日本時間の15日午後1時10分ごろ、南太平洋の
トンガ島北方約65Kmの火山島フンガトンガ・
フンガハアパイで大噴火が発生。
衛星の観測では、噴煙は2万mにも達した。
この噴火に伴う津波が、15日深夜から16日
未明にかけて、鹿児島県奄美大島で120m、
岩手県の久慈港で110cm、その他太平洋側の
沿岸部では30cm~90cm程度の高さで
観測され、高知県では多くの漁船に被害が出た。
津波は、太平洋沿岸の各地を襲い、米西海岸の
カリフォルニア州中部の海岸で約130cm、
アラスカ州南部で約100cmを記録した。
人口がおよそ10万5000人のトンガ島では、
通信が途絶し、全島が降灰被害に遭った。
島民は、津波警報や避難命令により、島の
高台へ避難、首都のヌクアロファにある王宮
から、国王ツポウ6世も警察や軍の先導で、
別荘へ避難する事態になった。
トンガ中部に浮かぶ緑が生い茂る島のヌク島と
タウ島は、噴火後に津波に襲われたのか、
衛星画像から姿を消した。
フンガトンガ・フンガハーパイ火山の噴火
活動は、過去の記録から、今後、数週間から
数ヶ月続き、今回のような大規模の噴火が
繰り返される可能性もあるとされる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなしです。
健康と安心のメタボへの備えは?