被曝量と健康への影響がよくわかりませんね。
しかも、日ごろ聞きなれないマイクロシーベルト・ミリシーベルト等の単位。
ちょっと整理してみましょう。
(ご参考)
今回の福島原発について、アメリカのBen Monreal教授が「福島原発の放射能を理解する」と題した解説書があります。
日本の研究者が翻訳していますのでご紹介します。
====================================
■単位■
1 Sv(シーベルト)
= 1,000 mSv (ミリシーベルト)
= 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト)
*尚、グレイとシーベルトの換算ですが、
関西電力のHpでは
1Gy/H(グレイ)=1 Sv(シーベルト)
http://www.kepco.co.jp/kids/search/page60a.html
日本原燃のHPでは
1.25Gy(グレイ)=1 Sv(シーベルト)
http://www.jnfl.co.jp/monitoring/kaisetsu/spatial-nGyh.html
と微妙に違っていますが・・・。
*2011年3月23日6:00現在日本原燃へのリンクができなくなりました。
■実際の影響放射線量■
ニュースに出てくる単位は1時間あたりなので、影響を測るには
滞在した時間や日数をかける必要があります。
人体への影響は年間総被曝(ばく)量になっています。
放射線被曝量【 】
= 計測放射線量【 】 × 滞在時間(24時間×日数)【 】
■放射線量別影響■
放射線の人体への影響
参考値)1ミリシーベルト:一般公衆の線量限度(年間)(医療は除く)
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data3040.html
■地域別計測放射線データはこちら■
地域別放射線データ
http://eq.wide.ad.jp/index.html
■参考関係機関リンク先■
関西電力
日本原燃
財団法人エネルギー工学研究所
*放射線は大気・水・天候(雪や雨)・食物など様々な経路からの影響が考えられます(ここから)。
*食品は厚生労働省の報道発表資料を参考にしてください(ここから)。