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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

安倍回顧録。 abe reminiscences

2023-02-14 20:23:19 | 日記
 (1)故安倍元首相の回顧録(reminiscences)が発売され予算委員会で内容について野党からの質問が相次ぎ、何かと関心の高さがうかがえた。当初はもっと早い段階での発売が予定(報道)されていたものらしいが、当時の安倍元首相が岸田後の政権復帰に意欲、含みをもたせての発売取り止めとなり、昨年安倍元首相が銃撃により亡くなったことにより回顧録として今月発売された。

 (2)内容はわからないが、北方四島返還問題でプーチン大統領と何十回となく会って二島返還に軌道修正して一時返還交渉に当時安倍首相(以下同じ)が自信を示していたこともあり、予算員会では当時の外相だった河野デジタル相に回顧録交渉経過内容について野党からの質問が相次いで、河野デジタル相は質問ごとに「所管外」と十数回拒否答弁(報道)をくり返した。

 (3)このため安倍回顧録内容質問に対して野党は政府の「統一見解」の取りまとめを要求しているが、安倍元首相が亡くなった現在、政府としての統一見解はむずかしい現状だろう。安倍1強時代の8年余りの最長政権時代の後半は森友、加計、公文書書き換え問題に桜を見る会疑惑が国会で追及されて、これに十分な説明責任を果さずに疑惑を残したまま他界したので回顧録でどう記載されているのか気になるところだが、そもそも生存中に一度回顧録出版も考えられたとなれば当時の国会答弁以上のものは期待できないのだろう。

 (4)しかし、北方4島返還は一時返還交渉に自信を示しその後プーチン大統領の変節(あるいは当初からの目論み違い)により、日露平和条約、極東経済協力関係優先に向かったことについて安倍首相の思惑違い、利用するだけ利用された日露外交関係について回顧録内容「証言」を聞きたい気持ちはある。

 (5)岸田首相は防衛費増額を増税でまかなう選択をしているが、防衛強化に意欲的だった安倍首相は国債でまかなう考えで消費税10%引き上げでは今後10年は引き上げ(増税)は必要ないと語っており、一時財政規律を重んじて消費税10%引き上げを先送りした安倍首相に反対していた財務省には「国が滅びても財政規律が保たれていれば満足」(回顧録報道)との恨み節も聞かれて、国債を大量に買い支える日銀は政府の子会社発言もあり、国家の累積赤字財政増幅についても財政健全化をどう目指すのか聞いてみたいところでもある。

 (6)今後安倍回顧録から何が飛び出してくるのか、ないのかわからないが興味はあり、しかし今は国会、予算委員会でそんなことを論議している場合ではなく110兆円来年度予算案、円安大型物価高、賃上げ、日銀総裁交代、防衛費増額、増税、エネルギー原発依存、コロナ感染対策の収束、岸田内閣支持率長期低迷、ウクライナ戦争、トルコ、シリア大地震、台湾有事問題と緊急重要課題があり、まずは国会はそれに集中して取り組まなければならない時だ。

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