時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

パッツン前髪は妖怪・・・ウール小紋

2009-02-27 23:08:16 | キモノ
昨年から是非行きたいと思っていた加山又造展。
今週いろいろあったり、あいにくのお天気だったりで行きそびれてしまった。
「激混みだろうなー」と腰がひけていたのもあるのだが。

いや。「今日こそはパパッと行ってこよう!」と雨コーデ用意していたのだ。
ヒラヒラヒラヒラ ぼたん雪。
どんどん降ってくる。
さすがにこれでキモノで出かけるのは酔狂すぎるというものだろう。
どうせ着るつもりだったんだから。
あまりにも昭和テイストぷんぷんなので日頃はどうしても手が伸びない母のウール小紋でも着てみよう。
明日で2月も終わり。
椿もそろそろ最後。例の「締めにくい織りの椿名古屋」に再TRYしてみるか。

帯留も鳥と椿。先日のと色違い♪
時間があったので、座ったり立ったり遊んでみました。
座ると襟が浮く・・・まだまだ着付けに課題あり。

ところで前髪ウィッグ。
短いのも買っていたのだが、あまりにも似合わないのでしまいこんでいた。
中途半端な長さのシャギーがいけないのかと、昨日思い切って短くパッツン!!!
あ。これならまだマシかも。お団子ヘアにしたらいけるかも。

最初鏡を見た感想。
「大地真央・・」
もちろんあんな美しくないけれど、男顔にパッツン前髪というところがまったく同じ。
しかしずっと見ているうちに「悪くないかも?」と思えてきた(←ただの慣れ)。
自分のパーツの中では気に入っている「りりしい武士眉毛」が強調されていて、性格がくっきり現れていていいんとちゃう?
ムスメに見せる。
「ヘン!ママ、ヘン!」
「え~そう~?ミー(ムーミンに出てくるミー)みたいに見えへん?」
「ミエナイ!コドモっぽい!」

反対されるも、彼女も慣れるとそう変に思わなくなるだろう。
そう思い、今日もパッツン装着。
正面。横。斜め。いろいろな角度で撮ってみる(今日はヒマだった)。
あれ?!
すっごい変。
というより我ながら怖い。何これ。妖怪?
大地真央というより「思い切り老けて痩せた『まことちゃん』」。
鏡を見る。うーむ。鏡(和室&洗面所など)だとちっとも変じゃない。
家の中の鏡はあかんわ。今後信じないことにしなくては!
お日様の下で見るともっと妖怪っぷりが際立っていたに違いない。クワバラくわばら。

ワタシより年上でもパッツン&お団子が似合ってる人もいる。
顔の形がまずダメなんだろうな。
丸顔の方ならOKじゃないかと。
どちらかというと面長(年々面長に成長している。イヤだ~~っ)だからな・・・
「長いほう(前髪ウィッグ)ならいい。あれならダイジョウブ」
最初にムスメの言うことを信じたらよかった。これで出かけなくてよかった。
ダンナやムスメのように顔が丸くて小さかったらなー

パッツン前髪はふたたび封印します。残念無念!










お遊戯会今昔

2009-02-26 22:28:13 | コドモ
今週土曜はいよいよお遊戯会。
ガンバレ エビちゃんっ



お遊戯会は親が子供の踊りや歌などを見て、成長に目を細めるものではないのだろうか。
衣装のこまごまとした部分までダメダシが出ると首をかしげたくなる。





母は笑う。「あんたの時も大変だったのヨ衣装つくり」


歴史は繰り返す。
年中組→雪の妖精か何か。
年長組→「中国の花祭り花」。チャイナだっ 髪に花つけて、フワフワの扇持ってる。

妹のときは「スペインの火祭り」でフラメンコのドレスだったなー
「小物とかどうしたの?買ったの?」
「ぜーんぜん覚えてないわ~ どんなの踊ったんだったっけ~~?」
覚えてないのか母よ?!
月日が過ぎれば苦労は忘れて、いいコトだけ覚えているものなのかなー
ワタシも今はいろいろプンプンしていても、20年30年たてば
「ああエビちゃんねー そんなの作ったかしらね~ タイヘンだったのは覚えてるけど」
と言っているのだろうか。十中八九そんな気がする。

