超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは/The Mirraz

2011-07-05 20:50:29 | 音楽





最近よく有線で流れてる曲なんですけど、
この曲聴いてると何故か泣けてくるというか、別に涙腺刺激するような曲調でもないのに
不思議と景色が浮かんで、その情景がずっと残ったりするんですよね。
理屈じゃない良さがあるというのが一番分かりやすいか。
本当にポケットに入れて歩きたいポップ・ソングっていうか。正直始め「誰?」って思ったけど(笑)。



純粋さをくすぐるような歌詞に
すぐに耳に残るリフとバンドサウンド、
その二つが合わさって起こる明瞭なポップ感の気持ち良さ。
最近はよく曲を聴くと自分の生活に照らし合わせて~とかそういう事をよく考えるんですけど
この曲はシンプルにああいいなぁ、って思える感じというか
考える必要もないくらい分かりやすい曲。
なのに、情景が浮かぶくらいのロマンチックさも完備、と
不意打ちでデザートを出された気分というか、あっこんなに美味しかったのね?的な。
そういえば以前も違う曲のPV見て「おっ」と思ったこともあったし
意外と素直なバンドなのかもなあ、と少しだけ思った。

それで、カップリングもまた良いんですよね。
なんつーか思った以上に素朴で親近感あるなぁーって思ったんですけど
結構STAnとかRADWIMPSなんかの影響も受けてそうで
ミイラズの場合はそこから更に「近所の兄ちゃん」臭が増してる感じなんですよね。
それが何より格好いい、気がする。
その曖昧な感じも多分売りだと思うけど。




「何にもないから愛欲しい
 だけど見当たらないから恋欲しい
 それも見当たらないから彼氏欲しい
 それも見当たらないから誰か側にいてよ」 (ウザいアイツ)

逆に言えば全くウザくない人間の方が正直少ないと思う。
だからこういう今時の若者感を隠さずに出してる詞は何気に好きだったりしますね。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