ヤブキリ
2016-07-14 | 虫類
ヤブに住むキリギリスの仲間なのでヤブキリと言う
本州から九州にかけて分布し 平地から山 都心部の公園でも見られる
木の上や丈の高いヤブに居る
卵で越冬し 6月から11月頃に出現する 大きさは5cmほど
幼虫は初めは植物を多く食べるが次第に動物性のものに変わっていく
成虫は肉食性が強く 前足や中足に棘が有り獲物を捕まえ易くなっている
昼夜関係なく鳴き ジリジリジリと続けて鳴いたり ジッジッジッと切って鳴く
鳴くのはオスで左右の前翅をこすり合わせて音を出す
翅の重ね方はコオロギ類とは逆で 左前翅が上になっている
鳴き声を聞く耳は 両前足のけい節(すね)の付け根近くにある 良ーく見ると穴が開いている