時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

スミレ大島に樹木柄名古屋帯☆

2012-03-22 18:19:29 | キモノ
体調イマイチの上にミスを犯し、落ち込んだ一日。
几帳面に準備するくせに、どうもスポンッと何か抜けてしまう処がある。
あまりに落ち込んでいるので、小鞠が慰めてくれましたヨ。
「ママ、人生『苦あれば楽あり』だから気にしないでね♪」
ああ情けない。
今からこんなコトで、老後はどうなるんでしょうね(泣)。

で、思いがけず時間ができたので、キモノ着る。

☆今日のコーデ☆
「スミレ大島」
樹木柄名古屋帯(山なみ地紋、丹後紋縮緬)

この大島、最初に「スミレ?」と思ったので「スミレ大島」と呼んでいる。
八掛もスミレ色。
よく見れば小さな蘭のような気がする今日この頃だが、呼び名は第一印象のままでとおしている。あしからず。
けっこう帯合わせに悩むキモノ。

体調がイマイチの時は、昼夜帯等は締めるのがしんどい。
この縮緬名古屋はとても軽いので、お初に登場。
なんてことない木の柄が好き♪
しかし、いつも思うのだが、お太鼓幅は30・5センチも要らんような。
29~29・5センチぐらいで充分じゃないだろうか。
真後ろから見るとホンマに「ランドセル背負ってます」みたいに思える。


まだ雪がチラつく日もあるけれど、ようやくクリスマスローズも開花。


明日は終業式。
春らしくなってきました。







お彼岸の土筆採り

2012-03-21 13:18:23 | 季節
今日2つめの日記。

☆野の隅にあまた顔出す土筆摘み 喜びの声あげし幼子

(いや・・・もう幼子ではないか)

☆やわらかき春の光につつまれて 土筆摘む子の喜びの声

(一句目よりほんの少しはマシか。でも平凡。)

春のお彼岸は土筆採り。
踏まないように気をつけながら、一歩一歩進んでいく。



3年目ともなると、
「はかま取るのタイヘンだから、これぐらいにしておこう」
と理性が働く小鞠。
今年はパパにも はかま取り一緒にやってもらおう。
はかま取らざるもの、土筆食べるべからず。

一生懸命!
(胡坐とは、まあ)


と、思いきや、笑い声連発。
「パパまた折った~」
「不正だー 折ったのはオマエだー」
「パパ折ってばかりー」
不正はいかんよ、不正は。


はかま取り終了。
一晩水につけてアクをぬいて、今晩佃煮にします☆










富山アートマーケット2012~平成バカラシー

2012-03-21 12:28:20 | 文化・芸術
先週末は家族で「富山アートマーケット2012」へ。
それぞれ、小さなお買い物を楽しむ。



同じく市民プラザの1階にある「チリングスタイル」さん。
先日、小鞠が「ステキ小箱」を買ってもらったお店。
こちらに人だかりが。

「平成バカラシー運動」?!


無言で何やらお点前をしている。
何だろう。気になる。

後日お店で伺ったところ、「てのりごちさん」というお点前。
「トムスマ・オルタナティブ」のアートパフォーマンスだった。
お点前をしてらっしゃった、外人さんに見えた美女は、「トムスマ・オルタナティブ」の代表・石川華代氏。
(詳しくは www.tomsuma.jp をご覧ください)

いっぺんかぶってみたいですナ、あの地球。
しかし凡人は、あのイデタチで笑わずに静かにお点前はできそうにもない。
平成アート、奥深し。





「春霞」紬に鴛鴦柄昼夜帯

2012-03-19 20:24:57 | キモノ
雪 のち 晴れ。
暑さ寒さも彼岸まで。
明日のお彼岸からは、どんどん春めいてくるはず。
チューリップの芽も少しづつ伸びてきている。

☆今日のコーデ☆

「春霞」と呼んでいる紬
鴛鴦柄昼夜帯
桜帯留

この帯の鳥、いままでは「鴨」と書いていた。
鴨?鴛鴦(カモ科)?どっち?
丸い頭は鴛鴦に似ている。
色は鴛鴦ほど派手ではない。
つがいでいるから鴛鴦?(でも鴨も夫婦仲良いらしいし・・・)
どちらにせよ、メスらしき方はオスの下に平べったく描かれ、
「え?これ鳥?でもコレは目に見えるからやっぱりコレはメス?」
という存在感。
自然の理とはいえ、いささかメスが不憫に思える。



