時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

プリンスアイスワールド☆2018☆

2018-11-09 12:44:17 | 文化・芸術
ながらく放置していた拙ブログ。
休眠中も御覧に来てくださっていた方々、ご無沙汰しておりました。
アレルギー症状が全身あちこちひどくなり、毎日毎夜ほぼ24時間かゆみと格闘・・・
治った訳ではないけれど、今月に入ってからようやく他のことにも少しは目が向く状態になってきました。

夏休み前、7月15日。
「プリンスアイスワールド2018」東京公演へ。

フィギュアスケートTV観戦歴約40年だが、生観戦は初めて。
まっちー(町田樹)がプロ引退するというニュースを知るやいなや、チケットを即ポチ。
「尊敬する人は誰?」
という留学先での質問に
「タツキ マチダ」と答えたという小鞠も当然同伴。

本田氏キターーーッ
本田といえば今の若者にはサッカーの御仁かフィギュア兄妹かというところだろうが。
本田武史が独り世界と闘ってくれていた時代があってこそ、今の日本男子フィギュアがあると思っている。
(知子ちゃんのコーチの田村岳斗ももちろん覚えているが、戦績的には本田が圧倒)
あんなに素朴な風貌の少年だったのに、いまやレジェンドの風格?!


ショーの内容、割愛(笑)。
生まっちーに母娘で大興奮。
もはやフィギュアというよりはバレエ。スポーツから芸術の域へ。
いままでありがとう&今後のさらなる飛翔を!

ラストの「ふれあいタイム」で勢ぞろい。


安藤美姫、本当に均整とれた素晴らしいスタイル。
殿(織田くん)は引退してからさらに進化していて素晴らしい。


本田さんちの望結ちゃん。
生で見ると信じられないほど可愛い。
キラキラした何かをふりまいている感ハンパない。


お兄ちゃん~


キラキラした妹たち&控えめで優しい(であろう)お兄ちゃん。
家の中女ばかりだときっとこんなカンジに育つのかな~

ミキティ、フツーに感じ良かった。
(愛想だけ良くてさっさと切り上げて帰っていくかと思っていた・・・よく考えると彼女もこれで生計たてている大人だった。ゴメンナサイ)
化粧はめちゃくちゃ濃かったが、それもまたミキティ。ティーンの望結ちゃんと比べてはいけない。



ミキティ&村上佳菜子。
佳菜子ちゃんは選手時代からさほど好きではないというか・・・
「いい娘なんだろうけど、性格良いんだろうけど、世界で闘うにはフツーにいい娘すぎるのかな?」と。
テレビで見ていたよりもずっとずっと美人さんでしたワ。


再びレジェンド本田氏。

 

レジェンドなんだからもっと派手な衣装着てもいいんだよ?
小塚くんみたいに~


そのシャツは・・・
君そんな人だっけ?

 

まっちー来た!
ピーター・パンみたいや!
小さいな~ 
彼はきっと人間じゃなくて妖精なんやわ。

そして、今回一番感心したのはこの人。
他の選手がリンク二巡目を終わっても、まだ一巡目の途中。
ファン一人一人に丁寧に対応しているのでなかなか進まない。
めちゃくちゃ良い人!



やっと正面に。
田中刑事!

もっと顔が大きい人かと思っていたのに、フツーにかっこいいお兄さん。
ずっと柔らかな笑顔。
ジャンプ失敗してガックリした顔、競技中の苦しそうな表情しか見たことのない印象だった(失礼・・・)。
決めポーズを何度も繰り返すファンサービス。
今後は刑事のことも応援しようと、小鞠と二人で言い合う。

さて、ブログ休眠中にフィギュアシーズンがスタート。
今日からNHK杯。楽しみです☆





















プーシキン美術館展☆原寸切り抜きTシャツ☆

2018-07-06 20:47:05 | 文化・芸術
まだ5月22日の話。

見応えタップリだった「プーシキン美術館展」。
モネの『草上の昼食』(冒頭画像のパンフレットの左側の絵)は初来日だったそう。
う~ん~~~
ワタシの中では「『草上の昼食』=マネの方」。
ちなみに、マネのは「男性は服を着ているのに一緒にいる女性はなぜか真っ裸」な方。
子ども心に「なんでやねん?!」とそりゃもう強烈なインパクトを受けた。
(物議をかもしたマネの作品をインスパイアして描いたのがモネの作品)
モネ、マネ、モネ、マネ。
『オランピア』はマネ。睡蓮好きなのはモネ。
笛を吹いてる少年はマネ。
そこまでは区別できるけど、同じタイトルの作品はや~め~て~~~

絵葉書はもちろん購入。


そして「作品原寸切り抜きTシャツ」♪


ジュール・コワニエ&ジャック・レイモン・ブラスカサットの『牛のいる風景』
作品と同じ大きさの牛!




