時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

ハロウィン~かぼちゃとパンダ

2009-10-31 09:17:35 | 季節
今日2つめの日記。怒涛の更新です(笑)。
十三夜の翌日、今日はハロウィン。
連チャンですワ~ なんだか忙しい。

「なーにコレ?」
「これはね かぼちゃですヨ コパン」
「お顔怖いヨ、パパ~~~~」
「今日はかぼちゃのオバケが街中いっぱいいるんだヨ」
「コパン、今日はハロウィンっていうのヨ」

「ママ、でもこっちのお顔はあんまり怖くないヨ」
「あ~らホント、これはまだ子供かぼちゃなんじゃない?」
こっちの面は小鞠の画。


しかしパンダたち、「やさぐれぱんだ」(現在「スペリオール」連載中)を彷彿させるワー
「やさぐれぱんだ」の目は三角形(やさぐれている)。
ああ、ハロウィンかぼちゃの目&パンダ→「やさぐれぱんだ」なのか!



十三夜~豆名月・栗名月

2009-10-31 08:21:55 | 季節
昨夜は十三夜。

十五夜と十三夜。
どちらもお月見しないと「片見月」は良くないそうだ。
十五夜は別名「芋名月」。
十三夜は「豆名月」または「栗名月」。

調べてみる。
・東京では十三夜でもお団子をお供え。ススキ、柿、枝豆なども供える

・大阪では十三夜はお団子はなし。「塩ゆでした枝豆をお供えするだけ」!

え、枝豆~?!
枝豆なんてこの季節、冷凍モンしかあらへんやんっ
どういうコトー

一応スーパーで探してみるがやはり枝豆はなく、豆系で何か考えるものの妙案浮かばず。
小豆=あんこ、は小鞠嫌いやし。
大豆もなんだかねぇ。納豆パック?そんな風情もへったくれもないコト・・・

後で考えると「栗」のほうで栗ごはんでもしたらよかったのかもしれない。
すっかり「枝豆」に気をとられてしまった。
で、結局またもお団子作り。
十三夜のお団子はきなこで食べることに。
きなこは大豆でできてるし(←かなりこじつけ)。


お月さんはキレイに見えた

お月見コーデ用意したけれど、いろいろあって着られずじまい(泣)。
鰹縞伊勢木綿。グレーは雲ということで。
ヒネモスノタリ水玉名古屋。水玉は月にみたてて(多すぎるやろ!)。
帯揚はお月さん色で玉子色。
帯留はもちろんウサギです。

お供え用に小鞠が「ウサギ」を作りました。







重要文化財「森家」へ~その4・この日のコーデ

2009-10-30 14:30:57 | キモノ
おまけ。
この日のコーデ。

回船問屋ということで、明治の商家の女っぽいかなーと(思い込み)古渡唐桟。
この唐桟、数年前に西宮(当時)の勝部商店さんで仕立ててもらったモノ。
はじめての「お仕立て」キモノ。
しかし、どうにも「女中さん」っぽくなってしまうので出番少なし。

唐桟縞、ステキだと思うが、鞠花は女中さんっぽくなりたくってキモノ着てるわけではないので。
センス良い人、ステキな人が着ると女中さんにはならないと思うが・・・・
この日は「商家の女将」(←ずうずうしい)、もとい「商家の女中さん」(←だったら半幅だろ、みたいな)コーデなので自分としてはOK♪

菊っぽい柄の木綿作り帯。
半襟も菊手ぬぐい。
お箸おきのネコ帯留はダンナが以前作ってくれたモノです。

長々とお付き合いありがとうございました。
独りのオデカケは気楽だけど、相棒小鞠がいないと被写体がないので寂しかったです。





重要文化財「森家」へ~その3・二階にて

2009-10-30 14:20:04 | レジャー
「森家」二階の一間にて。
誰もいないのでセルフタイマー撮影。
10秒間で走って、座って、はやっぱり大変(笑)。

着物が掛けられている。やはり説明も何もないので縁の品かどうかわからず。
せめて時代とか、誰の着物だとか書いていてほしかった。
え?冒頭画像ではキモノがよく見えない?
ではこちらをどうぞ。


こちらは何というんでしたっけ?
漁師さんが使うモノですよね?
幟や旗にしては小さすぎるし。化粧まわしっぽいような・・・何?