先日から、帯まわり画像を斜めからの撮影に。
お気づきの方もいらっしゃったかもしれないが、体の左右がアンバランス。
正面から撮ると、左右の肩の高さや形がかなり違う。
(大昔、左腰を痛めたのが原因かと)
画像をカットしていたが、斜め撮りだとさらにごまかせる!
(おそらく本人しか気にしていないか・・)
当分これでいきます。










熨斗目ぼかし附下に桜と夫婦鳩名古屋帯☆

2012-03-17 02:20:51 | キモノ
卒業式ウィーク。
卒業生の方、卒業生のご家族の皆様、おめでとうございます☆

小鞠の小学校も卒業式。
全校生徒が出席。
自分が小学生の頃は、学童数が非常に多かったので、在校生は5年生のみ出席だった。
今は全校生徒+卒業生父兄でも、体育館に収容できる時代。

で、お昼前には下校。
「日本の歴史」漫画に夢中になっているので、
「キモノ着る練習してくるワ~」と二階へ。
寝かせてあった附下のしつけ糸をとく。

☆今日のコーデ☆
白茶~黒橡(つるばみ)色の熨斗目(のしめ)ぼかし附下
しだれ桜と夫婦鳩柄名古屋帯



帯揚を着物と同系色にするか、グリーン系にするか。
色々検討した挙句、全然違う色に。
前柄に鳩を見せようとした結果、お太鼓の鳩が上にいきすぎてしまった。

一緒に写真に入ろうと張り切る小鞠。
おチビの頃と変わっていない。
でも、一緒に背中を向けたり、変顔はしなくなった(笑)。



ほんのご近所に用足しに。
お気に入りのコートを羽織った小鞠いわく、
「年は違うけど、ママと小鞠、卒業式みたいだね♪」
そうやね。
その水色のコート、幼稚園の卒園式に着た時はブカブカだったのに。
来年はもう着られそうにないですワ。








白大島に桜とチューリップ柄モスリン名古屋☆

2012-03-15 20:39:47 | キモノ
今日の大島は母からのモノ。
長めだった袖を切って裄出しもしてもらい、サイズは申し分なし。
しかし、どうにも好きになれない。
キモノのせいにしてはいけないのかもしれないが、スラッと見えない気がする。
好きではない分、気楽に着られる利点はある。
今日もモスリンを合わせて、ほんのそこまでのちょいちょい着。

☆今日のコーデ☆
大島
桜・チューリップ・蝶柄のモスリン名古屋帯
桜の帯留

帯揚を三部紐と同系色にするか否か迷ったが、同じだと面白みに欠けると思い、ペパーミントグリーンに。
帯は、6、7年前に、アンティークモールの「古布おざき」さんで購入。
「モスリンの帯」や「昼夜帯」の存在を何人かの方のブログで知り、欲しくて欲しくてたまらなかった。
くすみはあるものの、モスリンにありがちな虫食い小穴もなく、今でも大事にしている一本。


ところで、パッツンきのこ頭。
ダンナいわく、「今度のはイイ」。
前回パッツンの折は、
「ジェームス・ブラウンやないか」(怒)。
ゆるやかにパーマがあたっているショートボブが、黒人のソウルシンガー?
ワタシ日本人やし。男ちゃうし。
ほんま、なんでジェームス・ブラウンがはなっから出てくるのか・・・
しかし、ダンナの中では「妻がジェームス・ブラウンになってしもた」としか思えへんかったらしい。
今朝はめっちゃ!安堵顔でしたワ。
「また切ってんで」というまで(予想通り)気が付かなかったクセに(笑)。
キノコだけれど、日本人に戻りました。







結城玉紬に桜と蒲公英柄名古屋帯~さらにパッツン

2012-03-14 20:16:51 | キモノ
雪が二日間続いた後の快晴。
三月の雪はあわあわと昼過ぎには融けていく。
春近し。

☆今日のコーデ☆

草色の結城玉紬
桜と蒲公英柄の名古屋帯

この帯の桜は花弁がハート型。
カタバミにも似て可愛らしい。
蒲公英は・・・この画像ではちょっと見えない。ごめんなさい。
差し色はブルーグレイ。



午前中に美容院へ行き、さらに短くなった髪。
12月に切ったときはかなり驚かれたが、これはマイナーチェンジなので反応ないだろう。
たかをくくっていたら、小鞠がまた苦言。
「ママ、またキノコになっちゃったね。可愛くないー」
キノコで何が悪い。
かまへんがな。
「こうやって耳にかけて、斜め前から見ると、まあまあやと思うで」
「ホントだ・・・でも、前から見ても後ろから見てもヘン!」
あんまり文句言うと、今度こそ本当に刈り上げたるでっ

さすがにコレではウィッグはムリ。
当分キノコです。











パールドロップスに桜柄昼夜帯☆お茶会手伝い

2012-03-12 16:35:11 | キモノ
先週金曜は小学校のお茶会のお手伝いへ。
氷雨だし水仕事だし、しっかりポリエステル。
ポリの手持ちは現在3枚。選択枝は非常に限られている。

パールドロップス(豆千代モダン)
桜柄の昼夜帯

この昼夜帯は反対側の縞に惚れたのだが、最近ではこちら側の出番が多い。
見つけたのは東郷さんか、はたまた富岡八幡宮の骨董市だったか?