緑はどうかな~と思ったが、この絵ホントに良かったので思い切った。
着てみる。
牛に一人悦に入る。


帰りに上野駅でご当地限定販売のパンダ布巾もゲット。
良い一日でした☆




「名作誕生ーつながる日本美術」展

2018-06-30 09:31:31 | 文化・芸術
5月22日。
「プーシキン美術館展」の次は、東京国立博物館へ。
ユリの木が見えてきた(冒頭画像)。
大きいなーホント

『國華』創刊130周年記念の展覧会。
かれこれ30年(!)ほど前。
大学では「文学部美学科・東洋美術史学」講座の末席を汚していた。
レポート等書くのに『國華』を読んでいた記憶あり。
懐かしい!

木彫群。
昨今は四方グルリから観られるように展示しているのが嬉しい。
徳川美術館の「初音蒔絵櫛箱」!
(後ろからきて「千代姫って誰~」「豊臣の嫁になった人~?」とペチャクチャおしゃべりしているマダム方。
まず黙って解説読んでほしいです。あなたが思い浮かべているのは千姫だと思います)

等伯の松林図屏風は前期展示だったので見逃したが、捨てる神あれば拾う神あり。
『彦根屏風』(正式には『風俗図屏風』)!
大学で学んだ作品の一つ。
東洋美術史を選択しなかったら、たぶん一生スルーしていたと思われる・・・

ほぼほぼ誰も立ち止まらず。皆さんやっぱり若冲?

菱川師宣『見返り美人図』。
前に壇蜜のグラビア(似た衣装を着て同じポーズをとる再現企画)を見てしまったのが失敗。
どうしても壇蜜の顔が浮かんできてしまう。
良し悪しですかね、ああいう企画は。

最後あたりに、一度観たら脳裏に刻み込まれる笑顔の『寒山拾得』。
本当に「名作」ぞろい。
見応えタップリ。行ってよかった。













ジャガーに会いに☆プーシキン美術館展☆

2018-06-30 07:26:17 | 文化・芸術
5月22日。
さかのぼること1ケ月以上・・・

単身、上野・東京都美術館「プーシキン美術館ー旅するフランス風景画」展へ。
お目当てはルソーのジャガー!

ただただジャガーを見にいったのだが、他の作品も非常に見応えあった。
正直「風景画」がさほど好きという訳ではない。
年を重ねて好みが変わったか?
今回の展示が素晴らしかったのか?
たぶんその両方。

『エウロペの略奪』(クロード・ド・ロラン)とかルノワールとかゴーギャンとか、小学生の時いいな~と思って画集を眺めていた作品の数々。
モネの睡蓮、白が涼し気で良かった(『白い睡蓮』)。
今まで観た睡蓮の中でコレが一番好き。
セザンヌの「いつもの山」(サント=ヴィクトワール山)は伝統芸的安心感。
同じモチーフなのにちょっとづつ違うって素晴らしいことなんだな・・・
何ということのない日常の景色の有難みがしみじみ感じられる年齢になったのだろうか。

そしてラスト、アンリ・ルソー。


ルソー。
子ども心にとても印象に残った画家。
特に『夢』『眠るジプシー女』と、この『馬を襲うジャガー』。
暑い国の景色なのにどこかヒンヤリ。
音のない世界。
針一本でも落としたら崩れてしまうような。
不思議な画家。
少し前に『楽園のカンヴァス』(原田マハ・新潮文庫)を読了。
自分なりにルソーの予習バッチリ。
いざ、ジャガーの下へ。

ウナギのかば焼きみたいや、この(ジャガーの)背中。
この前足はいったい・・・
生前、批評家に酷評されていたのがうなずける。
当時は「なんじゃこりゃー」だろう。新しすぎ。
しかし、魂が葉のうねるジャングルの中に吸い込まれそうだ。
おそるべき吸引力。本当に不思議。

