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2016年10月から、中国で胃腸障害や重度の
下痢、嘔吐症状を持つ子豚の群れが見つかった。
集団発症の原因は、[豚急性下痢症候群コロナ
ウイルス(SADS‐CoV)]であることが判明した。
SADS‐CoVは、コウモリを由来としてブタに
経口感染する子ブタにとって非常に致命的な
ウイルスで、感染した子豚の90%は5日以内に
死亡するという。
研究者は、SADS-CoVウイルスの複製をヒトの
サンプル細胞に感染させ、ウイルスの伝播、
増殖(複製)などを検証した。
その結果、SADS-CoVが肺と腸の両方に由来
する初代ヒト細胞で、効率的に複製される
こと判明したが、このことは豚からヒトへ
感染する可能性を備えていることを示す。
SADS‐CoVは、現在、世界的パンデミックを
引起こした[新型コロナウイルス(COVID-19)]と
同じファミリーに属している。
そのため、SADS‐CoVがヒトに感染すれば、
COVID-19と同様に呼吸器症状を発症する
可能性があることに。
この研究は、米国の大学の疫学者や免疫学者、
微生物学者らの14人からなるチームによって
行われ、研究者たちは豚コロナウイルスは
流行が拡大する可能性があるため、中国の
養豚業界は細心の注意を払うべきだと警告。
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