大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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こうやって受けた奈須りえの委員会での発言制限、大田区民の皆さんはどう思われますか?「大田区らしい共助とは何か」聞いたらいけませんか?

2024年07月22日 | フェアな民主主義

先日の委員会で、委員長から発言制限を受けました。

なぜ、制限を受けたか、理由がよくわからなかったので、事務局に依頼し、委員会の録音データを文字起こしして、確認してみました。

議事進行権は委員長にあるので、ということのようです。みなさんはどう思われますか?

以下、文字起こしした前後の録音データです。

奈須の部分はゴシック、委員長の発言はアンダーラインし、制限に関わる部分は、黄色でマーカーします。

 

社会保障=福祉に、共助という言葉が使われるようになりました。税金で行うのが公助なのに、税金を預かる区が、共助というのでおかしいなあと思います。
しかも、大田区は、【大田区らしい「地域共生社会」】ということを言い始めましたので、それでは、大田区らしい共助と何か、を質問しようとしています。

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【奈須】

共助というと区民同士が支えあいなさいと言う印象が強くてですね、とても冷たいような感じがするのですけれども、個々の中では、いまおっしゃっていた、区とか事業者とか社協が、どうやって区民生活を支えるかということが基本になっていて、この大田区の福祉っている制度が成り立っているという風に考えてよろしいんでしょうか。

 

【大田区A】

 先ほども申し上げた通り地域福祉社会を進めていく中では、それぞれの役割が大事だと言う風に思ってございます。地域福祉計画等にも記載させていただいていますが、これまでも、これからも、区がやっていく事業というのは、進めていかざるなければならない。いけないと思っていますし、そういったところは、区民福祉の進めていく大変重要なことだと思っておりますので、私たちは、それを進めていくつもりでございます。

 ただ、一方では、えーと、まあ、区民同士の、まあ、助け合いというようなところ、よりきめ細やかな助け合いも必要だと思ってますし、

 また、なんていうんでしょうかね。お互いに、支援される側、する側、というような、こう、一元的な、一方的な、こう、方向性だけでなくて、

 お互いの強みの中で、地域社会に、で、生活していくそんなかで、
 助け合っていける部分は助け合っていく、というようなところも、必要だと思っているところでございます。

 

【大田区B】

若干補足をさせていただきます。

事業概要4ページの一番上に地域共生社会推進本部、って記載がございます。

 いま、奈須委員もおっしゃっていますが、もちろん、地域力、共助というのは、大事ではございますが、その地域共生社会を積極的に展開していくときに、区がきちっとそこをまとめていくという考え方で、

 大田区の場合は、大田区の地域共生社会推進本部 大田区長を本部長に据えて、構築を進めているということがございますので、そういったことで、区が責任をもって全体を引っ張っていく体制は、作られているという風に考えております。

 

【奈須】

 ま、たぶん、えーと、思っていること、こうあってほしいという、願っていることは、同じだと言う風には思うんですけれども、

 ま、ただ、今のご説明の中で言えば、あの、ちょっと乱暴な言い方になるかもしれませんが、

 区であったり、事業者であったり、社協というのは、ま、言ってみれば、仕事としてですね、広い意味で仕事として、財源も、一定程度担保された中で、あの、公助なりですね、共助なりを支えるとするならば、

 区民の皆さんというのは、本来は、税金を払って、やってもらえるはずのことを、ま、あえて、それにプラスして、できることはやってください、っていう体系になっているのかな、

 と言う風に思うわけなんですけれども、

 そうなった場合に、私もやはり、あの、地域の中での支えあいというのはとても大切だと思いますし、ある意味それが、あることによる安心感もあるとは思うわけなんですけれども、

 では、現実的に共助できるのか、っていう風に考えますとね、

 私、これ何回も言っているのですけれども、厚生労働白書の、何年版だったか、忘れちゃったんですけど、社会保障であったり、福祉っていうものの、成立の経緯について書いてありますね。

 そうすると、あの、やはり資本主義経済というものが、振興していくと、

 家庭内で支えあっていたものについて、労働力として貨幣経済を獲得する社会になっていくと、
地域であったり家庭内で、できないことが、でてきた、と。
 だからそれを公助で支えていきましょうというのが、いわゆる社会保障の発端だったと思うのですが、

 

 そうなると、区民の現状というものをまず把握したうえで、今の区民が、どの程度共助に関われるのかという認識が無ければ、この「ともに支えあう」というのは、絵にかいた餅になるか、

 あるいは、区民に、非常に酷なことを求めることになるんじゃないかなと。

 結果として、ま、最悪の場合には、えーと、福祉の低下につながると言う恐れもあるので「現状の認識把握」と、「共助でやる部分」と、「公助でやる部分」というのを明確に示していかないと、これ、言葉としては、とても美しいと思うのですけれども、そこが非常に心配なんです。

 

 で、さらに心配なのは、今年そこに、「大田区らしい」ということがあって、大田区は、地域力があるから、ま、言ってみれば、共助でやっても大丈夫なんだ、っていう風に言っているようにも受け止めかねない、というか、目標と体系がそういう風になっているんですけれども、

 公助と共助と自助というもの割合であったり、範囲であったり、というのを、もっとこの中で、目標として掲げるのであれば、明確にしていかなければいけないのではないか、と思うのですが、そのあたりは、どこかにきちんと書かれているものなんでしょうか。

 

【委員長】

奈須さんちょっといいんでしょうか。

これ、事業概要なので、公助をまとめた書類になると思うんですよ。

 

【奈須】

いや、でも共助って書いてあるじゃないですか

ともに支えあい、って

 

【委員長】

公助がどれくらいの割合を占めるのか

ここに書いてありますよね。

公助って

割合占めるって書いてないじゃないですか

 

事業全部書いてあるじゃないですか。

 

【奈須】

じゃ、なんでここに地域力と書いてあるんですか。

福祉部の目標の中にかいてあるのですよ

地域共生社会って

だからきいてるんじゃないですか

 

【委員長】

 

推進本部の体系図を見ればわかるじゃないですか 

今質問している内容は

 

【奈須】

わかるじゃないですよ。

だったら公助だけ書けばいいと私は思いますよ。

あえてここに地域共生社会って書いて、先ほど答弁の中で何度も大田区は地域力があるから、地域力があるから

おっしゃってるんですから、そこを踏まえて私はうかがって

 

【委員長】

そんなの前からじゃないですか。今始まった話では無いじゃないでしょう。

 

【奈須】

大田区らしいと書いてあるから

 

【委員長】

個別の事業の話なんで、個別でやってください。

迷惑です。

 

【奈須】

違いますよ

福祉の目標に書いてあるじゃないですか。

 

【委員長】

次にうつります。

 

【奈須】

なんでそんなことおっしゃるんですか。

委員長おかしいんじゃないんですか

 

【委員長】

2番目行きますよ。

障害者の就労施設から

はい、あ、どうぞ

 

【他委員】

大丈夫ですか

すみません

 

【委員長】

いえ、〇〇委員

 

【奈須】

私の発言だったのに、委員長が遮ったんですよ。

 

【委員長】

議事進行権は私にありますので

 

 

 


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