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吉村は大阪府知事を辞めろ

2021年02月14日 | 日々の雑感
吉村は大阪府知事を辞めろ

大阪府知事の吉村がまた知ったかぶりで間違った言葉の使い方をしたようだ。

こちら

「トカゲの尻尾きり」とは、「トカゲが危機に瀕した場面などで自ら尻尾を切除し、外敵から逃れようとする行動のこと。 比喩としては、組織で事件や不祥事が起きた際に、組織内で比較的立場の弱い者に表向きの責任を取らせ、より責任を追うべき立場にある者が責を逃れること、つまりスケープゴートにすることを指す」ものだが、吉村は「感染を断ち切る」というような意味で使っている。

吉村は以前にも「ガラスの天井」という慣用句を間違って使っている。

こちら

「ガラスの天井」とは、男女平等とか機会均等とか表向きには言いながらも、実際には、目に見えない天井=ガラスの天井があるかのように、女性は能力や実績にもかかわらず昇進できないという、女性差別の一形態を意味するものなのに、吉村は「脆弱なもの、脆いもの」という意味だと勘違いしている。おまけに誤用を指摘されても、そんな意味で使っていないと開き直るとは。

何が言いたいのかというと、誰でも間違いや勘違いはある。とくに漢字の読み間違いは誰にでもある。私も頒布(はんぷ)を「りょうふ」と思っていたし、出生(しゅっしょう)を「しゅっせい」と勘違いしていた。だが、大阪府や国のトップたるもの、そういう言葉を使う前に正しいのかどうか確認するということが肝要だ。

漢字の読み間違い程度なら笑い事ですむが、「イソジン」などのような発言や「大阪ワクチンが2020年秋には使えるようになる」というような発言には、府民を混乱させたり、間違った衛生観念を与えたりすることになる。その上、イソジン発言のようにインサイダーの疑いさえかけられることになる。そういう意味でもっと慎重な言動をすべきだ。

吉村のこうした態度は決して言葉の問題だけではない。感染が一番ひどいときに大阪都構想に狂奔して、コロナ対策をほったらかしにした、府民の命を第一だと考えていない結果がこうして現れているのではないか。

大阪が日本一コロナの死者数が多いのはなぜか、どうして医療が逼迫しているのか、PCR検査をまともに受けることができないのはなぜか、ホテル療養者への食事が中ぬきされていたのはなぜか、自宅療養者への食料補助がなぜあんなに栄養を無視したものになっているのか、寝屋川市ではなぜまともなコロナ対策ができているのに、大阪市ではできていないのか。こういうことに誠実に答えるのが先ではないか。

その他、大阪ワクチンを年内に20万人に接種とか言っていた話はどうなったのか?
こちら

本当にもう退場してくれといいたい。

<2月18日追加分>
大阪維新の会が「ファクトチェック」なるセンターを作ったという。吉村大阪府知事の間違った慣用句発言、イソジン発言、大阪ワクチン発言など問題発言が多いので、彼の発言を事前にチェックして、間違った発言をなくそうとする部門なのかと思ったら、なんのことはない「見逃せないデマ等御座いましたら情報提供ください」という密告制度みたいなものか。まず吉村の上のような発言や松井の「慰安婦はデマ」発言を事前にチェックする機関をつくるほうが先だろう。
こちら(リツイートもなかなか辛辣だな)

それと名古屋県知事リコール運動に維新の会の田中事務局長を送り込んだりして支援していた責任をどう取るつもりなのかね。松井は「知らんわ、田中氏がリコールの事務局やってたっていうことすらも」とか言うてるらしいけど。こちらこちらを参考に

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