最後に1階に戻って、ふたたび「オイ」の囲炉裏まわり。
ここで商談したようで、そろばんやら何やらそれっぽく配置されている。
座って写真撮りたかった。
しかしカメラ置ける場所はなし、シルバーガイドさんはあいかわらずマダム相手に舌好調。
あきらめよう。


「森家」。たまにイベントなども開催しているらしい。
11月はじめには夜にお琴を聴く催しがあるそうです。
続きは「その4」にて。


重要文化財「森家」へ~その2・森家へ入る

2009-10-30 10:01:01 | レジャー
北前回船問屋「森家」到着。
冒頭画像では二階の外観がわかりにくいだろうか。
ではもう1枚(ほとんど一緒か?)。


入り口横は「店の間」。
そして商談の間でもあった「オイ」(というそうです。)。
吹き抜けの梁が素晴らしい。

「チャシツ」(茶室と漢字で書かれていない理由は不明。チャノマではない)には金庫。

「ブツマ」~「ザシキ」にかけては棟方志功の絵があった(画像なし)。
庭の向こうにはお蔵が2つ。


シルバーガイドさんはマダム観光客に独占されてしまったので、独りひっそりと二階へ登る。
男の子着物。
由来も何も書いていないので、森家ゆかりの着物なのか、ただのレトロなムード作りのための展示なのかはわからずじまい。
「その3」へ続く。



重要文化財「森家」へ~その1・展望台

2009-10-30 07:56:16 | レジャー
富山には山もあれば海もある。
富山市の北端は猟師町。
幕末~明治には北前船の交易でにぎわったそうだ。
宿場町、港町「岩瀬」。
そこにある「北前船回船問屋森家」(重要文化財)へ。

どうも駐車場がみつかならないので、展望台のふもとに駐車。
仕方がない。
鞠花はけっこう律儀者。
予定外だが展望台に登ってみることに。
下駄で登るのは別段不自由はないが、ヒザが笑いそうだ・・・・


この日は天気は良いものの、白くかすんで立山連峰は見えず。
見えるときは本当に壮観なようだ。残念。

そしてようやく岩瀬大町通りへ。
街ぐるみで整備したようだ。
商工会議所やライオンズクラブ、北國銀行までレトロ仕立ての建物。
先日訪れた高岡よりは「観光目的で整えましたなー♪」感あり。
しかし平日ゆえ、数名のマダム観光客以外は人がほとんど見当たらず。


金沢の東茶屋とは違うなー 静かだ~~~
北前船像などを見ながら「森家」へ。
「その2」へ続く。







「ヴィヨンの妻」を観るつもりが・・・ひさびさガンダーラ帯

2009-10-28 15:31:07 | キモノ
今日2つめの日記。

水曜日は映画レディースDAY。
「ヴィヨンの妻」を観る気満々でオデカケ。



シネコンの入り口で呆然とたたずむ。
午後からの上映ないやん。
ちゃんと調べたのに~~~~~っ
(けっこう予定が変わるようなのでこまめに上映時間をチェックしないとダメらしい)
なんのためにココまで来たのやら。
車ですぐだから良いようなものの、電車やバス乗ってだったら一人で怒り爆発させてたやろうなぁー
11月の上映予定はまだ未定だそうなので、来週の水曜にまだ上映されているかどうだか。
仕方がないので明日かあさって、正規料金払って観にいくかなー


太宰が好きというわけではない。
小学生の頃に読んだ「富嶽百景」や「走れメロス」は良かった。
(要するに彼の精神安定期に書かれた、前向き系小説)
「斜陽」「人間失格」そして「ヴィヨンの妻」etc
あまりのダメンズぶりにイライラするんですワー
こういう殿方に母性本能くすぐられる女性も少なくないだろう。
「私が支える」「立ち直らせてみせる」っていうんですかー?
あかん!
子供を病院に連れていくお金まで飲み代に使ってしまう夫なんて絶対あかん!
鞠花なら、財布を懐にいれて飲みにいってしまう男の前に立ちふさがってやる。
「その金まで酒に使うというなら、私の屍を越えてゆけ!」
ですな。マジで。
死に物狂いで歯向かう。断固阻止!
それでもダメだったら。そんな夫はいらんっ 断固いらんっ

こういう女には、まずここまでのダメンズは寄ってきませんワ(笑)。
太宰ファンの方ごめんなさい。
「ヴィヨンの妻」は松たかこと広末涼子のキモノ姿目当てです。

格子木綿。ひさしぶりの「ガンダーラ」紬名古屋。
手ぬぐい半襟。自作帯留。
ガンダーラ、やっぱり締めやすくて好きな帯です♪♪
急いで着たので帯揚やら半襟やら乱れてます。急いだのになーまったく~~
















ハロウィン弁当

2009-10-28 11:42:41 | 食べ物
キモノネタなしです。

昨日のお弁当は「ハロウィン」弁当。
マイメロディちゃんのお友達?ライバル?
よう知らんけど、クロミちゃんというのがいる。
クロミのお誕生日はハロウィン。


トトロよりもよっぽど下準備して頑張ったのに。
(クッキングシートに下絵描いた)
なんだか見た目トトロやプーさんよりしょぼい・・・・
メインキャラのサイズが小さいとしょぼく見えるようだ。ガッカリ。
ムスメ小鞠の感想。
「ハムがイマイチだった」
ピンク=ハムでいいか、と思ったけれど、白いごはんの上に小さなハムだと目立たんかったねー
あ。小さなハサミ買いましたヨ。
やっぱりキッチンばさみより圧倒的にチョキチョキしやすかったです!

