ゆるゆり 第1話「中学デビュー！」 感想

これは「苺ましまろ」に近い感じかな？





いや～面白かったですねえ！
もうタイトルだけである意味鉄板ですからね。ゆるいゆり、っていうね。
1話目で早くもキャラは立ってたし
全体的に淡い色で観やすい作画も好印象、話もゆったりダラダラ出来る感じで
今期でも指折りの作品になる予感がしています。
こういうのってベタ過ぎると逆に嫌悪感を抱く危険性も孕んでますけど
この作品の場合、「そこはかとない百合要素」がこの作品ならではの個性になっていて
それは先輩に憧れる後輩だったり
後輩をおもちゃにしたい先輩だったり・・・
特にあかりの姉は結構に危険な予感もするな（笑）。
と、まあ百合要素を適度に絡めてオリジナリティを出してる訳です。
　最初からありますよ～って提示されてるのとそうじゃないのとでは意識も違いますよね。
そんな意味でただ先駆者をなぞった作品じゃないのが少し嬉しかった。
といっても、日常モノ好きな人にとっちゃ大好物な作風なのも間違いはないでしょうね。

こういうダラダラとしてる作風って
もうこういうアニメを観てる層には出来ない訳で
そこに一種の憧れというか羨ましい気持ちというか・・・そういう感情も掻き立ててくれます。
そう考えるとこういう作品がもてはやされるのもよく分かるなー、って思うんですけど
ああいう下らない発想とかは結構好きなんですよね。
とはいえ、観覧車を早くしたら観覧車の個性が全くなくなってしまうとは思うけど（笑）。
他の乗り物と大差ねえじゃん。それに恋人たちも困っちゃうよ？
とはいいつつそんな京子のキャラは中々賑やかで好きです。
「苺ましまろ」で言ったら美羽の役割かなー。
その他のキャラもこの手の作品では王道のキャラ造詣なので、その点では非常に安心して観れる。
予想外の驚きがない変わりに、いつ行ってもおいしいメニューが食べられます的な。
それもそれで作品としての姿勢としては十分アリです。
元々期待値高めだったけど、
この1話で更に好きになれた感じがある。歌も中々良さ気ですし、感想も毎回書いていこうと思います。



しかしあの時あかりはなんて宣言しようとしたんでしょうね？
個人的には彼女の姉が出てくれば個性も確立されそうな気がしますが、
それもまた誰かの力なのかな（笑）。
なんにせよ最終回までに個性確立頑張れ～！！って事で。ユーモアがあってポップでキュートでお気に入りですよ。