先程、週刊誌記者から電話が。
新かほり事件で信仰していた霊媒師はだれか知りませんかと。
私は、ここは大阪なので、情報が一切入ってきません。
関東の霊能者に聞いてみますと。
私も、同業者なので、なんという霊媒師なのか知りたいいのですが、
いかんせん、大阪の人間なので、関東の情報は入ってきません。
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母親の遺体を切断し遺棄した疑いで逮捕された45歳の女は「霊媒師になるために、殺した」と供述した。不可解な供述の裏に何があるのか。バンキシャ!は、何度も女の相談を受け、母親の“除霊”もしたと話す霊媒師を探し出した。バンキシャ!の取材に語った。 ◇ 口を大きく開き、満面の笑みを浮かべる女。ジムでインストラクターをしていた新かほり容疑者(45)だ。レッスンを受けていたという人は、バンキシャ!の取材に対し次のように話した。 レッスン参加者 「熱狂的なファンがいて、違うところでレッスンをやるときに、追いかけていって受けるという生徒さんは、いっぱいいるみたいです」 レッスン参加者 「すごく明るい方ですし、ポジティブな方ですし、まさかそんなことだとは思ってなくて」 人気インストラクターだったという新容疑者だが、レッスンを受けた人たちは、最近、変化を感じていたという。 レッスン参加者 「3月とか4月とか、春ぐらい。帰りに先生を見かけたり、ロッカールームから出てくるところを見かけたときに、最近、暗い服を着てるかなと。以前はジーパンとかTシャツとかで。黒い帽子、黒っぽい服を着てるなと。私は気になっていました。二度見しちゃうくらい」 レッスン参加者 「先週あたりから『痩せちゃったみたいだね』って周りの人が言ってましたけど。よく観察してる人が、なんか『頬がげっそりしてたね』っていうのは聞いて」 さらに、珍しくレッスンの動きを忘れるなど、集中できていない印象を受けたという。 ◇ 6月28日。新容疑者が親族と一緒に交番を訪れて自首し、事件が明るみに出た。警察官が駆けつけると、浴室のバスタブに複数の白い袋があり、中には人の大たい部などが入っていたという。遺体が入った袋は浴室以外にもあり、その数は10個以上。頭部が入ったものもあったという。 警察は、自宅マンションで同居する母・博子さん(75)の遺体を切断し、遺棄した疑いで新かほり容疑者(45)を逮捕。そして、母・博子さんの死因は窒息死の可能性があることが、1日、新たに分かった。 捜査関係者によると新容疑者は調べに対し、「寝ている間に母の首を絞めて殺した」「浴室に連れて行き、家にあった包丁で切断した」などと供述。さらに“遺体の一部を食べた”“一部は後で食べるつもりだった”という趣旨の供述もしているという。 事件はなぜ起きたのか。動機については──。 新かほり容疑者(45) 「霊媒師になるために修行に行く必要があり、母がいると行けないので殺した」 「霊媒師になるため」と供述しているという新容疑者。知人は以前、本人から霊媒師に関する話を聞いていたと言う。 知人 「何年か前か記憶にないけど、お母さんが家の雨戸を閉めて、真っ暗なところで生活しているので、霊媒師のところに行って、祈とうするわけ霊媒師が。それでお母さんの体から霊が抜けた瞬間がわかったと」 引きこもった母親について霊媒師に相談し、除霊してもらったと話したというのだ。 知人 「除霊してもらって、その日に帰ってきたら、今まで真っ暗にしていたのが、雨戸を開けて明るく部屋がなったと。霊が抜ける瞬間が分かったっていうんだから、それで感動したのかな」 この霊媒師はいったい誰なのか。バンキシャは取材を続けた。そしてきのう(7月1日)、母親を除霊したという霊媒師にたどりつき、話を聞くことができた。 霊媒師 「(新容疑者は)4年、5年前から1年に1回は必ず来ていた。多いときは半年に1回来ていた。コロナ禍だったので、これから先、どういうふうに仕事をしていくかという相談は受けてました。一番初めはご紹介でいらっしゃって、本人一人だったんですけど、お母さんもそのあとから一緒に来るようになって」 逮捕されたときの新容疑者については──。 ──(記者)相談に来ていたときの顔と、逮捕されたときの顔はぜんぜん違いますか? 霊媒師 「違いますね。前の方がまだエネルギーが華やかだったかなと思いますけど。あの顔だと『なんでみんないるの?』みたいな目をしている。『え?』っていう顔をしている」 ──5年ほど前に初めて相談に来たというが、当時の印象は? 霊媒師 「『みんな私を憧れみたいに(ジムに)来るんです』とは言っていたので。あと『後輩がすごい私を慕ってくる』という言葉は何度か聞いているので、そういう部分を見ると、トップに立ちたいというのはすごく感じる。自信があるのか、すごい特別な存在であるとか、誰かに認められたいとか、そういうものがある子なんだなっていうのは思っていました」 相談を重ねるうちに、母親も連れてくるようになったという。 霊媒師 「(親子は)普通に仲良かったですけどね。なんでも話をしてたように思ったけど」 仲は良さそうに見えたが、あるエピソードが──。 霊媒師 「(気分転換に)こういう本を読んだらどうなんですかってアドバイスしたら、かほりさんからは『お母さんはそういう本じゃないよね、こういう本を読めばいいのよ』みたいな感じで、押しつけの言葉があった。『お母さんはダメだから』みたいな感じの印象をかほりさんが持っていた」 相談の前日は、ホテルに泊まってから来るなど熱心にみえた2人。そしておよそ3年前、ついに母親の除霊が行われたという。 霊媒師 「お母さんがうつ症状があるとか、外に出たくないっていうので、除霊はさせていただいてました。その姿を見てやりたいって思うっていうのは、まれにいます、そういう方は。特別なチカラを持ちたい、だからチヤホヤされたい、かほりさんすごいですねって誰かに言われたいっていう気持ちが(霊媒師になることと)イコールになったかもしれない」 新容疑者と最後に会ったのはおよそ2年前で、それまで一度も「霊媒師になりたい」と言われたことはなかったという。 霊媒師 「霊媒師になるっていうのは家族の力があって、だからいま私たちはやっていけてるという先生方は多いと思うので、その方を殺すとか、ましてや肉を食べるとかは絶対にないです」 (*7月2日放送『真相報道バンキシャ!』より)