「くるり」茶鼠木綿に蔓花柄紬名古屋。
半襟は竹柄コットン。鳥帯留。ヘビロテしているモス羽織。雨仕様です。














PTA~「京黒ロールくろまる」と棕櫚ブラシ

2009-02-24 22:57:59 | お菓子
給食委員になり損ねて、一晩まんじりともせずに考える。
まだ三役(会長・副会長2名・会計)の一人が欠員状態だ。
「このままだと新・年中組から選んでもらうことになる。反感買うと思う。誰かいませんか?」
何度も言われて、手をあげた人が一人。
あと一人はどうなるんだろう。
気になって気になって、何度も自問。
転勤あるかないかわからないし。下の学年にゆだねるなんて前代未聞やん!
子供一人だから時間的余裕はある方だ。キモノさえ着なければできるんとちゃう?
決意して今朝、来年度の会長さんにメール送る。

礼を言われる。でも「ムリしないでも大丈夫」?!
こ・・・断られた・・・・悲壮な決意だったのに・・・
水面下で、今年も上の子で役員していた新年中組ママさんが続投を承諾してくれていて、あと一人手があがればOKだったんだとか。
なんだ。
あともう一人、ベテランママさんの奮起をうながすための芝居(?)だったのか。
言葉どおり受け取って、この3ケ月ほど会合のたびにキリキリ考えていた自分がただの馬鹿正直だったという訳か。
そういえば打診の「だ」の字もなかったし・・・・

会長さんはうちが転勤族だということを知っているので、それで「無理しないで。でもありがとう!」と言ってくれたのだと信じたい。信じよう。
やっぱPTAって向いてない・・・わからん・・・
もう一人でベルマーク係でもすることにしよう。

なんとか気分を上昇させるべく、キモノdeオデカケ。
日曜に買った「京黒ロール くろまる」再び!(近くの街の「京都フェア」にて)
悲しいときは甘いモノだっ

以前友人が手土産にもってきてくれた「牧場の(モーモー手巻き)ロールケーキ」がめちゃくちゃおいしくって(白黒ブチのモーモー柄!)。
この「くろまる」もおいしい!黒ロールケーキはおしなべておいしいのか?!
竹炭を練りこんだ生地に真っ白な生クリーム。
半冷凍状態で販売。もちろん解凍してからいただくモノだが。
こ・れ・が。
まだ少し凍ってる状態で食べるのもんまんまっ
生クリームがシャーベットみたいにシャリシャリしているのがたまらない♪
そして解凍してからもんまんまっ 一粒で二度おいしいというか。
これは一人で一気に一本いけるなー(自制しているが)

そして。日曜には他にも買い物。
お江戸は京橋。「白木屋中村傳兵衛商店」のブラシ(「クロワッサンの店」フェアにて)。

大きいほうはムスメ用。ケシゴムのカスは自分で掃除してもらおうかと。
小さいほうは棕櫚ブラシ。「Yシャツ・足袋用」(850円)。
いままで足袋はハブラシで洗っていたが、これは長持ちするゾッ♪

今日さっそく使ってみると。
む。むむ?
なんだか足袋が茶色くなっていく。
「使い始めはアクが出るので、3時間は水に浸してください」といわれたので、一晩つけておいたのになー まだ浸し足りないのだろうか。
お持ちの方、使い始めはいかがでしたか?