撮影コーナーで、なめるようにジャガーを撮る。
小鞠も観たがっていたが、都合がつかず。残念。
(1ケ月以上記事をアップしなかったのは、小鞠と再訪するかもしれなかったので)

ジャガーの余韻に浸りながら、次の目的地へ。

















吉祥寺の森☆

2018-05-17 14:14:46 | 文化・芸術

武蔵野市吉祥寺美術館・「福田利之展~吉祥寺の森」(~5月20日)へ。

ポスターにひとめぼれして、まずは一人で足を運ぶ。
あまりにも素敵だったので、後日小鞠を連れて再訪。



入口にいるウサギ。
ミッフィーじゃありません。



ものすごく好きなのだが。
どこか透視感・・・
展示を見て納得。
「可愛いね♪」「いいね♪」
「去年(中二)のも良かったけど、今年(中三)の青いのはもっと可愛い!」
母娘で毎春喜んでいる、国語の教科書の表紙の画家さんだった。
福田利之さん
お名前覚えてなくてゴメンナサイ
絵はしっかりインプットされています

 

 

もちろん絵葉書購入。


この青いのは早速額にいれて飾った。


Tシャツは、黄色系もイケる小鞠用です。












「ルドンー秘密の花園」展へ☆

2018-04-11 19:42:29 | 文化・芸術
4月4日。
小鞠と三菱一号美術館の「ルドンー秘密の花園」展へ。

まずは腹ごしらえ。
美術館前にあるカフェにてハムとチーズのガレット。
ガレットが巨大!


ルドンといえば。

・巨大な目玉
・ギリシャ神話がモチーフの絵=一つ目の巨人
・まっくろくろすけのような顔のある蜘蛛
・綺麗な青

この4つが子供心に印象に残った画家。
(私の絵画の知識はほぼほぼ小学生の頃にみた作品と画集によるもの。家に著名な画家全集(?)があったので読み漁っていた=本の虫(当時))

今回の見どころの一つ、最大級のパステル画『グラン・ブーケ』。
そう!この青!
パステルだったのか。(←子供の時はそこまで頭に入っていなかった)
撮影OKのパネルの前にて↓



今回はルドンの花や植物に焦点をあてた世界初の展覧会。
「黒」の時代から彩色あふれる作品へ移行していく。
ルドンの黒もかなり好き。

見終わった後に、恒例(?)の人気投票実施中。
暫定1~3位は、
「花瓶ばっかりやんー」(BY 小鞠)
花の絵に人気集中していたので、あえて違う作品に投票。

売店にパステルが販売されていた。
これがルドンの青のパステルか(ちょっと感激)。
しかし目玉が飛び出る(?)値段だった。

カフェのコラボメニュー。
40分待ちだったのであきらめる。


この「眼をとじて」↓は、富山の展覧会で一度観たことがあるのだが。
覚えていなかった小鞠。
小学校低学年では無理もないか?(ちょっと残念)
もう一度観られてよかった。


帰り道、東京駅にて。


ルドンの黒、ルドンの青、ルドンの花。
今度はしっかり覚えていてくれるといいな~と思います。
















「澁澤龍彦 ドラコニアの地平」☆世田谷文学館☆

2017-12-14 19:10:22 | 文化・芸術
11月30日、世田谷文学館へ。
「澁澤龍彦 ドラコニアの地平」展示中(~12月17日まで)。

寡聞して知らなかった澁澤龍彦。
初夏、小鞠と二人してはまりにはまった『オーダーメイド殺人クラブ』(辻村深月)。
(何度読み返したことか!)
徳川がアンに尋ねる。
「澁澤龍彦、知ってる?」
・・・知らん・・・・
『オーダーメイド』の世界をもっと理解するために、これは調べねば。読まねば。

折良く没後30年でじゃんじゃん文庫本が書店に並んでいた(なんとラッキー)。
作中に登場した『少女コレクション序説』はじめ、何冊か読了。

そういえば「悪徳の栄え事件」のことははるか昔に目にしたことがあった気がする。

草稿、原稿がたっぷり展示されている。
手描きの地図。
書斎の写真。
膨大な知識と興味の対象の幅広さに
「この人の頭の中はどうなっていたんだろう」
とただただ感心してしまう。
2冊ほど文庫本買い足し。

世田谷文学館、静かでよいところだった。

翌日、渋谷の『澁澤龍彦のアヴァンギャルド~異端から生み出される聖なるもの』を鑑賞。
関連のある芸術家の作品が多数展示。
こっちは・・・正直よくわからないものも多かった。

