大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

ドイツ 不足する電力は仏の原発に依存

2022年01月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



日本の総理は、COP26で2030年までに温室

効果ガスを46%削減すると公約。

公約実現に備えて、再生可能エネルギー対策に

力を入れ出したが、今では太陽光にしろ洋上

風力にしろ世界では後進国。

韓国のように、脱原発を唱えたが電力供給の

台所は火の車では、経済活動にも影響が大きい。

ドイツのメルケル首相は、2011年に日本の

原発事故の教訓から、国内の原発の段階的

廃止に踏み切り、また、脱炭素の方針に基づ

いて、再生可能エネルギーを主軸に転換。

脱炭素を目指すEUでは、ドイツは主導権を

握って入るものの、現実は生易しくなはい。

脱原発を目指してまっしぐら、2022年末には

全ての原発が止まる。

2021年6月末現在で、ドイツのエネルギー源の

最大のものは石炭火力で21%を占める。

2021年11月には、新しく誕生した連立政権は、

石炭火力発電を2030年までに段階的廃止を

決定し、また同年までに国内総電力需要の

80%を再生可能エネルギー発電で賄うと決定。

安価で、安定的に電力が得られる原発の

置き換えが、再生可能エネルギー源へと進むに

従い、電力料金はうなぎ上りなり、供給が

不安定化する事態に見舞われている。

太陽光が届かず、風が止まるとたちまち、

ブラックアウトの危機に直面する。

このため、ドイツは非常事態に備えて、不足

する電力を隣国のフランスで原発により発電

した電力の供給を受ける状態が続いている。

現在、21%のウェイトを占める石炭火力に

よる供給が減少するに従い、フランスからの

支援に頼る機会の増加は避けられない。

脱原発、脱石炭火力を叫ぶのは良いが、安定

した電力の供給の可能性を見極めてからのこと。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?
<t/font>