時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

ヤツデの花~太縞小紋に笹と雀モスリン名古屋☆

2014-11-27 21:02:26 | キモノ
「きっぱりと冬が来た


 八つ手の白い花も消え


 公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になった」


*高村光太郎「冬が来た」より冒頭部分を抜粋

国語の教科書に載っていたので、記憶している方も多いだろう。
ヤツデの花を見ると、この詩を思い出す。
近づいてきた冬の足音を感じる。

山茶花もキリリと白い花を咲かせ始めた。


冬が本格的に来る前に、一度は締めたかった雀の帯。
一週間以上前から準備していたのに、着る時間がなかった。


キモノ:太縞の小紋(幟家さん)
帯:笹と雀柄モスリン名古屋(はきものきもの弥生)



帯留も雀。


ちょっと色が合わないけれど、モスリンの羽織を着用(染織こだま)。
帯付きだと似合わなくなった気がしてきた太縞だが、落ち着いたトーンの羽織をあわせると、まだいける気がしてきた。



横から。


晩秋の街を歩く。

 
 

羽織紐はピッタリのモノがなく、唐突感あるトランプ&時計(たぶんアリス)モチーフ。
近づかなければバレないだろうと確信犯です。







クリスマス飾り☆2014

2014-11-26 20:27:29 | 季節
3連休初日に、クリスマスの飾りつけ。
例年クリスマス1ケ月前には飾ることを心掛けている。
今年は2日早かった。優秀、優秀。

フィンランドで買ってきた天使の絵葉書やペーパーウェイト。
  

最近本当に北欧人気が定着して、どこにもかしこにもムーミンやら北欧グッズがあふれかえっている。
眺めるのは楽しいのだが、少々複雑な心持ち。
フィンランド語を習い始めた1997年頃は、
「フィンランド?北欧だっけ?」
「何があるの?あー ムーミンねぇ。ふ~ん。」
一部の人間だけに密かに静かに愛されていたと思っていたモノが爆発的人気を集め、なんとなく
「昔の方がよかったな。。。」
と思う、という・・・
そんなコトないですか?

それはともかく。
PTAバザーでニットものを購入。
小鞠が昨年作った切り絵とともに飾る。
 

一年か二年生の時に作った、朝顔の蔓のリース。イラスト。
 

廊下。


お玄関にはアーリッカの小人たち。
  

小鞠が作った緑のモケモケも。(ついでながらヒヤシンス栽培中)

 

表には「クリスマスの洗濯ロープ」、今年も出没。


寄ってみる。


ちなみに昨年はこんなカンジ

まだプレゼントは検討中☆









紅葉狩り☆

2014-11-24 17:51:07 | 季節
3連休最終日。
紅葉が見頃と聞き、小鞠とオデカケ。

まずは小さい頃から大好きな場所へ。
 

幼稚園児の頃から木登りを楽しんだ場所。
ひさしぶりに登ろうとすると。
「木登り禁止」の立札!
誰か怪我でもしたのだろうか。
木登りポイント、ここしか知らないのに。
非常に残念。

 

紅葉狩りポイントへ。

 

ようやく首の痛みがマシになり、遠出できるようになった。
紅葉に間に合ってよかった。



ひさしぶりに餃子ドッグ。
ボリュームたっぷり☆
そしてレモンアイス。

 

晩秋を満喫した休日。




学習発表会と本気メガネ☆

2014-11-23 19:13:51 | コドモ
11月22日、学習発表会。

合唱&合奏と作品展示が一年交替。
ゆえに、これが小学校最後の発表会に等しい。



前回はピアノ伴奏。
今回はシンセサイザー♪

シンセサイザーが学校の音楽室にあるとは驚いた。
ワタシは触ったこともない。
うらやましい。
鍵盤系楽器の4人は同じ塾仲間。
4人娘が一緒に写った(冒頭画像)。

ところで。
小鞠、メガネが壊れたので新調!
同じフレームがなく。レンズ幅が合うモノの中からチョイス。
横がカーキと小豆色っぽい色のツートンカラー。
地味ながらもオシャレではないか、と親は気にいったが。
学校では案の定、超・不評らしい。
いままでのフレームに比べると、地味、やしね。
「本気メガネって言うとき~」
何が「本気」かはともかく(きっと勉強や!そうやろ!ちゃうん?)。
ニューメガネっ娘、です。










