アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

青ミカンを使って作ったもの

2020-09-19 22:24:34 | 手作りのたべもの
   一週間前、自然栽培の青ミカンを手に入れました。静岡県浜松市のみたらいやさんのミカン。日照りが続いて葉が落ちすぎ、このまま放置すると木が枯れてしまうので、完熟を待たずにたくさんのミカンを摘果しないといけない、ということで、岡崎市の自然食の弁当屋・ラカンカさんの仲介で届きました。

   スダチやカボスみたいですが、酸っぱさはさほどではなく、このまま魚や肉の料理に使うと、ジューシーでまろやかな味に。でも、日がたつうちにみるみる黄色く熟してきたので、きょう、いくつかの加工品を作りました。あおみかんの加工は初めてです。

   まずこちらはミカンシロップ。レモンシロップや柚子シロップ同様に、同じ量の粗糖につけただけ。簡単なのですが、漬けたことをわすれないようにしなくちゃ。私はいつも、中身を入れたままほったらかしにしてしまうことが多いので、柑橘類の場合は、皮の苦みが出て、シロップがおいしくなくなることがしばしばなのです。

   次いで作ったのは、ミカン塩。レモン塩と同じです。ミカンを小さめに切り、重量の2%の塩を混ぜてフードプロセッサーで回します。へただけは取りますが、あとはすべて一緒に。苦みは多少残りますが、たいしたことはありません。さわやかな味です。

   冷蔵庫にずっと残っていた貰い物の酸っぱいブドウの実をほぐし、塩レモン少々に、オイル、米酢、胡椒と一緒にフードプロセッサーで撹拌し、できたのがこちら。ブドウドレッシングです。色がきれい。

   もっとも青いミカンだけ選んで作ったのは、砂糖煮。

   薄い輪切りにして鍋に入れ、ひたひたの水を注ぎます。ミカンと同量の粗糖を入れ、火にかけます。

   30分ほど煮ると、やっと、皮が何とか食べられるほどのやわらかさに。そこで火を止めそのまま放置。こちらは、ケーキなどのトッピングにしてみたいと思って作ったのですが、水気が多すぎたかもしれません。それに、固い皮は食べるとき障りになるかも。

   ともあれ、どのように使うと最適なのかは、あとで考えることにします。ひとまずこれで、貴重な青ミカンをすべて加工することができました。ああ、すっきり。
  
コメント
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