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仏教ライフを考える西原祐治のブログです

「加速思考」症候群③

2025年04月26日 | 現代の病理
『「加速思考」症候群 心をバグらせる現代病』(2022/4/21・アウグリストクリ著),鈴木由紀子翻訳)からの転載です。

以下が加速思考症候群の主な症状である。

I.つねに不安がある
2.落ち置きがない
3.不平不満が多い
4.身体的な疲労感(起床時から疲れている)
5.取りこし苦労
6.感情の波が激しい
7.短気でせっかち
8.飽きっぽい
9.他人のペースに合わせられない
10.傷つきやすい
11.頭痛
12.筋肉痛
13.その他の心身症(脱毛、頻脈、血圧の上昇など)
14.集中力の欠如
15.もの忘れ
16.睡眠障害または不眠症

厳密な分類はないが、経験的に見て、このうち3~4項目以当てはまる場介は、すぐにでも生活様式を変える必要がある。
 
 なぜ、現代人の多くは起床時からすでに疲れているのか?・ それは川常的に考えすぎて不安を抱え、脳が多大なアネルギーを浪費しているからだ、そうなってしまうと、もはや唾眠によるエネルギー回復は望めない。

脳は、加速思考症候群によって引き起こされる過剰な思考をコントロールしようと、特定の記憶の窓を遮断する。加速思考症候群に陥ると強いストレスを抱え、10人の肉体労働行より多くのエネルギーを費やしてしまう。
 

以下が、加速思考症候群の主な原因である。

1.情報過多
2.過度の活動
3.過度の知的作業
4。過剰な心配
5.過大な要求
6.スマートフォンの過剰紫使用
7.コンピュータの過剰使用

とりわけ情報過多が加速思考症候群の大きな原因だ。かつては、200~300年ごとに借川していた情報阻が、最近では年ごとに倍増している。 学校、公礼、テレビ、ビデオゲーム、スマートフォン、新剛などから発せられる情報の洪水は、そのすべてが自動記憶レコーディングにより自己の許可なく大脳皮質に保存され、継続使用記憶の容量をオーバーさせてしまう、
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