似合わない色でも着る~桜縞の羽織☆

2014-11-18 23:22:26 | キモノ
似合わない色でも着る。
たまに、だが着る。
ダメだとわかっていても着る。

合う色は着ていて楽しい。
しかし冒険も必要。
合わない色をなんとかして着てみよう、と試みて、敗れ去るのもまた一興。
うーん コレならどうだ。
あー やっぱりダメだワ。
しからばコレならどうなる。
そんな試行錯誤があってこそのオシャレだと思う。
安全パイばかりでどうする。

まあ、
「あかんかったワやっぱり」
と気分さがってばかりも何なので、ホントにたまに、のコトである。

☆敗れ去ったコーデ☆

キモノ:「アラベスク」白大島
帯:鳥やら花やらの織名古屋
羽織:桜縞。キモノから仕立て替えしたモノ

何が合わないってこの羽織!
縞好きなので「合わない」とわかっていながらもつい手が出た品。
元は着物で、案の定悲惨な結果
裄がタップリあるので羽織に仕立て直してもらった。
羽織ならどうだろう。

結果。


色も太縞も駄目ダメ。
置いてみた限りは悪くなかったのに。
前回の菊紋羽織コーデと比べて、この沈みっぷりはどうだろう。
惨敗。



街はすっかりクリスマスモード。
(5時台ですコレ。暮れるのが早くなった・・・)
  

帯留はクリスマスを意識してビーズ。
見おろす限り、悪くないコーデだと思う。
(良いとは言っておらず)
リベンジコーデを思いついたので、自分の中でほとぼりが冷めた頃に試してみよう。

ハズレがあるからアタリが余計に嬉しい。
だから面白い。







日本民藝館へのコーデ☆苗色縞紬に紅葉と菊柄名古屋&菊羽織☆

2014-11-16 23:06:46 | キモノ
日本民藝館へのコーデ

キモノ:苗色の縞の紬(ちぇらうなぼるた)
帯:紅葉と菊柄の名古屋
帯締:道明
羽織:菊文様

すっかり羽織の季節になっていた。

羽織ない時 VS ある時
 

コートと羽織なら断然羽織派。
羽織は着物と帯に色を重ねる楽しみがあるし。広い肩幅をごまかしてくれる・・・気がする。
あまり手持ちがないのが悲しい。



前帯にシミあり。
逆巻きにするとシミがないし、菊の刺繍部分が出るのだが、首が一触即発の危ない状態なので辞めておいた。
一時は横になるのもつらく、夜中眠れないほどビリビリ痛く、起き上がるのにも激痛覚悟だったのが、だいぶマシになってきたんですけどね。
頭痛吐き気もひどかった。
首に比べれば腰の痛みはなんのその、と思える昨今。

シミは羽織で目くらまし。

 

家でひとり「気持ち悪い~ 痛い~」としょんぼりしているより、着られるんだったら出かけてる方がマシ。
気がまぎれる。



深まる秋を見つけにいこう。







日本民藝館へ~「カンタと刺子ーベンガル地方と東北地方の針仕事」☆

2014-11-14 17:38:12 | 文化・芸術
ひさかたぶりに駒場の日本民藝館へ。

いつ以来だろう。
幟家の北村さんのライフワークの「日本の幟旗」展の時だから。
7年半ぶり。

「カンタと刺子 ーベンガル地方と東北地方の針仕事」展。
~11月24日(月)まで。



インドの旧ベンガル地方で作られた刺し子=カンタ。
東北の刺し子。
趣きは随分違うが、どちらも一刺し一刺し、長い時間をかけて作られたもの。
裕福とは程遠い暮らしの中で、美しい模様を形作ることで日常に華やぎを添えていた女性たちを想う。