格子源氏ウール。薔薇と蝶ゴブラン帯。薔薇羽織にしました。























旧朝倉家住宅へ♪その3~外観&お庭編

2009-02-23 14:11:17 | キモノ
来年度の役員決め最終日。
給食委員続投したかったけれど、希望者多数のため補欠(ヘルプ)に。
ああ。駆け引きとか根回しとかできない人間はやっぱりあかんわ。
希望者多かったらジャンケンで決めるのかとばかり(←単細胞)。
そんな単純なモノじゃないんや・・・
自分の駆け引き下手&不甲斐なさに、今かなり落ち込み中。
いちばん最初の打ち合わせの時に手をあげていればよかった。
委員長になってしまうんじゃないかと一瞬躊躇したのがダメだった。
動かずに後悔するのは「あの時ああしてればよかった」と後々までひきずる。
「着物着る時間ができてよかったやん」という気持ちに今はなれない・・・・・アホですわワタシ。

この2日はキモノ着ていないので、土曜の旧朝倉家シリーズ第三弾。

冒頭画像。
「おかあさま、お呼びですか」
「小夜(仮名)、お入りなさい。お話があります」
レトロな感じの2人だが、外にはビル(笑)。

2枚目。
「こんにちは~」
向こう側からご挨拶。面白いのか、何度も付き合わされる。
ぐるっと部屋を囲む廊下が気持ちよさげ。
こういう廊下はね。
そろばんを足の下に置いて、スケート替わりに滑ると・・・怒られるんだヨ~
・・・そろばんを知らないよね今の子は。
時代劇で商家の番頭さんが弾いているアレ、といってもわからないか。

お庭は高低差がある地形をいかした回遊式。
斜面なのでやや足場が悪い箇所もあるが、広くて気持ちよい。
今は特に花もなかったが、春にツツジ・秋にモミジが楽しめるそうな。
もっと整備されて花が楽しめるお庭になれば、混雑するようになるかも?
いつの時代もチビっ子は飛び石が大好き!
「うわ~い♪」
歓声をあげてピョンピョン。

今回、日本家屋で撮影してみて、「陰影礼賛」(谷崎潤一郎)が何度も浮かんできた。
蛍光灯の下や屋外ではけっこう華やかに見える羽織やキモノでも、古い家の中だとシックリ落ち着いて見える。
光と影。ほの暗い畳の部屋。
華やかな大正ロマン!な着物ぐらいでないと、影の中に姿が沈み込んでしまって怖いかもしれない。
昔、奈良の大仏殿なども建立当時は絢爛豪華!極彩色!だと知ったときには
「え~~っ 風情も何もないやん。けばけばしいーっ」
と幻滅したものだが、電気もない時代にはそれぐらいがちょうどよかったのだろうか。
理屈では承知していても、実際経験して初めてしみじみわかることがある。
家以外の場所で撮ってみてよかった。
動くときの所作にももっと気を配ろう。





















旧朝倉家住宅へ♪その2~建物編

2009-02-22 00:43:51 | キモノ
キモノの袖が羽織から出てるのは・・・「その1」をご覧いただき、お見逃しください。裾がふくらんでるのも同様に~~~

パンフレットより抜粋。
「旧朝倉家住宅は・・・主屋は明治時代から昭和30年頃までに建設された大きな邸宅の特徴を顕著に表しています。」

「当時、主屋1階は家族の日常生活の場であり、年中行事などで正式に客を迎える時は玄関左手の応接間(和室)を使用しました。
また玄関右手の洋間は来客や執事の事務のためのスペースで。北側部分は家族や使用人が使用していました。」

ふむふむ!
規模こそ大幅に違えど、建て替え前の実家と同じである。
玄関左手のお座敷は、法事をしたり、お客様をお迎えしたり、泊まってもらうときの部屋だった。
玄関右手、唯一の洋間は実家では応接間と呼んでいたが、気軽にお客さまをもてなしたり、レコード聴いたりする部屋。ピアノもここに置いていた。
父方の祖父は応接間で朝刊を読んでいて脳溢血に倒れたと聞く。
お玄関の横だったから、出勤前に朝食後のリラックスタイムを過ごしていたんだろう。
そして、一階北側に台所・お風呂など水まわり・居間・父の居室。
同じような作りだ(実家は別に大きな邸宅ではないが。)。

