アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

原木栽培のマイタケが採れた!

2011-10-12 09:51:56 | 林と畑と庭づくり
   9月の中ごろ、知り合いのFさんが、「そろそろマイタケが出るころだよ。20日がめどかな」とおっしゃいました。昨年の夏ごろ、私は彼からマイタケの種を譲ってもらい、自宅の敷地内に「伏せこみ」をしたのです(コチラ→)。
   彼にそういわれたものの、私は、うちのマイタケがちゃんと出るとは信じられませんでした。というのは、「伏せこみ」をした直後、そのあたりをイノシシに掘り返され、広い穴ができていたからです。きっとそのおりに、植えたばかりのマイタケの種もどこかに散らばって、くさってしまったのではないかと疑っていたからです。

   忙しさも手伝って、20日ころ見にいくこともなく過ぎたのですが、一週間くらいたったころ、たまたま通りかかったので、思い出して覗いてみると、実生のトチの木の根元に、あったのです! それも大きな株が二つ! ちょっと育ちすぎでしたが、腐らず立派なきのこになっています。

   手で折って持ち帰りました。
  
    香りがすばらしい。林の中で育った原木マイタケは、天然マイタケとほぼ同じものといっていいのではないかとおもいます。弱弱しくなくて、しっかりしたきのこです。

    ごみを取り除いて、まず焼きました。炭火がいいのでしょうが用意できなかったので、ガスで。いいにおいです。

    残りは、翌日、炊き込みご飯、汁物、てんぷらにしました。てんぷらはかなりおいしかった。でも、どの料理も、一日目ほど香りませんでした。

    ともあれ、消えうせていたと思っていたマイタケ、ちゃんと無事生きていてくれてうれしい! たぶんこれから数年、出てきてくれるはず。きのこになっているところを、他の動物に食べられないよう、今度こそはいい時期に見に行かなくちゃ。

   ところでFさんは、ご自分のブログで今年採れたジャンボマイタケを紹介しています(コチラ→)。なんと4キロ以上あったとのこと! 一見の価値ある写真です。 


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本日ヨーグルトスコーン販売します!

2011-10-12 09:16:11 | アンティマキの焼き菓子とパン
  きょう、2週間ぶりにヨーグルトスコーンをどんぐり横丁で販売します。

  このスコーンは、ヨーグルトを一晩ガーゼに包んで吊るし、乳清と分けたものを使っています。クリームチーズのような味わいのあるこの脱脂ヨーグルトに、少しだけもとの乳清を足して豆乳と混ぜ、粉類に加えています。ラム酒につけたカレンズのかわいい実がアクセント。甘酸っぱい風味がけっこう癖になります。

  アンティマキのスコーン全体にいえることですが、このまま召し上がっていただくよりも、オーブントースターで数分焼いていただくと、いっそうおいしくなります。とくにこのスコーンは、ぜひとも焼いて食べることをお勧めします。

  このスコーンに使っているヨーグルトは「小岩井生乳100%ヨーグルト」。稲武のお店では手に入らないので、街に出たときにまとめ買いしています。

  余談ですが、脱脂ヨーグルトは、塩を混ぜてミントやタイムなどフレッシュハーブを刻んで入れると、かおり高いクリームチーズとして重宝します。ぜひお試しを。残った液体・乳清はただ飲んでもおいしいけれど、梅シロップなど果物のシロップ漬けやサワー類をちょっと足すと、カルピス風の飲料に変身します。

  ところで、昨年夏ころから改修工事にかかっていたどんぐり温泉が、この10月1日にリニューアルオープンしました。

  新しい温泉にはまだ入っていませんが、1階と2階、それぞれ違うコンセプトの温泉になっていて、露天風呂もかなり広くなって、ゆったり楽しめる場所に変わったようです。早く私も新しい温泉につかってゆっくりしたい! 新しい温泉については、三河の山里便りでくわしく紹介しています。

  稲武は朝夕めっきり寒くなり、コタツを出している家もちらほら。私宅も先夜、薪ストーブに火をつけて暖を取りました。昼夜の気温差が激しいほど、紅葉は美しくなるのだとか。大井平公園のもみじ祭りは10月29日から11月20日まで。今年も美しい景色を見せてくれそうです。紅葉見物をして温泉につかって横丁でお買い物。定番の秋の稲武コースを楽しみにいらしてください!
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