ちょっと本を買ってみました。

先日本屋さんで「日本一カフェで街を変える男」という本に目が止まりました。
大阪にある「カフェガーブ」、「アマークドパラディ」などの有名カフェを経営する方の本です。
上に記したお店は私がいた大阪のベトナム料理店「アンゴン」のすぐ近くにあり、お店の人も美男美女、お店に来るお客さまも美男美女っていうイメージがあり、美男ではない私にとってはあまり縁のないお店でした。
そういえば「アンゴン」でも「カフェガーブ」で働いたことがあるスタッフも何人かいましたが、やはり立ち振る舞いがすばらしく、スマートな接客ができるスタッフばかりでした。

話がそれてしまいましたが、この本の中でこの社長さんがスタッフを採用の際に必ず尋ねることがあるそうです。
・食べることが好きですか？
・空が青いと幸せを感じますか？
この2点だそうです。
上の質問は飲食店で働くなら当然なのでちょっと省きます。
下の質問は青空を見て幸せだって感じることは何に対しても素直に喜べる心があって、それがお客さまの笑顔にもつながることじゃないかな・・・といことだそうです。
青空はいいですよね。だって曇っていたら心も暗くなってしまいますもんね。
さらに私の場合、あたたかくなるにつれてテンションが上がっていきます。
やはりこれはベトナムにいたからかなあ。

さて、上の質問をngon ngonのアルバイト、18歳の「ももちゃん」にしてみました。
「空が青いと幸せに感じる？」
「あまり意識して見ないからわからないです」
「じゃあ食べることが好きか？」
「はい、食べることは好きですけど・・・」
今の子って素直に表現するのが恥ずかしいと思っているのでしょうか？
自分も彼女と同じくらいの年齢のときはそうだったっけなあ・・・。
「特に空を意識して見ない」っていうのは仕事も含めて日常の出来事に関心を持たないってことなんでしょうかねえ・・・。
とどのつまり、お店で働いていても、いまお客さまが何を欲しがっているか？というイマジネーションが働かないということにつながってるのかもしれません。

この質問に対してもう少し長い回答ができるように感受性を高めてもらいたいものです。

皆さまどうぞ温かい目で見守ってくださいm(_ _)m