国政が問題無いわけではありませんが、それでも、不満や批判の対象になっている点で、まだ「まし」と言えるかもしれません。 自治体、それも区市町村政治になると、何がおきているかさえ見えず、問題にすらならない存在ですが、そのことこそが一番の問題かもしれません。 そんな存在である大田区でも、介護保険や国民健康保険など特別会計を除く一般会計だけで年間2300億円と言う莫大な予算が使われています。 国政とは違った顔の見える関係の中での政治には、また、そうした点での課題もあり、議会の果たす役割は大きいはずですが、執行する行政と、チェックし、立法により規制する議会、そして区民に求められている役割が十分に機能していないの現状です。 変わらなければならないのは、議会だけではありませんが、議会が率先して変わらなければ、政治は変わりません。 大田区議会において、感じている課題、遅々として進まない改革を、具体的に進めていくため、先日の議会運営委員会において委員外委員としての発言を求めました。 . . . 本文を読む
この条例改正は、減免規定を設けるために行われるのですが、誰について、どのような場合に、どのくらい減免するのかという内容が、条文に全く示されていなかったため反対しました。 条例で減免できるとしたうえで、その内容は規則に定めるとし、規則をみると、区長が必要とする時となっている。 議会を通さず、区長が好きに減免できる対象を決められるのは問題です。 実際には、東日本大震災の罹災者を対象にした減免で、他の条例では、災害時について減免できるものとするなどと条文で規定していますから、なぜ、この条例だけ、区長に全てを委ねてしまったのか疑問です。 減免の内容についてではなく、議会が区長に対して減免の内容を白紙委任する形になっているので反対しました。 . . . 本文を読む