(1)何か自民党総裁選、立憲民主党代表選の立候補表明に合わせるようにゆっくりとゆっくりと日本を縦断する超大型の遅刻型大型台風10号が北上を続けている。各候補予定者は立候補表明を大型台風を避けて先延ばしして、政治とカネ、裏金問題に冷や水を浴びせられる格好となり、台風に出足をくじかれた。
(2)自民党総裁選の方は10名を超える議員が立候補に意欲を示しており、立候補を表明している石破茂議員はそれでは時間のかかる討論会の運営で政策テーマを「クジ」で決定する方法を提案している。
本ブログでは各候補者「トーナメント」方式にして党員(国民でもいいが)の判断、判定により勝ちあがり方式として最終的に2人に絞り、議員、党員の決戦投票を実施して党総裁を決めるのがどうかと書いた。
(3)現実に10名以上の立候補者がアレコレ、アチコチから発言しても収拾がつかずに、国民、議員、党員には何を言っているのかわかりづらく混乱するだけだ。クジもトーナメントも変わらずにその程度のものだ。
こちらの方は大型台風10号が政治腐敗をけん制しているようでもあり、政治同様に今はゆっくり、ゆっくり進む大型台風への警戒、早めの避難、安全確保が大切だ。
(4)気象情報は気象衛星、スパコンの観測情報システムで精度が上がって、規模、進路は正確で詳しいものになっているのでAIの力を借りなくともいいものだろうが、避難、災害、被害、危険情報についてはAIの判断、分析は有効なのではないのかと思う。
最近の台風被害は風力より降水被害の影響が大きく、台風が来る前から線状降水帯の発生で大雨を降らせて浸水、洪水、がけ崩れ、土砂崩れの被害も多く、Ai分析、判断を活用して早めの対策で備えることが安全確保には考えられる。
(5)スパコンを使っても雨情報が晴れになったりする気象情報で、AIを利用してもそれはそれで情報精度を高めるとしていいだろう。気象庁も気象衛星、スパコンによるIT観測情報システムの気象データを活用、分析しての台風対策に自信を持っているのだろうが、それでも災害被害は防げない自然災害の猛威なのだからAIの分析、判断も活用して広汎な安全対策で国民の生命、安全、生活を守る方法があればさらに効果的といえる。
(6)自民党総裁選はAIではなく議員、党員さらに首相となれば国民の選挙審判が待ち受ける人間が創造した民主主義理念、政治で信頼、信任、負託が基本だ。