大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

水素社会を目指す日本 日の目を見るのは先の先

2024年08月07日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        





2024年、日本はHTTRを用いた高温ガス炉に

接続した水素製造装置で、水を分解して

水素を製造する試験に成功した。

28年にも、実用化へ踏み出す計画。

水素を燃料とする水素燃料自動車(FCEV)は

既に実用化の道が開かれて、韓国では22年に

現代自がNEXO1万台の生産を達成している。

一方、日本ではトヨタがMIRAIを4千台ほどを

生産したが3千台は輸出向け。

23年も、生産台数はほぼ同じレベルだが、

国内向けは500台に満たない。

水素ステーションも180ヶ所程度で実用化には

程遠い状態にある。

普及しない原因は、高価格に加えインフラが

進まないから、富裕層の趣味の域の留まる。

水素を燃料とする水素自動車には、2種類あり

エンジン内でガソリンの代わりに水素を爆発

燃焼させて走る[水素エンジン車]。

もう一つは、空気中の酸素と車に積んだ水素を

結合させて発電し、モーターを回す水素燃料

電池車(FCV)で、MIRAIはこのタイプ。

日本政府は24年2月、水素社会促進法案と

CCS(CO2回収・貯留)事業法案を制定。

この法案によって、水素の供給・利用の促進を

図るが、高温ガス炉での水素製造に成功は

したが実用化、水素の安価な市場供給は

数年以上先の話で、水素社会は未だ夢の社会。

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