従来は、全学年クラスごとに2~3名が選出されて、チケットを握りしめて並ぶ。
知らない子が隣になり、それなりに緊張感が漂っていたりする。
今回はいつもと違い、六年生全員がお客様。
クラスの半数ごとに入席。
担任の先生も交えて、笑い声もあり、非常に和気藹藹としたお茶会だった。

自分が六年生の頃に比べると、見た目が随分スマート。オシャレ。
でも中身は・・・こんなカンジだった気がする。
今も昔も、子供の本質って変わらないものなんだろう。
もうすぐ卒業。おめでとう!









今年度最後の読み聞かせ~幽霊と宇宙人

2012-03-09 10:28:22 | 読み聞かせ
今週で今年度の読み聞かせは終了。

☆5年生☆
『紙芝居 さらやしきのおきく』(桂文我脚本・久住卓也絵、童心社)

2年生には夏に読んだ紙芝居。
この季節に幽霊話はどうかと思いながらも、落語なので怖くはない。
「怖くはないので寒くはならないと思います。暖まりはしませんが」
と初めにことわっておいた。

日本で有名な幽霊といえば、お岩さんかお菊さんが筆頭だろう。
今の子は知らないんとちゃうかな?
ワタシが子供の頃は、
「夜いつまでも起きていると、カランコロンと下駄の音がしてオバケが出てくる」(『牡丹燈篭』)
と親におどされたり、学校で男子がお岩さんごっこをやってたものだが。
やっぱり、どっちも知らない様子。首をかしげている。
読み終わって、先生が「今の話を知ってた人いますか?」と尋ねると、手があがったのは数名。
男の子が声をあげる。
「『ONE PIECE』に載っとったー」
「『忍たま』に出てきたー」
どっちやねん(笑)。
『ONE PIECE』侮りがたし。

☆2年生☆
『さんすううちゅうじんあらわる』(かわばたひろと・高畠那生、講談社)

前に『さんすうサウルス』を読んだので、
「今度はうちゅうじんかよー」の声。
でも、さんすうの問題にこたえないと、うちゅうきんぎょキョダイデメゴンに食べられてしまう!
となると、すぐに物語に入り込む子供たち。
舞台が学校なのも臨場感があって良い。
最後の問題、さすがにそろばんを習っている子は即答。
解答ページがちょっと細かくて、読み聞かせだと後ろの子は見えない。
画用紙に大きめに書いたモノを用意して、見せることにした。

こういう絵本が子供のころにあれば、ワタシも算数好きになっていたかなー

『ものすごくおおきなプリンのうえで』(二宮由紀子・中新井純子、教育画劇)

三学期は大縄跳びに取り組んできた子供たち。
プリンの上で、アイスの上で、ケーキの上で縄跳びしたら、楽しそうやね♪
優しいパステルカラーにあふれた、可愛い絵本。

2年間読み続けてきたこのクラスともこれでお別れ。
2年生 75冊
1年生からだと、通算124冊。
今週はどんな絵本だろうと、かばんから取り出すワタシの手元をじっと見ていた子供たち。
こんなにも人に待たれたことがいままでにあっただろうか。
27人・54の瞳に囲まれて過ごした時間は、人生の宝物。











薄紫色結城紬に木蓮柄名古屋帯

2012-03-08 18:07:15 | キモノ
富山でも花粉が飛び始めた。
スギ→カモガヤ。
これから約4ケ月、つらい季節である。
こう言っては怒られそうだが、アレルギーがスギだけの方はまだ時期が短くて済むやんかと・・・
毎年毎年、「ブタクサまで発症しませんように」と祈るのみ。

☆今日のコーデ☆
薄紫色の結城紬
縮緬(だったか)地・木蓮柄名古屋帯


ふんわり軽い結城をまとい、あっさりめのコーデ。
去年、この木蓮帯を締めて、小学校のお茶会のお手伝いに行った。
今年の三学期はお茶会ないんやろうか。
そう思っていたら、急遽、明日開催と召集がかかる。
同じ帯も何なので、明日は桜柄の帯にしようか。

春の柄の装いを楽しみ、花粉のつらさをしばし忘れよう。