読売新聞(22.7.25)に、今年6月まで約半年間滞在した宇宙飛行士の野口聡一さん(45)の“宇宙から見える「恐怖」を語る”のタイトルに興味を思えた。“宇宙から見える恐怖って何だろう”と読んだら、それは地球ことだった。以下記事より転載。
アマゾンの森林破壊や中央アジアーアラル海の縮小、油田事故による原油流出などの様子も、宇宙から見るとよく分かる。人間の開発によって、地球の姿が目に見える形で変わっていくことには恐ろしさを覚えた。宇宙飛行士が、その様子を地上の皆さんにきちんと伝えることが、警鐘になる。(以上)
宇宙での恐怖というから、てっきり宇宙のことだと思ったら、地球のことだった。なにかお説教になりそうな話です。立ち位置を変えることによって自分を知るということがあります。
今にも壊れそうな宇宙に浮かぶ地球で、人間がわがもの顔に自由勝手にふるまっている。その様子を地球の外から見たのだから、さぞ人間の振る舞いに恐怖を感じたことだろう。
阿弥陀さまのご覧になられたこの私の危うさを、中国の善導大師は、「水にに溺れたる人のごときは、すみやかにすべからく偏(ひとえ)に救うべし。」と急げ、急げ、急げと三度重ねて、闇に沈むわたしの存在はただならぬ状況にあることを示されておられます。
地球の恐怖よりも、より一層のご心配を阿弥陀さまはされているようです。
アマゾンの森林破壊や中央アジアーアラル海の縮小、油田事故による原油流出などの様子も、宇宙から見るとよく分かる。人間の開発によって、地球の姿が目に見える形で変わっていくことには恐ろしさを覚えた。宇宙飛行士が、その様子を地上の皆さんにきちんと伝えることが、警鐘になる。(以上)
宇宙での恐怖というから、てっきり宇宙のことだと思ったら、地球のことだった。なにかお説教になりそうな話です。立ち位置を変えることによって自分を知るということがあります。
今にも壊れそうな宇宙に浮かぶ地球で、人間がわがもの顔に自由勝手にふるまっている。その様子を地球の外から見たのだから、さぞ人間の振る舞いに恐怖を感じたことだろう。
阿弥陀さまのご覧になられたこの私の危うさを、中国の善導大師は、「水にに溺れたる人のごときは、すみやかにすべからく偏(ひとえ)に救うべし。」と急げ、急げ、急げと三度重ねて、闇に沈むわたしの存在はただならぬ状況にあることを示されておられます。
地球の恐怖よりも、より一層のご心配を阿弥陀さまはされているようです。