時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

ひさびさアンティーク羽織~10円玉で襦袢袖幅調整

2009-01-26 23:45:57 | キモノ
ひとつ前の百人一首ネタ、約2日経ってもコメントつかないので、
「もしかしてやっぱり、自分は世間一般の考え方からは多少ズレているのか」と首をかしげているところ。
お正月を過ぎたとはいえ百人一首は誰でもやったことあるだろうし、いつもよりはかなり反応あるんじゃないかと思っていたけれど・・・
「は~ 蝉丸~?頭巾なんてとっくにかぶってないよ」?
「百人一首?んなもんやったのは○十年前だから知るかいな」?
ズレたコト考えていたんだろうかワタシ。
「自分がキモノ着るのに子供(当時赤ん坊)は洋服のままなんてヘン。自分だけめかしこんでって思われるんちゃうんー」
「なんで他のキモノママさんは自分だけ着てはるんやろ?子供に着せようってなんで思わへんの?けったいやなー」
そう思って何年か後、世間様は子供にまで着せようとは普通思わないモンだとやっと認識したワタシ。
あのときの驚愕がよみがえる。
もしかしてビミョーに天然?
いやまあ、ズレていたところで今更どうしようもない。
「みんなちがって みんないい」。
世間様に迷惑かけなければそれで良しとしよう。

母の小紋を虫干しがわりに着用。
裄63センチのキモノに65センチ長襦袢。
半襦袢にすれば問題ないが、今日はこの半襟にしたいのだ。
→ひさびさに10円玉活用。
数年前教えてもらった技:「襦袢の袖に10円玉(5円玉でも100円玉でもいいけれど)をくくりつけて袖幅を調節する」。
袖山のところに裏から10円玉をあてて、輪ゴムでくくるだけ。
今日は袂から襦袢がピョコンと出なかったので袖山だけ。ピョコピョコ飛び出てうるさい時は、下のほうにも同じく10円玉くくったり、袂の中になにやら入れて重しにしたりしてごまかす。
ご存知なかった方。
オススメはしないけれど(笑)、無精者には便利ですヨ。

羽織はひさびさアンティーク。橘・梅・水仙・牡丹・松とまさに睦月用。
裄の合わない羽織は一昨年~昨年にかけてほとんどお嫁に出した。
コレもいずれヤフオクに、と思いながらもなかなか踏ん切りつかず。
思い切りひっかけて羽織ってみる。
う~~~ん~~~ 乳(ち)の位置がヘンだ。
でも肘を曲げてBAGを持って歩けば、キモノの袖はみだしはOK。
お嫁に出すのはやめようか。お袖切ってもらってしばらく着ようか。
(羽織と着物の袖丈があっていないのは、見えないように安全ピンで羽織の袖をとめて、着物が飛び出ないようにしている。これまたオススメいたしません)
やっぱりアンティークはいいなー
テロンとしてカラダに沿ってくれるから、なで肩になった気分(←思い込みもいいところ)。
いい気持ちでトコトコ歩く。
ミモザのつぼみがついていた。蝋梅の香りが漂う。
梅はまだチラホラ咲き。梅大好きなのでこれからしばらく街歩きが楽しいです。