備えよ常に! 備えあれば憂いなし
習近平の提唱する[中国式現代化]の中身は
①巨大人口の現代化、②共同富裕の現代化、
③物質文明と精神文明が調和する現代化、
④人と自然が調和した現代化、⑤平和発展の
道を歩む現代化 の五つを指す。
これらの目標を実現させるためには、先ず
安定した社会と起動力となる経済の発展だ。
注目されていた[3中全会]での経済安定・
発展の具体策は示されず、株式市場は急落。
専門家の解説では、演説で連呼されたのは
[改革]という言葉であったが、これは経済の
発展、豊さに向けた[改革]の道しるべでは
なく、中国式現代化に向けた改革を指す。
即ち、習近平が目指す②共同富裕の現代化を
強調していることなのだ。
鄧小平が提唱した社会主義的な市場経済化
から、市場経済を切り捨てた社会主義経済
への深化を目指すとの宣言なのだ。
当然ながら、民間企業から国有企業への
政策の重点が変わることになり、国有企業
化が一段と進むことになる。
習近平は、中国式現代化に向けて300項目にも
わたる改革目標を公にして、建国80年に
当たる29年のまでにロードマップを整えて、
35年には[中国式現代化]を実現させるとする。
世界が注目する不動産不況問題に関しては、
策定された政策目標60項目のうちの44番目。
問題解決には、当事者が当たれと突き放し。
既に、富裕層の海外脱出が加速している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?