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ロウバイの花

2020-01-12 | 樹木 草花


ロウバイの花がやっとという感じで一輪咲いた
ロウバイ(蠟梅)の名は、中国名蠟梅から付けられた 蝋細工のように見える花の姿からこの名があると言われる

ロウバイ科の落葉低木 高さ2~5mになる
中国原産で江戸時代初期に渡来した
葉は対生で、葉身は7~15cmの卵形又は長楕円形
先端は尖り 縁は全縁 質はやや薄く表面はざらつく

花は1~2月に咲く
芳香のある2cm程の黄色の花が咲き、花被片は多数らせん状に付く
内側の花被片は小さくて暗褐色で、外側の花被片は黄色で光沢がある
雄しべは5~6個、雌しべは壺型の花床の中に多数付く

花が終わると花床が大きくなって、3cm程の長卵形の偽果になる
偽果の表面は木質化し先端には雄しべが残る
中に1.5cm程のそう果が数個入っている ゴキブリの卵にそっくりと言う

今頃の時期に開花前の蕾を採り 風通しのよい直射日光の当たらない所で乾燥させる
これを煎じて飲むと咳や解熱に良い
又この蕾をゴマ油に漬けて、この油を患部に塗るとやけどに効く