(かつての)本籍地からだと祖父が通勤にやや不便だったのだろうか。
父が中学か高校生のころ、屋敷はそのままに隣の市の国鉄(当時)の駅に近い場所に引越してきたそうな。
=昭和30年代初期。
新築だったのかは知らないが、時代は合致する。
昭和45年に北側の生活部分を改築したが、半分ぐらいは昭和30年代以前の建築を残していたはず。

ノスタルジー感じまくっている母を残し、楽しそうに歩きまわるムスメ。
「エンガワっていいねー」
とにかく新鮮らしい。
そう、こんな風にお部屋の障子をあけると廊下があってね。
ばあばが雑巾で毎日磨くからツヤツヤと黒光りしてたんだヨ。
ガラス戸でね。
お天気のいい日は廊下にお日様の光がいっぱいあたって暖かいんだヨ。
でもね、昔の家は寒いんだヨ~
風がふくとキシキシガタガタ揺れたしね。

階段。そうそう。横幅はこれぐらいあった・・かな?
今の家の階段よりも広くて、もっと段差もあるカンジ。
Yおばちゃん(妹)と喧嘩して、ちょっと押したつもりが階段をまっさかさまに下まで落ちていったんだヨ(鬼姉→でも怪我もせず。子供の体は柔らかくて案外強い)。

閉館30分前。
数名いた人もいなくなり、撮影タイム~♪
ダンナからプレゼントされたデジカメ用三脚を使うときがきた!
ダダダダッ
タイマーセットしては走るワタシ。き、厳しい・・・裾乱れまくり。袖出まくり。
しかし、外で撮影することなど滅多にない機会だし!
2階廊下(冒頭画像ほか)。
階段。

1階和室。

む。ムスメのキモノの丈もあがりまくっている。きみ、動きすぎちゃう?

続きは次の日記にて。











旧朝倉家住宅へ♪その1~コーデ編

2009-02-21 23:35:55 | キモノ
代官山駅から徒歩数分。
「こんな都会のなかほどに?」という場所に、大正8年建造の「旧朝倉家住宅」はある。
平成16年に重要文化財指定、昨年6月より一般公開(渋谷区管理)。
敷地約5千四百平方メートル。
都会の喧騒を一時忘れて、ノスタルジーに浸るにはいい場所だ。
去年から行く気マンマンで、やっと娘と2人足を運ぶ。

画像が多いので、まずはこの日のコーデから。

帯留ありき、のコーデ。
例の「作家さんのボタンを改造しただけの自作というにはおこがましい」帯留シリーズ。
このボタンを見たときからずっと
「帯留にしたい。帯留にしよう。」と思い続けていた。
鳥に椿。どっちも好きなモチーフ。見ているだけでにやけてしまう(変態か?)。

大正時代の和風建築に行くのだから、多少なりともレトロ感を醸し出したい。
帯は縞昼夜。
さてさて、これにコートを着ると現地で着脱が面倒だし、脱いで寒かったら困る。
昔の家というのは寒いものだからなー
お仕立てしてもらったシルクウールに裄が合う羽織となると・・・気分じゃない!合わない!
やむをえまい。
裄66のキモノに裄62・5センチの羽織。
ひっかけるように浅~く羽織り、いつ何時でも腕を前にもってきて、羽織の外にキモノの袖ビローン状態を避けなくてはっっっ
見ようによっては「十二単の袖口みたい」と思う人もいるかもしれないが、個人的には「ビローン」は好きではない。
ビローンするぐらいならキモノも裄短いのにして、いっそ腕ニョキッのほうがマシ。
腕ニョキッはこの季節ロンググローブでカバーする手もあるし。



家で撮影時&移動中は何とか気を抜かずに、最低限度内のビローンで済んでいたはず。
・・・・・邸宅内でセルフタイマー撮影画像を見ると、オールお袖ビローン・・・
動く時の所作がなっていないんだろうなー

言い訳すれば。
シャッター押す→撮影場所まで走っていく→ポーズとりながら娘を側に呼び、彼女にもポーズをとらせる。
セルフタイマー10秒。
10秒でこれをこなすのが精一杯。着崩れ直す間なんぞない・・・ムリ~ッ
襟は浮いてきているし、裾は静電気でふくらんでいるし。
反省点山積み。はー

