大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 銀行融資15年ぶりの低下 利ザヤも低下

2024年09月12日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





中国人民銀行(中央銀行)は、8月の最優遇貸出

金利(LPR)を据え置いた。

期間1年のLPRは、年3.35%で住宅ローン金利の

目安となる期間5年超は年3・85%。

いずれも7月に0・1%引き下げたものの、

不動産不況などで内需不足が長期化し、企業や

家計の資金需要は低迷したまま。

7月の人民元建て新規融資の返済分を差引いた

純増額は前年同月比25%減と2009年10月以来の

低水準を記録した。

特に、住宅ローンや設備投資などの長期間の

融資は3割減と、個人や企業は低利の資金を

借りて返済に充てる借換えはしても、将来に

向けた投資需要はぱったりと止まってしまった。

いくら金利を下げても、お金を借りてくれない。

政府は、景気回復のために、商業銀行に対して

貸し付けを増やせと圧力をかけても動かない。

末端の経済活動が、冬籠りをしている状態に。

この影響で、2023年12月末時点の商業銀行

全体の利ざやは、1・69%だったのが、

半年後には1・54%へと落ち込んだ。

中国の銀行利ざやは、1・80%がレッドライン

だとされているので、非常事態に陥っている。

このまま行けば、今年末に利ザヤが1・39%まで

減るだろうと予測されており、銀行の倒産

危険度がさらに増し、倒産が現実化する。

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