アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

さばいでぃ農園の和はっかオイル

2016-03-14 11:15:30 | アンティマキ風自然的生活
   昨秋、ヘルシーメイト岡崎店のセール時出店のおり、お店の方から和はっかの精油を紹介されました。無農薬で作られた日本産の和ハッカ油、とても貴重な精油のようです。

   ふたを開けると、はっか特有の香りが。でも、なんとなくやわらかくて、甘さもふくまれている香りです。西洋はっかの精油の香りを覚えていないのですが、たぶん、こちらのほうが優しい気がします。

    荒れ放題の私宅の庭。ミントだけは旺盛な生育ぶりを見せています。アップルミント、ペパーミント、スペアミント。いずれも西洋種のミントですが、たまに、雑草の中に、これらのミントそっくりの草を見つけることがあります。葉は小さめですが、花もよく似ています。調べてはいないのですが、香りもうっすらあるので、たぶん日本在来種のはっかなのではないかと思います。

   この優しい香りのミントの精油、最近、こんな使い方をはじめました。ガラス瓶に大きめの岩塩を入れ、その中に数滴たらす、それだけです。玄関先に置きました。ちらっと立ち読みしたミントの本で見た使い方です。塩がどんな効果をもたらすのか読みそびれましたが、なんとなく気持ちがいい。特に来客の予定があるときは、いつもより多めに精油を垂らしています。

   ほかに、友人が作ってくれたEM入りのキッチンソープに垂らしたり、重曹、石鹸水、酢で作った洗剤に垂らしたりしています。試しそびれていますが、ミント水のうがいもいいのだとか。最近インフルエンザにかかった知人は、プロポリスと、このミントのうがい薬でかなり緩和されたと話していました。それから、お風呂に数滴入れただけで、かなり体を冷やすことができるそう。暑い夏には心地よさそうです。

   さてこのミント、北海道のざばいでぃ農園で作られています。こちらのサイトを見るまで、わたしは昔日本がはっかの産地として世界的に有名だったということを知りませんでした。ミントは西洋のものと思い込んでいたのです。いわれてみれば、子どものころから、ハッカ飴やハッカ糖といった、西洋菓子ともいえないようなお菓子が結構身近にありました。

   いまでは、和はっかといっても、外国で作られた和種のはっかを混ぜた精油がほとんどなのだそう。もともとの日本産のはっかを、日本で、しかも無農薬で栽培しているというのはかなり珍しいことのようです。

   以下、HPから引用します。

「北海道滝上産オーガニック栽培「和はっか」について

 全国唯一のハッカ生産地である滝上町で栽培しているハッカから抽出した100%天然ハッカオイルをそのまま使ったアロマオイルです。脱脳精製をしていない為、主成分であるメントール(ハッカ脳)の含有量(約73%)が高く、低温保存や時間の経過と共に結晶化しやすい性質ですが、人体への悪影響はありませ ん。 品種は和ハッカ種の「ほくと」です。
 生産にあたっては化学肥料を使わず、鶏糞などの天然肥料を使った無農薬、無化成(オーガニック)栽培を行っています。そのため甘く野性味のある爽やかな香りがするのが特徴です。
  そして薄荷脳を抽出することを主とした生産から、和はっかの香りを主とした生産に努力していこうと思っています。
 また前述のように、日本唯一の無農薬、無化成(オーガニック)栽培としてそして和ハッカ産地としてナンバーワンの滝上町の特性を前面に打ち出し、世界でも類のない和ハッカを是非皆さんに知っていただきたいと思います 」


    いまこうして、パソコンに打ち込みながら、すぐそばにこの製油を置いて、ときどきふたを開けてはにおいをかいで息を吸い込んでいます。するとふたを閉めた後も、しばらく鼻先に香りが残っていて、なんとなくリラックスできるように思えます。古いエタノールがたくさん残っているので、今度、スプレー容器に移し替えてミントスプレーを作ろうと思っています。
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暮らしの学校で、アンティマキの優しく易しい玄米フォカッチャと焼き菓子の会