①お玄関(冒頭画像)
②洗面所
などを見て、一階中の間へ。

続きは次の日記にて。













ふたたび一張羅の椿~今度はデコ帯で

2009-02-19 23:09:23 | キモノ
前回の渋谷東急の催事はダブル(ダンナ&娘)インフルエンザで行けずじまい。
幟家さんに椿キモノを見ていただけなかった。と思っていたら。
今度は西武池袋にて「古民具と骨董市」(17日~24日)。
椿、間に合った!

前回は松葉文の縮緬帯で「これしかない。今のところベストの組み合わせ」。
うーん 他の帯となると。
合うのは・・・「サザエさん」(お太鼓の柄より命名)デコ帯だ!
どうでしょう。
前回(2月5日)よりはお遊びっぽく、ちょっと可愛いカンジに。
帯留は豆千代モダンの白鳥に。
オトナな集まり(そんなモン無縁だが)なら前回、遊びに行くならこっち、かなー
どちらがお好みでしょうか?

幟家さんブースにて。
おすすめいただくままに、とっかえひっかえ羽織らせていただく。
紫がかったカフェオーレ色の大正期のお散歩着。白い葉に青が少し入っているのがなんとも絶妙な色づかい。
赤×黄色でハデに見えるけど、羽織ると品のいい薔薇錦紗。
濃い紫色の絽着物はなんと!ホタルかと思えば葱坊主柄!
ネギボーズですヨッ 昔の人のセンスには脱帽。
薄青?水色?地に藤柄の絽縮緬にはカワセミがいる。裾には黒い鯉まで。バシャッと水音が聞こえてきそう(「鯉は別にいなくてもカワセミだけでいい」と意見は一致したが)。
やっぱりアンティークはいいな・・・どれもこれもサイズがアウトだったけど(対丈でも厳しい)。

去年ぐらいから昭和の比較的新しいモノや紬系もポツリポツリ置いていらっしゃる。
辻ガ花。
泥大島。うーん 渋ハデでステキだけど21万か。ワタシには現実味のないお値段だなー
今回はキモノ以外で目をひくモノあり。
鏡。
試着コーナーに置いてある、足付きの小さめの鏡。塗りの蓋がステキ(8万円・・)。
「この塗りはいいヨ」
ああ。億万長者なら和室だらけの和モダンな家を建てて、こんな鏡やら衣桁やら古民具やらを置きまくった部屋を作って・・・・妄想はタダである(笑)。ウットリ。

ところで、「前回の渋谷は初日でかなり売れてしまったそうですね」と言うと。
「毎日そう言われる」と苦笑いしてらっしゃる。
あまりにも同じコトを言われるので、普段はネットしない幟家さんだが「幟家」で検索かけてみたそうな。
→ワタシの前回の椿着たときの日記がHITしたらしい。嬉し恥ずかし。
情報源はTさんブログだったかと思っていたが、読み返してみるとMさんが発端だった(他にも同じコト書いた方いらっしゃるかもしれないけど存じ上げないので・・・)。
幟家さんにいらっしゃるキモノ女子の皆さん、TさんMさんブログをチェックされているんだなー 

幟家さんは催事のたびにいつも心のこもった宛名の(達筆!)DMをくださるので、いつもというわけにはいかないができるだけ足を運びたくなる。
何も買わないことがほとんどで申し訳ないけれど。
今回はお買い物してしまった・・・・・普段に気軽に着られてサイズOKなのがあったので。
先週から散財しているので、もう当分自粛しよう。


























