大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

トンガ沖の大噴火は今後も続く可能性

2022年01月29日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




2022年初の1月15日に発生したトンガ沖の

巨大噴火は、調査研究を続けて来た専門家に

よれば、今後とも続くと予測され、1991年に

発生したフィリピンのピナトゥボ火山噴火

(VEI・6相当)に匹敵する世界規模の気候への

影響を及ぼす可能性があると指摘する。

今回噴火した海底火山は、高さ約1800m、

幅20kmも及ぶ巨大な海底火山の海上に

出ていた高さ100m程の2つの無人島で、

フンガハアパイとフンガトンガと呼ばれていた。

この2つの火山は、ここ20年ほど何度か噴火を

繰り返してきており、2009年と2014〜15年の

噴火でも熱いマグマと蒸気が海上に噴出したが、

今回の噴火はそれらよりはるかに大規模だった。

2014〜15年の噴火で火山円錐丘が形成され、

フンガトンガとフンガハアパイを結ぶ長さ

5kmの島が誕生し、これが大噴火前の姿。

2016年の、この島を調査で、海面下150mに

眠るカルデラが見つかった。

これまでの噴火や日本の薩摩硫黄島の噴火の

ように、噴火はカルデラの周囲、外輪部で

発生しているが、カルデラ本体の噴火は

遥かに大規模なカルデラ噴火となる。

7300年前の鬼界カルデラ噴火では、九州南部が

壊滅的な被害を受け、上野原遺跡に見られる

ような縄文文化が埋没した。

この鬼界カルデラに残るのが薩摩硫黄島。

フンガトンガとフンガハアパイの下に在る

カルデラの噴火は、トンガの島々の堆積層に

残る過去の大噴火の痕跡調査から、ほぼ

1000年に一度の周期で発生していたことが

判明している。

前回の巨大噴火は1100年に起きたことが

分かったていたことから、今回大噴火は、

カルデラ噴火の可能性が極めて高そうだ。

今後とも、マグマに直接触れたか海水による

巨大な水蒸気噴火が繰り返されることが

懸念されるとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなしです。

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