鮮やかな毛糸が何色も使われた前掛け。
刺し子は藍×白の印象が強かったが、そうばかりでもなかったようだ。
子ども用の小さな足袋にビッシリ刺し子がほどこされている。
寒さを防ぐためにここまで!
今ならフリースがあるのに!(←俗っぽいが正直な感想)

儀式用の大きな敷物、全面ビッシリ刺し子・・・
柄を刺繍するのは甲斐がありそうだが、地の部分をビッシリ刺すのは地味で大変そう(←身もフタもないが正直な感想)。
眺めるのは非常に楽しいし、欲しくもあるが、自分で刺すのは御免こうむりたい。



今月入ってから不調で、無理やり頑張ってキモノdeオデカケ。
なんとか髪をまとめられるまでに腕を動かせるようになりました。
五十肩ではないです、悪しからず。











乱菊泥大島に万寿菊柄名古屋☆鯛焼きとお団子☆

2014-11-07 17:49:11 | キモノ
うっかりすると秋の柄を着そびれてしまう。
とりあえず菊の帯はノルマを果たした。
次はキモノ。
紅葉柄の帯の出番はあるのだろうか。。。

☆今日のコーデ☆

キモノ:乱菊柄の泥大島
帯:万寿菊柄の名古屋
帯留:ペタコさんのプチ帯留×2個使い
帯締:たしか五嶋紐、三部紐



この泥大島はたしか裄出ししてもらったはず。
一昨年着用時はこんなコーデ

体調がいまひとつだからか、ババンッとした色使いは気分ではない。
半襟と帯揚はグレー系ではんなりめ。
ぼんやり帯を締める。
む。
帯留の真上にまんまる万寿菊が。
いまひとつ間の抜けた柄の配置になってしまった。
ここは真ん中ではなく、ホントはもうちょいずらしたいトコロ。



イマイチの日は自分を甘やかす。
オヤツ、おやつ。


天音の鯛焼きとお団子♪


首のゆがみを治してもらいにいってきます☆


コンクール表彰式☆

2014-11-05 19:49:18 | 表彰
小鞠、某コンクールにて入選。
本日、表彰式に出席。

受賞者代表でスピーチ。
2、3分の簡単な挨拶、といっても、そこは11歳。
緊張で頭が真っ白になる可能性なきにしもあらず。
原稿を読み上げることに。

言いにくい部分を書き直して修正して練習したのに、ソコをビミョーに言い間違い。
ニヤッと笑い、それから笑顔連発。
間違えて笑うの やめんかい~
(固まって半泣きにならず笑ってごまかすのは母譲りか)



ネクストステージ進出決定。
クラス代表になること、通算5回目。
夏休み宿題分野でようやく全国区に到達。
おそらくこれが最初で最後のチャンス。さてどうなる?
全国大会の結果は来春。

帰りにお花をいただく♪



部屋中に百合の香りが漂っています。














小五読書(2014年秋)☆

2014-11-02 21:13:10 | 読書
図書館で30数人待ち。
ようやく順番がまわってきた『世界地図の下書き』(朝井リョウ、集英社)。

かの『桐島、部活やめるってよ』は二人とも未読。
こちらは小学生男子が主人公。
母娘とも一気読了。
ぐっとくるシーン多々あり。
表紙がまた、小学生女子にポイント高し。

『しずかな日々』(椰月美智子、講談社文庫)

過去三年間で中学入試に出題された作品ナンバー1にランクイン。
必読!
これは素晴らしい!
大人も読んでいただきたい。
いっぺんに椰月氏のファンになり、『十二歳』『市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日』(いずれも講談社文庫)も読了。
イチオシはやはり『しずかな日々』。

『片耳うさぎ』(大崎梢、光文社文庫)

小鞠が図書館で借りてきて、「面白いよコレ。読んでみて♪」と勧められた。
良かったので、文庫で購入。
続いて『ねずみ石』、次は『かがみのもり』と進行中。

『ハリー・ポッター」や『ユリシリーズ ムーア』は好みではないらしく、借りてきてもほとんど読まず。
相変わらずファンタジーよりもリアル学生モノに食指が動くようです。