鳥帯に鳥ボタン帯留~BARBEE BOYS

2009-02-18 23:36:21 | 時事ネタ
youtubeでBARBEE BOYS聴いて、しばし感慨にふける(再結成したそうですねー)。

大学生になったとはいえ世事に疎いワタシだったが、流行っていた歌はかなり知っていた。
妹の彼氏がせっせと流行モンをテープにふきこんで多数貢いでくれたのが大きい。
高校生の頃はまったく生身の男性に関心がなかった(「三国志」や「宮本武蔵」の世界に入っていた)ワタシと違い、妹はさっさと彼氏ができた。
確か貢いでくれたのは2番目の彼氏。
一つ年下でかなりの美少年。
美少年と付き合うなんていうのはマンガか本の中のことだと思っていたし、まだまだ子供だと思っていた妹だったから、
「ええ~ ほんまに付き合ってるん?年下やろ?」
とずっと首をかしげていたものだが、度重なる貢物に篭絡される姉。
「よう知らんけど、こんだけしてくれるなんてええ子なんやろ」(単細胞・・・)
今はいいお父さんになっているんだろうか。
名前も覚えてないけれど、あの時は妹に色々ありがとう。
お姉ちゃんもホントに助かったヨ!

おかげさまでバービーボーイズも知った訳だが。
大人な歌詞にのけぞる。ひ、ひえーっ
こんなん妹聴いてるん?ええんかいな。
これが男と女のかけひきってヤツやろか。ほえ~っ
きっとワタシも杏子みたいな大人のオンナになれば、こんなめくるめく世界が待っているに決まってる。ドキドキ。

今聴いていて、ドキドキしていた昔の自分を思い出す。夢見る少女(?)だったな~
タイムマシーンに乗っていって言ってやりたいものだ。
オトナになっても、どころか、20年経ってもそんな男と女のかけひきとは一切無縁な人生だから!
「目をとじておいでよ♪」とか絶対ないから!
高校の授業中、ラグビーボールの空気抜いて先生に怒られた男子(=ダンナ)と結婚するから!
・・・絶対信じへんやろな・・・・

緑地に黄色の花柄ウール。
かなり鮮やかな色のキモノ→「どんなキモノでもそれなりに落ち着かせる、奥様にご推奨のモス羽織」装着。
花びらが6枚だったり7枚だったり8枚だったり。かなりいい加減。5枚だったらねじり梅だと思うけれど、これはもうただの花かと。
鳥柄ボーダー昼夜帯。
薄ベージュ地にドット柄コットン半襟。
帯留は自作・・・というにはおこがましい。ボタンを改造したモノ。
この作家さんのボタンがどれもこれも可愛くって!
あといくつか帯留にしたので、つけるのが楽しみです。






















スミレ大島で花粉対策?~新しい携帯♪

2009-02-17 11:15:30 | キモノ
昨日はDOCOMOショップへ。
PCとか携帯とかにめちゃくちゃ弱い人間で、前日にパンフレットをもらっていても何が何やらサッパリ。
メールの送受信と通話さえできればOK(←PTA連絡網で必須だから)。
いっそお年寄り向けとかいう「らくらくホン」でいいんとちゃうん?
字も大きいし、歩数計ついてるらしいし。
赤だったら可愛いし。

それはさすがに園ママたちに見られるといかがなものかと思いなおす。
まー それぐらい疎い前時代的人間なので、いっそキモノだと
「この奥さん、この年格好で携帯のコトなーんも知らんみたいやけど、まあキモノ着てるぐらいやからレトロな生活してる天然記念物系なんやろ」
と思ってくれるかもしれないから気楽かも~
と、いうわけでキモノ着る。

すっかり春!なポカポカ陽気なので、「春は大島だよね♪」とスミレ大島。
可愛くありませんか、この大島(証紙はないけれど、そんなコト気にならない)。

母からの白というかグレー大島はなーんとなく好きになれず。
これならオトナ可愛い!しかもずーっと着られる。
実は先週「池袋アンティークマーケット」にひそかに(?)出向き、出会ってしまった。
好物の寒色系。赤が入っていない。八掛もスミレ色♪
「スミレというわけではないけれどスミレに見えるでしょう」(BY店員さん)な柄。
「ナゾの洋花」というコトにしておけば(笑)秋もOKかなー
アンティークモールの2階から1階に移って以来、なんだか敷居が高く思えて入れなくなってしまった「かわの屋」さんにて。
こまめにのぞけば、こういうお値打ちで可愛いのがポコッとあるんだけどなー「かわの屋」さん。催事なら気軽にのぞけて嬉しい。

