来年も行こう。


昨日のコーデ
キモノ:「くるり」茶鼠(木綿)
帯:モスリン名古屋
帯留:薔薇ブローチを改造
帯締は二部紐+三分紐の2本使い
ちょっとそこまでの普段着です。
















全日本チンドンコンクールその1~縞お召に窓から星帯

2010-04-15 13:59:49 | 時事ネタ
4月11日(日)

まずは「ふれあい桜まつり」へ。

氷雨の中を地区センターまで歩き、お餅などをいただく。
センターの休憩所(和室)には、明治以来の代々の○○村・村長の写真。
明治!すごっ
明治の殿方の顔というのは今の男性とは随分違って見える。
威風堂々、いかにも「村長さん」。
うかつには声もかけられないカンジ。

午後は「第56回 全日本チンドンコンクール」大パレードへ。
楽しみにしてた。
生でちんどん屋さん見たことないし!

3日間にわたって開催されるこのコンクール、歴史あるモノ。
敗戦後、空襲の痛手から富山を復興させよう、人々に明るさを、ということで開催されるようになったらしい。
(全然知らなかったが、富山は地方都市の中では広島・長崎をのぞくともっとも被害が大きく、大空襲で当時の市街地の99・5%を焼失したそうである)


チンドン大パレードには素人のチンドン屋さんも参加されている。
この方々はプロかなー??と思い、顔ぼかしナシで。




昨日のコーデ
キモノ:縞お召
帯:カーネーション?&窓から星空柄名古屋
羽織:蝶と花柄

続く







子供獅子~デニムと森の絵本帯

2010-04-13 19:02:01 | キモノ
先週末はぎっしり予定がつまっていた。
今週のキモノとあわせて記録。

4月10日(土)
①町内で「いちねんせいおめでとう」の集い

公民館のレトロな作りにまずしびれる。昭和にタイムスリップした気分。
児童クラブの方々と「○○○○サロン」のお年寄りが司会で進行。
新一年生の紹介。
☆☆西町は5名。この5人はかなり小粒そろい(真ん中が小鞠)。
子供獅子舞の披露。

獅子の後ろ足は新中1男子。あとは小学生。
部員大募集中ということだったが、小鞠は「いや!」。
大人になって振り返ったらいい経験だと思うんやけど。
「獅子にならなくても、ほら、お姉ちゃんたちがやってたような、扇で舞うとか笛を吹くとか」
「獅子の前で歩くのが怖いからイヤッ」
嫌なら仕方ないワ。


午後は「カントリー&ハンドメイドフェスタ」へ。
他県からも多数来場する大きなイベント。
バテンレースやら何やら、「ナチュリラ」テイストの服やグッズがわんこもり。
見てるだけでうっとり。



そしてダンナ&小鞠と合流、広大な公園でレジャーシートを広げる。
ぴょんぴょんドームで延々と飛び続ける小鞠。


骨盤ベルト締めて3つの予定をオールクリア。頑張った。


今日のコーデ
キモノ:「くるり」デニム
帯:「森の絵本」名古屋帯(ヒメノルミ)
半襟:竹柄→春~タケノコ~竹で無理やり(笑)。ホントのところは色だけでチョイス。
お太鼓の下が変・・・
さっぱりした色が着たくて、こうなりました。








サザエは続くよどこまでも~かたばみ帯

2010-04-09 23:15:35 | その他
今日2つめの日記。

入学式の翌日。
集団下校ルートの分岐点で小鞠を待つ。
歩いてくる子供達を見て、目が点に!!!!!

富山は「1年生は傘は差さないで雨合羽(レインコート」じゃないのに驚いた)着用」に決まっている。
WEB SHOPを徘徊し、小鞠と二人で「これにしよう☆」と選んだ。
どしゃぶりでも傘させないんだから、せめて可愛いのにしないと♪

向こうからやってくる雨合羽の群れ。
全員黄色!ひよこのように黄色!黄色一色。真っ黄色!
えーーーーーー????!
2人だけ色が違う子がいるので、小鞠は遠くからでもすぐに発見できた(笑)。
「センセイ、『これでもいいです、ランドセルの上から着られたらいいです』って言ってたヨ」

「入学のしおり」を読み返してみる。
・・・黄色って書いてあるワ・・・
あれだけアンダーラインとかひいて、わからないコトは電話で問い合わせたりしてたにもかかわらず、読みとばしてた。
ごめん小鞠。やっぱママの目は節穴やワ。


しかし!
黄色と認識していても同じことだったと思う。
「無地」とは書いてないから、絶対
「黄色に星柄にしようか、それとも水玉?カエル柄?」
と柄物を物色したに決まっている。
無地の黄色を着て下校する子を見たことあるけれど、あれは
「急に雨が降ってきて、レインコートを持ってない子に学校のを貸してあげている」
んだとばっかり思い込んでいたし。
あー ほんとにビックリした。驚いた。

サザエといえば。
この花の下に飾ってある、二宮金次郎と獅子(左側:小さくて見えにくいけれど鋳物の獅子像)。

獅子は結婚祝いに親戚(鋳物師さん)が作って贈ってくれたモノ。
「今年は虎年だから飾ろう」と約8年ぶりに出してきた。

はい、皆様おわかりですね。
獅子は虎ではありません。なぜこんな間違いを???
しかも2ケ月ほど気がつかなかった。大丈夫なんだろうかホンマに。
不惑を越した辺りからサザエっぷりに磨きがかかっているような。

キモノ:ぼかし縞伊勢木綿
帯:かたばみ柄紬名古屋(LUNCOさん)
半襟:クローバー柄の手ぬぐい
大好きな帯を締めてご機嫌なサザエでした。