我が家はハロウィンには力入れず。
仮装するでもなし。
それでも今年はちょこっと玄関まわりを飾ってみる。

あとは小鞠のヘアゴムぐらい。
かぼちゃ飾ってもいいけど~~
まだだいぶ暖かいしねー。カボチャは腐るの早いから~~~~

今からキモノ着てちょっと出かけてきます。
それでは!






高岡・金屋町楽市へ~その2「単衣だけど」

2009-10-26 18:23:14 | キモノ
せっかくのイベントだし、正絹着ていこうか。
当初はオシャレ(?)する気だったが、この日は20度越えの予報。
小鞠も同行することだし、長距離ドライブだし。
ゆえにいつもの木綿。滝縞伊勢木綿。
帯はPonia-ponさんの仕立て直しのデコ柄名古屋。
半襟は菊柄の手ぬぐい。イチョウ帯留。
帯枕が中央にきていない。失敗。


ムスメ小鞠はウール。本人がチョイス。
帯は大人用の絞り兵児帯。


石畳を歩いていると、老マダムから声をかけられる。
「それは貴女のキモノ?帯も貴女の?」
「はい、そうです」
「上手に着てらっしゃるわね~ 貴女のなの? 単衣だけど。」

出た!木綿やウール着てたら「お単衣着てらっしゃる」の勘違い!
こんな風に話しかけてもらえるとキッチリこたえられるからまだいい。
「これは木綿なんでー」
「?」(何言うてるんやろこの人、みたいな釈然としない表情)
「今は木綿は単衣で作るんですヨー」
「・・・」(もはや聞いていない様子?)
何も言わないで、
「あの人、こんな時期に単衣着てるなんてね。ご存知ないのね。」
と誤解してる人、ごまんといるに違いない。


そう思われるのもわかる。
母から譲りうけた木綿やウールは袷仕立て。
昭和40年代以前は木綿やウールは袷にするのが一般的だったんだろう。
ましてや、ここは北陸。雪国。
袷どころか、この老マダムが若かった時代には綿を入れていたかもしれない。
冬でも木綿やウールは単衣で着る、なんて考えられないんだろう。

しかし困った。
これから寒くなったら、ますます「物知らず」「冬なのに単衣で」と常識知らずに思われるのか。
頼むから、「なんで単衣?」と思ったら口に出して聞いて欲しい!
相互理解は対話から生まれるんですヨ~~~~~(ここで訴えてもムダだとは知りつつ・・・)

ぼやいたところで、町家画像。
金屋町の町家は実際に住居してはります。
ガラス戸の桟さえレトロでお洒落でした。



















高岡・金屋町楽市へ~その1・クマちゃん抱っこのキモノ姫

2009-10-26 15:21:12 | キモノ
日曜は高岡市の「金屋町楽市inさまのこ」へ。
情報誌に「着物を着て街を散策する『金屋町きもの通り』がある」とあったので。
鞠花は知らないところでも地図さえあれば一人でチャッチャと行く人間。
よし小鞠。行ってみよかー

「千本格子」と書いて「さまのこ」と読むそうだ。
江戸時代初期以来の、格子戸のある町家が並ぶ。
町家をひきたてる石畳。
ここ金屋町は鋳物師たちの町。
「さまのこフェスタ」では鋳物以外にもガラス・陶磁器などが町家にて展示販売。
着物の似合う街並みである。



期待した「着物で街を散策する」キモノ女子さんは・・・
スタッフである富山大学の学生さんたちの振袖姿以外はほとんど見当たらず。
う~~~~ん~~~~
ポリ着物の人・コンサバなお茶着物の人が数名というところか。
しかし。
とある町家にてよろけ縞の銘仙が目に入る。
「おお!高岡にもアンティーク着物女子がいた!やっと見つけた!」
そう思ったら、先日金沢でご一緒した「らくらく着物ライフ」のまりちゃんさんだった(笑)。
待ち合わせしなくても、今後も着物系イベントで遭遇確率高そう♪


せっかく遭遇したというのに、ムスメ小鞠はすっかりご機嫌斜め。
無理もない。
初めはものめずらしげに町家を眺め、ガラス工芸を見ていたものの、まだ6歳。
つまらなくもなるだろう。
すっかりうつむき加減&ふてくされた態度。
「おなか空いたー」
うーむ。おぜんざいか屋台のたこ焼きしか見当たらないね・・・(どちらも小鞠は嫌い)。

あちこちのマダムに大モテの小鞠。
「ま~~ おべべ着て来てくれたのー」
「あら~クマちゃん抱っこしてー」
リラックマを抱っこしたキモノ姫。
目立ってるんだからもうちょっとニコニコとは・・・できへんか。
つき合わせてごめんヨ小鞠さん。