鴨昼夜帯。前帯はこの日はお尻&尾っぽを出して。
ひさしぶりの角だし風。
色があう羽織モノを、と水色薔薇羽織。
大島も帯も羽織(ポリ)もツルッツル系。花粉対策としてはバッチリ!!!
結城だと花粉がくっつきそう。やっぱり春は大島やねっ(意味が違う・・・)。
春。
歩いていると色々な花が楽しい季節になってきた。
ミモザは満開に。
マーブル椿は今年もキレイに咲いている。
我が家のクリスマスローズも昨日一気に数輪開花。キレイだなー



携帯は4年7ケ月使った「しゅわしゅわラムネ」君(とにかく小さい!)から鮮やかなブルーに。薄い。画面明るくて見やすい。これでワタシもイマドキの携帯を持つ人に・・・
しかし携帯っていつのまにこんなに高くなったのか?
「0円の時代からしたらビックリやなー」
ダンナと二人で驚きを分かち合いました。













苦手の絣で撮影ごっこ~啓蟄と勘違い

2009-02-16 10:29:54 | キモノ
今日2つめの日記です。よろしければ一つ前の日記もご覧ください!苦闘の成果?がアップされております。

土日の記録的陽気で「もう春か」と勘違いしたカエルが何匹いたのだろう?
昨日の夕方、歩道をノソノソ歩いているガマくんに遭遇。
うひゃっ こんなトコにカエルやんっ?! 動いたヨ ひーっ
そりゃこれだけポカポカしてたら啓蟄だと思うだろう。
しかし明日からまた寒さが戻るとか。気の毒な。
どうするんだろうカエル。また土にもぐるんだろうか。
ちょっと心配・・・・・寒さに弱ったところをカラスにやられなきゃいいんだけど。
今朝からやたら「カーカー」聞こえてくるのでドキドキ、ドキドキ。

エビちゃん衣装作りで睡眠3時間。
花粉で頭も痛い。
しかし、携帯の液晶がクラッシュ!真っ白~~~っ
DOCOMOショップに行かなくては。
気分もカラダも頭も重いから、せめてキモノで気持ちもりあげて出かけることにするか。はー
華やかなのを着る気分ではないので絣に。
この絣は母の。袷仕立て。
先月アップした「昭和のお正月・凧あげ画像」で母が着ているモノです。

どうしても「お運びさん」や「土産物屋の店員さん」っぽくなってしまう絣。
苦手だ・・・
若い子が着るとキリッと爽やかで可愛いだろうし、うんとおばあちゃんならシックリしてこれまた可愛く見えそう(八掛のレンガ色も70歳80歳ならいっそ可愛いと思うのだが、どうでしょうね?)。
中途半端な年やわーホント。

ヒネモスノタリ水玉名古屋帯。
半襟は無地グレー。帯揚もグレイッシュな水色でクールに。コレが赤系だと一挙に民芸調になってしまう。要注意。
帯留は一応(笑)自作。
作ろうと思って買っていたのに忘れていた梅(かな?)。
うーん
なんかまだしっくりこない。
糊がまだバリバリきいていてカラダに沿っていない分、裄がやたら短くあがってくるのがこみっともないし(←袷なので家で洗う勇気がない。袋になるのがイヤなので)。
モス羽織を上から。
腕ニョッキリ&肩モッコリガッチリ病(笑)が解消された。
ちょっと地味だがこれもよかろう。

ムスメは洋服。「今日は着ないヨ~」だそうで。
撮影しているとき、ワタシと同じポーズを撮ったり、いろいろ遊んでくる。
はははははー
今度は後ろ向きとちゃうで~ 前やで~ 残念ー
さー今度はどっちかなー? 前かな~後ろかな~?
・・・はよ出かけな こんなんしとったら日が暮れてしまうわ・・・・