2016-03-14 10:57:13 | アンティマキの焼き菓子とパン
   昨年の秋、はじめて講習会を開いた岡崎市のカルチャーセンター・暮らしの学校で、3回目のアンティマキの講習会が開かれます。日時は、6月10日。10時から2時半ころまでです。
   
   今度の講習会のメニューは、玄米フォカッチャと焼き菓子2種にスープ。いつもどおり、卵、乳製品、動物性食品、スープの素を使わないで、おいしくて簡単で体に負担の少ないおやつと料理を講習します。

   玄米キッシュは、ヒジキや油揚げなども入れた玄米ご飯をタルト生地にたっぷり載せて、ベジチーズをかけて焼いたもの。ベジチーズは、白玉粉やくず粉入り。見た目も味も満足していただけるごちそうキッシュです。

   暮らしの学校のキッチンは、広々していて気持ちの良いつくり。使い勝手もよくて、楽しくお料理できるスペースです。

   こちらの講習会、申し込みはすでに始まっていますが、まだあと少し空きがあるそうです。詳細はこちらをどうぞ。

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稲武の大きな石窯で楽しむ会の勉強会

2016-03-14 03:12:23 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    この春から開催予定の、稲武の大きな石窯で楽しむ会。きょうは、会の講師を務める稲武のパン友だち2人と一緒に、3回目の練習をしました。

    会のメニューは、さしあたって、生地量800グラムのカンパーニュ、ピザかフォカッチャ、スープ、焼き菓子ときめています。

    今日のスープは、ダッチオーブンを使いました。中には、ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、タマネギ、ニンニク、ローリエとローズマリー、それに里いもまでいれました。昆布水をひたひたにいれ、窯に。前回は時間をかけすぎて、ふたを開けた時には、ほとんど野菜がまる焦げになっていました。

    今回は、30分ほどで十分煮えたので、味付け。塩、こしょうのほか、白みそもいれて、洋風のような和風のようなベジスープに。そのまま火にかけずにふたをして放置したのですが、かなり濃厚なおいしいスープができました。

    重すぎて扱いがたいへんだし、量もたくさんは作れないので、大勢の講習会では使えないダッチオーブンですが、何らかの形で講習会でも利用できたらいいなと思います。

    大型パンは、昨夜真夜中に仕込みました。いつもと同じように仕込んでから、ホットカーペットの上にしばらくおいて発酵させたのですが、朝起きてふたを開けたら、かなりの過発酵。しばらく冷蔵庫に入れたりして発酵を押さえましたが、2次発酵でもまたまたやりすぎてしまい、案の定、かなりだれた生地になってしまいました。

    それでも、石窯はえらい! なんとか少しは立ち上がってくれました。焼きたては少々苦みが気になりましたが、冷めたら解消。ただしいつもより砂糖を控えめにしたので、味はちょっと一般受けしないかも。本番では、前のレシピで実施することにしました。

    昼食用には、ピザをやめておかずフォカッチャを。左はトマトの水煮入り。右はカボチャとニンジンとにんにくを細かく刻んだものを混ぜ込みました。トマトフォカッチャは、アンティマキの新商品の改良版。今度の暮らしの学校の講習会でつくる予定です。どちらも、かなりいい出来でした。

    菓子は、ケーキとドロップクッキーにしてみました。どちらもありあわせの材料で試作。写真のケーキには、小麦粉、豆乳、米油、ベイキングパウダーのほか、リンゴ、レーズン、ドライイチジクを入れました。

    きょうは、いつもと違って、モニターをしてくれる友人たちの参加なしの練習会。なんだかついのんびりしてしまいました。

    石窯の隣には、「堅木」とか「金木」とか呼ばれる、良質の薪が山と積まれています。小枝はサクラ。私同様、自宅の薪ストーブの薪材調達に苦労している友人とこの山を眺めながら、思わず羨望のため息が出ました。

    さて、第一回の石窯講習会は、5月29日(日)の開催の予定です。詳しくは追って告知いたします。
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