超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Cold Edge

2009-11-04 23:32:38 | 音楽

発売から結構経ってしまったけど、
というかSecret Singleの時点で感想書くとかいってたけど
結局書いていない9mmの新曲「Cold Edge」について。
というか、もうSecretではないんだけれど(笑)。


表題曲は、今のメタル志向の9mmの魅力が精一杯詰まった切れ味の鋭いロック・ナンバー。
最近はダサ格好いい路線の曲が続いてた為、なんだか久々のテイストって感じ。
特にギターリフの感触には懐かしさすら覚えます。


個人的に「Black Market Blues」の暗黒ディスコっぷりはかなりお気に入りなんですが
こっちはこっちで、寂しさや虚ろな感情をそのままエモショーナルに奏でているロック・ナンバーになっていて、
これまた彼らのポテンシャルに見合った良シングルになっていると思います。

ただ、ライブで聴いたときは「ストレートな曲」とか思ったんですが、
実際CDで聴くと別にストレートでもないですね。
むしろちょっとひん曲がってる感じ。
あ、でもサビのメロディーラインは結構ストレートかも。


んで、カップリングにはそのライブ音源がたっぷり詰まっています。
これが聴いてると本当に長い(笑)。
初めの部分~アコギパート~後半とめいいっぱい詰め込んでいて
あまつさえMCまでちょこちょこ収録されていますから。
「90年後にまた逢おうぜ」が収録されてたのはなんか嬉しかった。

ライブテイクで特に良かったのは「Vampiregirl」「Black Market Blues」あたり。
後者に関しては、
気分が高まりすぎて思わず2階席から飛び降りたくなった記憶が蘇りました。
この曲のライブでの化けっぷりはとにかく凄かった。


勢いに乗ってアルバム出すと思いきや、まだ先っぽいですがこの2枚のシングルである程度お腹いっぱいですね。
「青い空」のカバーは、ライブよりもメタル色薄くなっててちょっと驚き。



SKET DANCE10巻

2009-11-04 20:54:26 | 雑記

篠原健太の「SKET DANCE」10巻のレビュー書きました・・・が、またも未掲載!
いつもの如くブログに先に載せておきます。
しかし何でいつも漫画のレビューばっか未掲載になるんだろ。
では以下↓




「理由」(レビュータイトル)

篠原健太「SKET DANCE」の10巻。
ボッスンの過去編が一巻使って丸々と描かれる。

スイッチの重く痛々しい過去編、ヒメコの王道の学園ドラマ風の過去編とは違って
この過去編はこの作者ならではの複線を駆使した、
若干トリッキーな読ませる要素の強い過去編として描かれている。
読んでいるうちに様々な事実が浮き彫りになり、
点と点が繋がる展開は単純に見事だと思うし、
ドラマチックな流れもきちんとあるので読み終えたときの爽快感と充実感は強かった。
 そして登場人物の優しさや思いやりも、
直で伝わって来てジンワリとする場面もいくつかありました。


しかし個人的に一番感じた事は、これは確実に「描くべき話」である、ということ。
他の2人の過去編とは性質が違うというか、
物語の根本に繋がるとても重要なストーリーが出し惜しみなくバッサリと描かれている。
掲載順の良い漫画ではないので、「もしかしてこれでラスト?」と一瞬思ってしまったくらい。

この巻にはボッスンが人助けをしたり、
スケット団を結成した明確な理由がはっきりと描かれている。
この巻を読み終えた後に既発の話を読む事で改めて見えてくるものもあると思う。
「SKET DANCE」という作品の深みが増した、というか。

またネタバレは避けるがこの巻にはもう一つ、大きなトピックが用意されている。
これもまた、読み終えたあとに昔の話を意識して読んでも面白いと思う仕掛けだと個人的には感じた。


やはり篠原健太の紡ぐ物語とネームが好きだなと改めて思った、そんな10巻。最高です。



解説:

なんかこの巻は複線が多くて、
詳しく書くとネタバレしちゃいそうだったんで
割と核心部分を抽象的に伝えようと思って書いてました。
今までと比べるとやや短いですね。

やっぱりこの漫画、大好きです。


おまけページにキャプテン争奪編の完結編ものってるぞ!
なぜか水着姿で(笑)。



今週のクイーンズブレイド

2009-11-04 03:03:38 | アニメ

このアニメ観てると退屈しないなあ(笑)。

なんだろう、これだけ一杯キャラいるのに全員個性が立ってるのが凄いよなあ。
いつか総括記事でも書きたいわ。


今週はなんといってもアイリと子供との絡み(アイリ可愛い!)と
ユーミルの男前な行動が見ものでしたな。
あの武器職人のお母さんが石にされてしまったのはビビった。元に戻るんだろうか?

ネタと話を両立してんのは凄いな、と思う。
1期よりも緊迫感が出てきたのも好感触ですね。
今考えると先週のエキドナの険しい顔は複線だったのかなー、と思った。


君に届け episode.5「決意」感想

2009-11-04 02:08:15 | アニメ

みんな良い人だなあ・・・という「君に届け」第5回の感想。



自分に関わると迷惑する、という理由で
風早やギャル二人を意図的に避ける爽子と、
それを許さない風早に、それについて真剣に考えるギャル二人。
人と関わるということはどういうことなのか?という事について掘り下げられた1話でした。
 自分で勝手に決め付けてダメにしてしまう、ってのは
コミニュケーション能力不通の人間からすると茶飯事かもしれんね。
斯く言う自分もそうだし。
ある種の病気なんでしょうね。


風早の助言によって考え直す素振りを見せた爽子。
今のところ爽子が他の3人に引っ張られて、ようやく関係が成立している感じなので
爽子の意志がはっきりするまでは様子見ですね。
予告を見る限り、来週で核心が描かれるかもしれません。


爽子の行動は周りから見たら煮え切らないものもあると思いますが
ぶっちゃけ自分が爽子に近いポジションの人間なんで結構感情移入して見れたり。
まーあんな美人じゃないけどね(笑)。
ギャル二人の回想の中の笑ってる爽子は美人すぎだ。


しかし後半、一気にさわやか路線からヤンキー漫画になってて笑った。
少年誌だったら確実にキレて大乱闘になると思いますが、
こういうのって少女漫画だと、どうなるんだろう。
何気に続きが気になるなー。
来週は熱いストーリーが観れそうで楽しみだ。



あと、風早くん良い人すぎ!それでいて純な感じも漂わせてるのが良い感じだね。