読みたい本がどんどんたまっていく。。。
読みたい本、読むべき本がたくさんあることは幸せだと思います。










「ベルギー 奇想の系譜」☆

2017-09-30 09:57:16 | 文化・芸術
9月10日。
百鬼オペラ『羅生門』」鑑賞の後、小鞠と別れる。
同じBunkamura内で開催中の「ベルギー 奇想の系譜~ボスからマグリト、ヤン・ファーブルまで」展へ。
小鞠は夏休みに部活の子達と行ったので、
「もう一度行かへん?」
と言っても断られた。
渋谷で待ち合わせしたり、一人で家まで帰れるようになったんだな~
一年半前は一人で電車乗ったことも(一回しか)なかったのに・・・
この一年でぐぐぐっと外見も内面も変わってきて、子離れの時期だとひしひしと感じる。


ボスの「トゥヌグダルスの幻視」の一部が美術館前に(冒頭画像)。
小鞠がいればここで写真撮ってもらえたのに~

バベルの塔」展と重複する展示もあり、再会気分♪

この絵葉書(↓左)の人がいて嬉しかった。
東急一階のウィンドウもこんな仕様に(↓右)。
 

仕事用のメモ帳購入。
ウキウキと先輩スタッフに見せたら、気持ち悪がられてしまった。
めっちゃクールでイケてると自分では楽しんでいる♪



次にココに来るのは年明けの予定。
アルチンボルドのパトロン=珍品コレクター=ハプスブルクのルドルフ二世!
ニヤニヤ眺めたいので空いているといいな~と思ってます。





百鬼オペラ「羅生門」☆

2017-09-22 21:36:30 | 文化・芸術
9月10日。
シアターコクーンにて「百鬼オペラ『羅生門』」鑑賞。

『羅生門』から始まり『藪の中』へ。
そこに『蜘蛛の糸』がはさまったかと思うと、スパイスとして『鼻』。
芥川龍之介の4つの世界がミックス。

満島ひかりはとにかくしなやか!
踊っているのか演じているのか、境目がわからない。
吉沢亮、「若い子に人気」というのと名前しか知らなかった。
一幕目は満島ひかりと柄本佑ばかりであまり目立たなかったけれど、二幕目は大活躍。



母子ともに満島ひかりが好きなので大満足。
田口浩正の「鼻」がほっこり笑えるというか、救いというか。
百鬼の動きがすごかった!
人間とは思えない・・・・
なぜあんな風に体を動かせるのだろう・・・



その他モロモロ、十数年ぶりの舞台を楽しんだ。
グッズも素敵♪
でも
「この柄のマスキングテープ買っても、どこに使うのワタシ」
と手を出さない理由を必死で探して我慢しました。

ちょっと遅れての小鞠の誕生日プレゼント。
大喜びしてもらえてよかった♪
学校でもうらやましがられたそうです。





アルチンボルド展~トーハクで等伯☆

2017-07-27 21:24:14 | 文化・芸術
7月17日。
小鞠と上野へ。

意外にも表に行列が見当たらない。
並ばずに入場できるのならありがたい、と国立西洋美術館「アルチンボルド展」へ。



会場入ってすぐにあるのが「アルチンボルドメーカー」。
ここはさすがに並んでいた。
最初から体力を使う気になれず、まず展示を鑑賞してから再入場することに。
(注:再入場後は、入口で「アルチンボルドメーカー」を楽しんだ後でまた会場をすべてまわることになる)

まずは小鞠。
 

ワタシの番。
・・・?!!
なぜメガネ?!

 

メガネかけている小鞠のはメガネなし。
かけていないワタシがメガネあり。
一つ前の人間の残像を反映でもしているのか?

次は小鞠の夏休みの宿題の一つを片付けに、東京国立博物館(トーハク)へ。


夏休み企画「親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ」が楽しかった。
長谷川等伯の「松林図屏風」と尾形光琳の「群鶴図屏風」を、複製と映像で体感できるコーナー。
等伯のコーナーは、畳に座って風や波の音を聞きながら四季の移り変わりを目の当たりにすることができる。
癒しの空間☆

科博の「深海」展も行かねばならない(コレも宿題・・・)のだが、こちらは一時間待ち(!)。
さすがに3つハシゴは無理だった。

夏休み。母、頑張ってます。