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ニワトコ

2019-03-14 | 樹木 草花


ニワトコの蕾が開きかけてきた

スイカズラ科の庭木や山野の林縁に生えるラクヨウ低木 6ⅿ程になる
下部からよく分枝して枝は放物線を描くような独特の樹形になる
葉は対生で奇数羽状複葉
花の付く枝の小葉は2~3対 花の付かない枝の小葉は3~6対

花は3~5月 新枝の先に数センチの円錐花序を出し、4mm程の小さい花を多数つける
花は普通黄白色、時には淡紫色を帯びる
果実は核果 4mm程の卵球形で6月過ぎに暗赤色に熟す
ニワトコは変異の多い木でオオニワトコ マルバニワトコ キミ(黄実)ノニワトコ ダイダイミノニワトコ等々

別名セッコツボク(接骨木)は漢名の音読み
昔の接骨医は、ニワトコの枝の黒焼きにうどん粉と食酢を加えて練ったものを患部に塗り、副木を当てて治療したのでこの名がある

花を乾燥したものを煎じて飲むと、発汗 解熱 むくみ 利尿に効く
接骨木末 黄柏末を等量混ぜて練り 打ち身打撲に塗ると効果がある
乾燥した枝葉や花300g木綿袋に入れて煮立たせ、沸騰したら袋ごと風呂に入れて入浴すると神経痛リウマチに効く
葉 枝 花 民間薬として色々薬効がある優れもの
コメント
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